キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

聖地下見

昨日のつづき。


急いで下山する理由は、その後に予定があったため。
あつし君から、物件の下見をするのでよかったらいっしょにどうかと打診されていたのだ。
物件というのは、夜な夜な合法的にたき火をするフィールドのこと。


本来なら下山後キックボードで家に帰り、そこから現地近くへ向かおうと思っていた。
が、時間的にどうしても難しいので、下山口近くまで来てもらって車で向かうことにした。


午後3時過ぎに合流し、そこから車で移動して不動産屋の車に乗って移動。
移動中のあつし君と不動産屋の会話は、相変わらず専門用語が飛び交う。
専門用語といってもITのように横文字ではないため、まったくわからないというわけではない。
ただ、物件1つに対してこんなにも確認するべき項目があるのかということが勉強になる。
シロウトが何も知識つけず不動産投資しても、まあ失敗するだろうなあということを感じる。


現場は地元で、天野川という川沿いの物件。
国道沿いだが、磐船街道といって大阪から奈良に抜ける山道の途中にある。


道からは、細く急勾配の道が伸び、その先に竹の生い茂った土地がある。
建物も数軒あり、いずれも手作り感満載で、なかなか荒廃が進んでいる。
かなり長い間、手入れされていなかった様子である。


川沿いだし、国道からは見えない場所にあって、穴場感はすごい。
家屋も電気は通っているので便利だし、改装次第ではいろんな楽しみ方も考えられる。


ただ、この場所と国道の間に、別の一軒家が建っていて人が住んでいる。
これがあっては、夜中がっつりたき火を楽しむことはできない。
また、入り口が本当に狭い場所なので、車やバイクで入ることができない。


う~む、惜しい。
でも、こんな物件もあるんだなあということを知れたのは、いい経験となった。