キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

なかなか中崎町 ~その1~

先日日記で書いたとおりの悶々を晴らすべく、金曜はあつし君に声をかけ、飲みに行くことに。
場所は以前に「行ったみたい」とあげていた、中崎町
たまたま昼間に、ひとりで通り過ぎたことはあった程度の町である。


合流するや、まずは住宅地を散策。
住宅地といっても、その途中途中にオシャレなカフェやら美容院やら小物商が点在する。
梅田という大阪の都心部のすぐ近くに昔ながらの住宅地が残るのもシュールだが、そこにお店がぽつぽつあるというのもまたシュールである。


残念ながら、飲み屋さんは少ない。
たまに見つけても諸外国の料理やさんとかで、どうもココジャナイ感を覚えて入りづらい。


住宅地は諦め、いったん駅近くに戻って散策。
気になるお店はあるが、大衆酒屋っぽいのにまさかの「会員制」だったりし、ただならぬ町の雰囲気を感じる。
ここでもなかなか、これといったひらめきもない。

 


で、ようやくたどり着いたのは、あつし君が事前に調べておいてくれた「とり焼肉 とり軍」。
焼肉屋の雰囲気でいながら、メニューはひたすら鶏が並ぶ。


鶏肉の刺身があるのが、個人的にはありがたい。
また、鶏肉も親鳥と若鶏の2種類があり、それぞれに部位が用意されていたり。
いずれも、めちゃくちゃうまい!
牛肉のような脂っこさがないので、中年の腹にはちょうどよい。


強いて言うなら、店員の説明が不足しまくり。
例えばお造りの盛り合わせ用のタレは3種類あるのだが、どれが何で、どの肉にどのタレをつければいいのか。
焼き用の肉も盛り合わせなのだが、何肉なのかとか、どのくらい焼けばいいのかとか。
もちろん、そこに目くじらを立てるほどではないんやけど。


あっ、そういえば今回ほとんど写真撮ってないや。
つづく。

アンチ・マイナンバー

すでに住基ネットという大失敗を犯し、導入前から多くの国民からの猛反対を押しのけてまで導入された、マイナンバー。
導入後は案の定グダグダ、国民の期待を忠実に応える結果となった。
それでも失敗を認めず、運用面の見直しもしないまま、マイナンバーカードの普及だけに躍起となっている。


そんなもの、絶対に持つか!

 


と思っていたマイナンバーカード、先週入手した。
目的は言わずもがな、5,000円還元である。
5,000円ぽっちで自分の信念を売るのか?
いやいや、信念と金は別モノ。
トータルで1時間もかからない手間で5,000円入手できるのだ。
時給5,000円の単発バイト、やらない手はないでしょう。

 


もしかしたら今からマイナンバーカードを作成する予定の方のために、ざっくり手順を書いておく。

 


(1)申請
申請はスマホで、驚くほどかんたんにできる。
写真がスマホの自撮りでOK!というゆるさが、実にありがたい。
数分で済むので、申請に見えないハードルを心配している人は、すぐ取っ払ってまずは行動しよう。
何といっても、申し込みはタダやから!


(2)待機
申請後は、とにかく待たされる!
1か月は余裕で待ったかな?
今は各電子マネー会社がキャンペーンをうたっているので、申し込みが殺到してもっと待たされるかも知れない。
とにかく気長に待とう。


(3)受取
完全に忘れたころ、「カードできたよ」という案内が来る。
それを持参して、役所に行こう。
自治体にもよるかもだが、うちの自治体は休日でも月に何度か受け付けをしており、その日程もちゃんと案内される。
受け取り時にパスワードやら暗証番号の登録が必要だが、事前に決めておくとよりスムーズだ。
朝イチで行くと、待ち時間もなくすぐに受け取ることができる。

 


まだ申請されていない方、ぜひとも軽作業で5,000円を入手しよう!
そしてその浮いたお金で、いっしょに飲みに行こう!

