キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

京橋にせんべろハシゴ

こんなに残業に追われたのは、何年ぶりか。
という、「たまに残業が混むと忙しいアピール」もそこそこに、先週金曜日は少し早めに会社を抜け出し、夜の街へ。
何だかもう、飲みたい気分だったのだ。

たまには立ち飲み屋に寄ろうと、向かった先は京橋。
本命のお店にいきなり行くのも何だかなぁ、ということで、以前行って衝撃を受けた「せんべろ街道」へ。
おるわおるわ、週末ということもあり、どこも人でびっしり!

前回行った「山ちゃん」は、もう人が店の外にはみ出さんくらいになっている。
さすがにこれでは、一品出てくるのにどれだけ待たされることか。
やはり立ち飲みは、料理が出るまでのスピード感も必要だろう。

ということで、しばらく街道をさまよう。
そこで1軒、人がそんなにいなくて、ビールの安い店を発見。
「奥どうぞ」と通されるも、奥へ行こうとすると他の店員が「手前(玄関先)どうぞ」と、ちぐはぐな案内をされる。
はじめてのお店では、こういったミスがもう、客の心を遠ざけることは知らないのか。

さらにビックリするべきは、僕のすぐ隣で、店員さんがまかないを食べている。
いやいや、客いっぱいおるやん?
お客さんみんな立ってんのに、あんただけ椅子?
てゆうか、客席でまかない食う?

こうなっては、もう楽しいどころではない。
が、すでに食べ物を3品注文したため、出るに出られない。
名物である近江牛の「上ロース」は、ちょっと焼きすぎで、値段ほどおいしくはない。
唯一褒めるべきは、ホルモンを使った土手焼きが、ビックリするほどうまかったくらいか。

ちょっとネガティブな感想ばかりなので、店名は伏せます。
もう、二度とこの店には来ないだろう。


そして口直しに、昔かなりひんぱんにかよったお店へ。
ここは何といっても、土手焼き好きな僕が「日本一うまい!」と豪語できるお店。

が、しかし!
土手焼きの煮込みが、浅い!
よくよく見ると、土手焼きを鍋で暖めているではないか。

土手焼きといえば、四角くて浅い鍋状のもので、ひたすらグツグツ煮るものやろ。
そこの手間を惜しんだらイカンでしょ。
というか、名物のクオリティを落としたらイカンでしょ。

ちょっとネガティブな感想ばかりなので、店名は伏せます。
ここも、二度と来ないだろう。


そんなこんなで、まさかのハズレ2連発を喰らってしまったわけである。
ただ、2軒めで隣におったオネェさんと話できたことが、楽しかったくらいか。
旅行好きということだったので、久しぶりにユースホステルで旅人が話すノリを味わえた。

声かけるのに1時間かかったこと、別れ際に連絡先も何も聞かなかったことあたりが、これまた自分の男性として足りない部分が露呈して後味が悪い。
ほんま、お店とかけなせるご身分ではないね。