キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

丹波黒枝豆ソロドライブ

はじめて行ったのは、いつごろだったろうか?
自分の中で、10月下旬の恒例行事になってしまっている。
それが、丹波に黒枝豆を買いに行くというものだ。


そこまでコンスタンスに毎年、とはいかないが、極力行くようにはしている。
今年も、「よっしゃ黒枝豆行こっ」となったのは、昨夜の就寝10分前である。

 


午前9時半に出発し、国道1号線から9号線へまわるルートを通る。
スマホのナビを頼りに走っていたわけだが、この道で行くのはおそらくはじめて。
まぁ途中からはおなじみのルートにはなるのだが、それでも新鮮な気分だった。


丹波篠山につくや、あいかわらず道路の両端に黒枝豆の露店が続く。
今年はコロナの影響でどうなるかな、と心配はしていたが、蜜になるわけでもないし、露店を出さないと大量に在庫が出るだろうし。


ちなみに今年の相場は1,000円。
ついに大台に乗った。
去年は900円で「高いな」と思っていたところなのに。

 


川北交差点から進路を北へ。
去年はこのすぐ先の畑に寄ったのだが・・・あれ?
畑はあるが、去年のようなテントが出ていない。
いったん通り過ぎてから、近くのコンビニで昼食をとり、道を折り返す。
よくよく観察すると、向かいの畑でテントが出ている。


畑に車を停めて受け付けをすると、どうやら去年と同じ農園さんらしい。
受け付けをしてくれたおじさんが、何とも愛嬌よくインパクトがあり、明確に顔を覚えている。
聞くと、黒枝豆は連作ができないので、毎年栽培する畑を買えているとのことだ。


ここからは、畑仕事。
販売しているものを買うのではなく、自分で畑に入ってでっかいハサミで株ごと切り、そこから黒枝豆を摘んでいく。


ああ、癒やされる。
単純作業の繰り返しで、意外に時間がかかる。
それでも、地の匂いを感じながら、急ぐでもなく自分のペースでいそしむと、無心になれる。


そんなこんなで、計5株を摘んだ。
けっこうな量であるが、まわりでは10株くらいやっているのがザラである。
ただし、ひとりで来ている人は皆無だったが。


なお値段は、1株で500円。
まわりの相場の半額である。
ほとんどの人が露店で買っているので、この畑で摘むスタイルは本当に穴場である。
なので本当はこのブログでさえ、あまり紹介したくないのだが。

 

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帰りもナビ任せで、往路とは違ったルートを通る。
途中どこか寄り道しようかな、とも思ったが特に寄りたいスポットもない。
温泉は2箇所ほどあったので、準備してきて行けばよかったなぁ、というのは反省である。

 


そんなわけで、大粒のおいしい黒枝豆は我が家にたくさんあります。
欲しい方は取りにきてくださいませ♪
すぐなくなるので、お早めに!