キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

新開地レトロ商店街ツアー ~その1~

4連休の3日目、朝から雨が降っていたので、家にいようと思っていた。
しかし小雨になっていたことと、残り2日をダラダラ家で過ごすのは耐えられないということがあり、思い切って外出することに。


向かった先は、兵庫県は神戸にある新開地というスポット。
なかなかディープな場所だ、ということを以前から耳にしていたので、ずっと行きたかった場所である。

 


心を踊らせながら新開地駅の3番出口を出ると、目の前に大きなアーケード「新開地商店街」がある。
駅からアーケードから、寄席の「喜楽館」の看板やら提灯が目立つ。
それはレトロなんだが、商店街自体は人通りが多くきれいで、期待したレトロ感がない。

f:id:kickboy:20200726235828j:plain

f:id:kickboy:20200726235831j:plain


しいて言うなら、やたら古いレコードジャケットや古書をガラス窓いっぱいに展示している、古書店が唯一味を出していたくらい。
あと、やたらとパチンコ屋が多いことが印象的。

 

f:id:kickboy:20200726235833j:plain

f:id:kickboy:20200726235853j:plain

f:id:kickboy:20200726235903j:plain


そうこうしているうちに、アーケードを抜けて湊川公園へたどり着く。
あれっ、こんなもん?
やや肩透かしを感じながら、広くきれいな公園を歩く。
ちょっと期待が大きすぎたかも知れない。

 


公園の右手前方に、別の商店街が見えたので向かう。
するとその途中、公園の高架となった部分に「ミナエン商店街」という入口が見える。
入口すぐには「パルシネマしんこうえん」というレトロな映画館があり、ようやく心が躍る。

f:id:kickboy:20200726235919j:plain


奥へ進むと、昼から看板の明かりを照らしたスナックが軒を連ねる。
しかも多くのお店が、会員制。
そうそう、こういう昭和感を期待していたのだ。

f:id:kickboy:20200726235930j:plain


ちなみにここは「ミナエンタウン」という呼称もあり、2階・1階・地下1階と立体的な構造になっている。
いずれの階もやはりスナックが多い。
1軒あった雀荘が、やたら昭和チックで、いわゆる「昭和ガラス」と呼ばれるガラスで覆われた引き戸が実に印象的である。

 

f:id:kickboy:20200726235942j:plain

f:id:kickboy:20200726235945j:plain


つづく。