苦手なものの1つや2つ、誰しも持っているはずである。
僕に至っては、両手両足の指を使っても、とうてい足りることないくらい。
その中の1つをつい先ほど終わらせて、ひと息ついている。
電話。
もちろん、通話のことである。
いちばん苦手なのは、当然見ず知らずの人に話しかけること。
お店の予約とか問い合わせとか、そういったたぐい。
そう、特にお店の予約が苦手というのは、致命傷。
だって今、月に2回は飲み会の幹事をしているからである。
忙しい時間を限りなく外し、話す内容を何度も頭でくり返し、番号を何度も確認し、まわりの騒音がないことを確認して、ようやくダイヤル。
コールがはじまる前に、思わず切って仕切りなおすことも、しばしば。
飲み会の会場は実際に足を運ぶことが好きなのだが、もしかしたら電話がイヤだからなのかも知れない。
あともう1つ苦手なのが、長電話。
もちろん長電話ということは、友達など知り合いと、ということになる。
面と向かって話し合うのと、話す内容はそう変わるものでないのに、何でだろう？
5分もすれば、軽く切りたくなってしまう。
残念ながら、相手が彼女であったとしても、やはり切りたくなってしまう。
今おらんけど。
昔はそうでもなかったのに、何でだろう？
かといって、メールのたぐいが好きかといえば、長文メールや往復のはげしいメールが苦手だったり。
日記のように、一方的に文章書くぶんには、苦はないのだが。
ううむ、書きながら気がついたが、どうもコミュニケーション能力が弱まっている気がする。
もともと弱いけど、それが身内に対してまで、にじみ出てきているのでは？
などと書いていると、昨日決めたての「今年の目標」も、そっちにシフトすべきでは？と思ってしまう。
けどまぁ、目標などコロコロと返るものではないだろう。
弱点を見つけるつど変えていては、焦点が定まらなくなってしまう。
電話による「一期一会」も、大切にしていこう！