プッチプチツーリング in 京都 ~宇治とリサイクル編~

ダムは堪能できないものの、バイクに乗ること自体に喜びを感じた、つづき。

 


天ヶ瀬ダムを後にして少し入ると、宇治の繁華街にさしかかる。
実はここに、以前から行きたかったお店があるのだ。
その名も「222(トリプルツー)」。


関西の人なら、一度はテレビで見たことがあるのではないだろうか?
店内にはいわゆる「わけあり商品」が並び、しかも全商品が値札の半額なのだ。
例えばコーヒーのエスプレッソマシン、おまけのポーションが賞味期限切れというだけで破格で販売されていたりする。


胸を躍らせて入店すると、あるわあるわ、食料品から家具、家電、生活雑貨など、幅広いジャンルの商品が点在している。
食料品はトマトジュースが1缶30円とか激安なのだが、よくよく見ると賞味期限切れ。
それ以外にも、食料品は賞味期限切れコーナーがあり、かなり格安で販売されている。


で、テレビでは必ず紹介されるエスプレッソマシンも鎮座。
家電で言えば液晶テレビが500円と狂気のような値段なのだが、観察していると店員さんが来て「液晶バッキバキなんで部品取り用です」と教えてくれて肩を落とす。


それからも店内の商品をくまなく見るのだが、何かいまひとつ欲しいものがない。
訳あり商品」というくくりだからなのか、商品の種類は多いものの、自分の生活と直結するものが少ないような感じ。
これならむしろ、リサイクルショップのほうが中古であっても欲しいものが見つかりやすい。


※あくまで個人の感想で、人によっては必要なものが破格であるかも知れません。

 

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反動だろうか、その後は家に向かう途中のリサイクルショップやハードオフブックオフをはしごしてしまった。
まぁ、いずれにおいても何も買わなかったので、もしかしたら「ついで買い」ができないほど手元に必要なものが備わっているか、物欲がないのだろう。

 


軽~くバイクで散歩くらいに考えていたが、店舗散策の時間もあるけど正味7時間のツーリングとなった。
意味なく悶々としていた気持ちが、少し晴れた気がする。
やはり景色を変えるってことは大切だなぁ、と痛感した。
バイクも車もあるんだし、予定のない週末はもっと積極的に外出せなアカンなあ。

プッチプチツーリング in 京都 ~天ヶ瀬ダム界隈編~

シュールなラーメン屋に度肝を抜いた、つづき。

 


国道370号線を信楽方面へ走り、途中で県道62号を曲がって天ヶ瀬ダム方面へ。
ここからは川沿いの道になり、車は少なく道もクネクネとしており、快適!
ライダーのために作った?とすら思ってしまう。


途中で川に下れる道がある。
車止めがあるのだが、バイクなら通れたので進むと、ちょっとした広場があり川にも下れる。
これはキャンプにはいいロケーションかも。
と思ったが、ひっきりなしに釣り人がやって来るし、「友釣り専用区」といった看板もあり、どうやら釣り人の聖域のようだ。

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そこから天ヶ瀬ダム方面へ向かおうとするが、まっすぐ行くと面白くないので、道を一本変えて走る。
ますます車通りが減って本当に快適!
であるが、気がつけば天ヶ瀬ダムとはまったく正反対の道を走っていることに気づく。


まっすぐ引き返すのもしゃくなので、あえて細いまわり道を選んで走る。
ひたすら続く山道を抜けると、突然集落があらわれる。
こういう集落ってステキだなと思うと同時に、やや不気味さも感じる。
特に最近のコロナもあるし、「こんなところに部外者が来るな!」と怒られないかな、といった心配をしてしまうのだ。

 


集落近くに見晴らしのよい場所があったので、ひと休憩。
再出発後は再び細い道を走り、山中に突然現れる何かの遺構に興奮する。

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といったことを経て、ようやく目的の天ヶ瀬ダムへとたどり着く。
ダムの正面は道路からしか見ることができず、近くへ行くための道は工事中で立ち入ることができない。
いちばんの目的地だったのに、堪能できずに残念である。

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もうちょっと、つづく。

 


※あとで調べたら、山手のほうに行けば展望台と公園があるそうな。
 また再訪したい。

プッチプチツーリング in 京都 ~ディープ麺屋編~

昨日の日記にもあるとおり、最近は環境の変化のなさを憂いている。
そうだ、まずは景色を変えよう!
自室と居間の往復ではなく、とにかく外に出なくては。


天気もよかったので、昼からバイクで走り出した。
あまり遠すぎず近すぎずということで、行き先は宇治にある「天ヶ瀬ダム」に設定。
で、正午ごろ出発したので、昼食も事前にいくつか候補をあげて、キマグレにどこか入ろうかと。


