わずか100mの商店街にがっつりレトロを堪能した、つづき。
「銀座商店街」に入ってすぐ左手に分岐しているアーケード、「西天商店会」を進む。
朝が早いということも少しあるとは思うが、それにしてもシャッターが多い。
あと妙に薄暗いことが気になる。
少し歩くと明るくなり、アーケードが二股にわかれる。
まずは左、「中央通商店会」に進む。
相変わらずシャッターは多いものの、先ほどよりは明るい。
ここはまた輪をかけて昭和が残っており、木製の古い陳列棚なんかがあちこちのお店に放置されており、実にいい味を出している。
道の右手にちょろっとアーケードが延びている箇所がいくつかあるのだが、屋根がボロボロでもはや廃墟のような様相である。
奥のちょっと手前に、建物の1階をすり抜ける細い道があるのだが、その左右に飲食店の看板が残っている。
営業しているかどうかは定かではないが、少なくとも蛍光灯が元気に光っているあたり、活用されているのだろう。
おそらく地元の常連さんしか集まっていないスナックなんだろうけれど、こういうお店に何とか入ってみたく感じる。
そんな勇気はないけれど。
商店街を戻り、先ほどの分岐の右へ。
「南本通商店街」は比較的短く、すでにレトロでおなかいっぱいになってしまったので、素直に楽しめない。
そんなこんなで、連結した4つの商店街を堪能。
いつもと違って、角打ちや昼から飲めるお店がなかったり、銭湯がなかったりというのは残念だが、レトロ感は十分だったので満足である。
ごめん、もうちょいつづく。