あこがれの新開地でジワジワとレトロ感を味わいつつある、つづき。
「ミナエン商店街」を出て、もともと行く予定だった「みなとがわ商店街」。
ここの商店街は左右にビルがあり、左は「パークタウン」、右はダイエーを含む「湊川商店街」。
いずれのビルも気になるところだが、いったん中には入らず通り過ぎる。
ここも昭和末期ごろの雰囲気を残しつつ、やはりきれいで明るい印象がある。
商店街を出てすぐ左にある「ふれあい通り」を進む。
ここは八百屋や魚屋など、食料品に特化したお店が並ぶ。
お店は右手にずらっと並び、左手は工事中で壁に覆われている。
実はここは「ミナイチ」というレトロショッピングセンターがあるのだが、残念ながら2019年3月に解体されたそうだ。
「ふれあい通り」を奥まで進むと、右手に「東山商店街」が通る。
ここは道が狭いうえ、人通りが多い。
そしてほとんどのお店が開店していて、ものすごく活気がある。
すごい!
レトロというよりもう、日本にこんな活気のある商店街が、駅から離れた場所に存在しているということに感動。
お店の種類も衣料や仏具などバラエティ豊かだが、やはり食料品が多め。
また、買ったものをその場でいただけるお店もある。
その中で、ひときわ目をひいたのが、1杯50円のジュースが置いているお店。
大きな円柱のガラスの入れ物にジュースが入っており、注文するとひしゃくでコップにすくって提供してくれる。
試しにレモンジュースを注文してみたが、酸味も抑えめでほどよい甘みがあり、うまい!
しかも上に浮いた氷がシャーベット状になっており、暑い時期にはたまらない。
アーケードを抜けた先には、「新湊川商店街」のアーチ看板がある。
えっまだあんの、しかも「新」?
しかし期待とはうらはらに、商店はまばらでむしろ住宅地という印象でしかない。
しいて言えば、奥の方にある「天然温泉 芦原温泉」が、独特の配色でワクワクするいでたちでたたずんでいる。
残念ながら、開店時間より早めに到着したので入ることはできなかった。
「東山商店街」の出口へ戻ると、すぐ隣に「マルシン」という建物内の商店街がある。
ここも食料品店が多く連ねる。
天井から吊られたポスターにはスタンプラリーの案内なんかもあり、古いながらもまだまだ元気な商店会であることがうかがえる。
いやぁもう、これだけ商店街をまわってお腹いっぱい。
と言いたいところだが、午後1時を過ぎて、物理的には空腹感を覚えている。
そうなると向かう場所といえば、まぁ・・・
つづく。