もはやお約束すぎて言うのも恥ずかしいのだが、金曜に歩いた体の疲労が日曜になってのしかかってきた。
脚が痛い。
さて、前回の日記で書き漏れたことを書きたいと思う。
お遍路話というか、お遍路後のアフター話である。
奈良の王寺駅に移動してからのアレコレ。
【さくら湯】
個人的にお遍路後の定番にしている、銭湯。
駅から数分の好立地にあるというのがうれしい。
全体的にややこぢんまりとした印象で、湯船は左手前から通常湯とぬるめの湯、正面にジェットバスと比較的シンプル。
サウナがないため、水風呂もなし。
なのであまり長湯もできず、1時間ほどで切り上げた。
風呂上がりに水素くさくないのはありがたい、おそらくそれだけ水がいいのだろう。
【西作酒店】
風呂上がりは、まさかの角打ち。
これも銭湯から数分で、銭湯上がりに絶対行けと言わんばかりの好立地。
自動ドアを開けて右手に飲み物の棚、左にカウンターが並んでいて、さらに奥にテーブルもある。
飲み物は基本的に、自分で棚から取ってくるという角打ちならではのスタイルだ。
フードメニューは手書きで20店ほどで、缶詰や駄菓子なども注文できて、硬派ともいえる角打ちスタイル。
それでいて接客は抜群によく、ものすごく笑顔で応対いただける。
また時おり常連さんとも話ができ、それもすべて店員さんの人柄が縁を結んでくれるものだろう。
大瓶2本とおでん3品、チヂミを2枚いただいて、1,450円は安い！
【立呑み ビアカウンター ちょこっと王寺駅前店】
すっかりできあがりつつ、どうせ王寺で飲み歩くことはないだろうから、もう1軒立ち飲みへ。
駅前すぐにあるお店は昼飲みもしているとのことで、実は駅に降りたときから目をつけていた。
1,000円のちょい飲みセットはおかずが豊富で、特にからあげが独特のスパイス効いてうまい！
それよりここのお店は、ビールにこだわっているお店。
生ビールのサーバだが、通常あまり使わない空冷式を使っている。
詳細は割愛するが、鮮度を保てたり、設定によってマイナス温度をビールを入れたりできるそうな。
そして生ビールも、珍しいものが2つ。
1つは「あわくろ」。
通常のビールに、黒ビールの泡を乗せるというもの。
黄色い液体に上から黒い色がジワーっと落ちてくる。
飲み口と匂いが黒でありつつ、普通のビールが飛び込んでくるというのが不思議。
もう1つは「ハーフ＆ハーフ」。
黄色と黒を半分ずつ入れるというのは周知のとおりだが、何とわざわざ液体を分離させているのだ。
はじめは普通に黄色の味だが、半分くらいから徐々に黒の味が攻めてきて濃くなるという、味の変化が面白い。
そんなこんなで、がっつり王寺を堪能できた。
「どうせ王寺で飲み歩くことはないだろう」と前述したが、これはまた来るのもアリだと本気で思っている。
