キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ヒゴノモ通信2012.01

人数なんて、どうでもいい。
集まれる仲間がいればいい。

ということを表面的に思いつつも、やはり返答がとぼしければ、まるで自分が否定されているかのような気持ちになる。
飲み会の幹事の宿命、だろうか。
ただの気にしすぎ、だろうか。


肥後橋で飲もう!」2012年度の、新年会。
参加者は、コミュニティが本稼働してから毎回集まる、たろさん、まきさん、僕の3名。
よくよく考えれば、こうしていつも集まれるメンバーがいるだけで、じゅうぶん贅沢なものである。

お店は、漁場酒場「海勇丸」という、お魚主体の居酒屋である。
このお店を決めた理由は、やや不純ながら、生ビールが350円と割安だったから。
生ビールを安くして、お客さんを呼ぶお店というのは、よくある。
しかしここは、焼酎も300円台から出しているし、全般的に安い!

筆で書かれたメニューは、酔い始めると読めなくなるのではと心配するほど達筆。
期待どおり、メニューはお魚が主体。
驚くべきは、いずれもドリンクメニュー同様、安いということ。

お造りの5種盛りが880円だなんて、チェーン店でもありえないことだろう。
もちろん、ちゃんと3切ずつ盛られて出てくる。
味は、少なくとも大阪のスーパーでは買うことができないほど、新鮮。

煮付けも揚げものも、いずれも「うまい!」と思えるものだらけ。
18:30開始から4時間半、けっこうひっきりなしに食べて飲んだにもかかわらず、1人5,000円という会計には、本当に驚いた。
なんぼなんでも、安すぎやろ!


会話も、けっこうひっきりなしに続く。
お正月に何をしていたかというジャブから始まり、ちょっとおめでたい話などもありつつ、ひとりぐらしの話とか、もろもろ。
毎月会う仲間であっても、これだれ会話のバリエーションというものがあるものか。

会話を楽しみつつ、先日決めたばかりの「一期一会」という言葉は、何度も頭をよぎった。
今のこの雰囲気を、最大限に楽しまなくては!
序盤から飲んだ日本酒が効いて、がっつり眠たくなった脳みそを何度もたたき起こした。


最後は、僕の「空いた一升瓶あればください!」というわがままに対応してくれ、「傘パクられた!」という事実に対して傘をゆずってくれた、お店のご主人に感謝!
そして、いっしょに飲んでくれだお二人にも感謝!

人数が集まらないネガティブさなんて、どうでもいい。
毎月肥後橋で集まることは、それこそ本当に誰も集まらなくなるまでやり続けたいと、心に誓った。