家から外に出た瞬間は暑さに参ったが、先週とかのピーク時よりはいくつかマシだった。
しかも山手のほうを走ると、風に涼しさを感じられるように。
猛暑が収まったことに喜びを感じつつ、まったくレジャーを楽しめず夏が終わる悲壮感を噛みしめる。

 


出発して45分、国道からやや離れた山城という場所にある「梅本商店」へ寄ることにした。
って、これ店?
農業小屋のような建物の庭には雑多に農具などが散乱している。
しかし看板には手書きで「猪ラーメン」とあるので、まぁ間違いはないようだ。

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入店前にたまたまお店の人が表にいたので、バイクの駐輪場所を教えてもらう。
それがなければ、このお店とは思えないお店に入るには、相当な勇気がいった。

 


いざ入るや、さらに愕然。
中にテーブルが2つあるのだが、そのまわりには農具やら何やら雑多に荷物が置かれている。
しかもテーブルの上には、さまざまな調味料が、これまた雑多にある。


店舗であると認識できる唯一の手がかりは、壁に貼られたメニュー。
表の看板にもあった猪ラーメンをはじめ、ぼたん鍋やら鹿しゃぶ、狸スープにラスカル鍋など、ジビエ肉のオンパレードだ。
驚くべきは値段で、猪ラーメンがたったの450円である。
そうなると、量やら質が心配になる。

 

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さて、少し待って猪ラーメンが到着。
すごい、麺がほとんど見えないくらい、猪肉が入れられている。
そして量にもビックリで、大盛りを頼んだのだが麺が丼のほとんどを占めている。
「普通のお店だと1玉100gちょっとやけど、それ400g入ってるからなぁ」と、店長さんが気さくに笑って教えてくれる。
もっと早く言って・・・

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麺とスープは、ごめんなさい正直あまりうまいとはいえない。
しかし猪肉がすべての味をフォローしてくれる。
ひと口めに若干の臭みを感じたものの、ふた口めからはなくなる。
しっかりした歯ごたえに独特の旨味が、咀嚼(そしゃく)するごとに口に広がる。
いかんせん夏は猪肉の旬ではないせいか、はじめて猪肉を食べたときほどの感動はないものの、トータルで大盛り600円というのを考えると、割安すぎる!

 


少し前述したが、店主がとにかく気さくなのもいい。
はじめは常連さんとずっと話していたが、ちょいちょい僕をはじめ他の人にも話しかけてくれる。
ぜひとも再訪して、今度は店主さんとゆっくり話がしたい。
次はチャーハンにしよう。

 


つづく。

コロナ鬱(うつ)?

「コロナ鬱(うつ)」なんて言葉も生まれるほど、コロナによる生活の変化は誰しも体験していることだろう。
当然僕もそうなのだが、自粛の時期は意外にも楽しめていた。
意識的に鬱(うつ)にならないよう、Webサイトを作ろうとか部屋の片付けをしようとか、目的を作っていたためかも知れない。


しかし最近、どうも調子が悪い。
自粛期間ほど自粛が強く求められてはいないのだが、どうしても人を飲みに誘いにくい。
それ以外の遊びもしかり。
そんなに友達は多い方ではないと思いつつ、コロナ前は何だかんだで月に2回くらいは誰かしらと飲んでいたはずなのに。
そんなこんなで、人との接触がないことが大きな要因なのだと思う。


で、それなら家で何かしら目的を持って作業すればとなるのだが、そこの気力もイマイチ。
いつもなら、まずは夏休み中のキックボード旅の日記をまとめる作業に入るのだが。
おそらくであるが、自室で机に座るという時間が春先からずっと続いているので、そこに飽きてしまっているのかも知れない。
とにかく外出したい!

 


とまぁ、自己分析も兼ねて現状を書き連ねてみたわけだが。
とりあえず飲みに行く件については、断られることを覚悟の上でも、誘うことはしてもいいのではないだろうか。
日記まとめなどPCでの作業については、ノートPCを持ち出して喫茶店なりでやってみてはいいのではないだろうか。


「旅の疲れを癒やす期間」と先週までは割り切れていたが、さすがに今週末はダラダラした時間がもったいなく感じてきた。
ゲリラ豪雨が怖いのもあるが、ちょっと何かしら変化を加えなければ。


逆に、何かしら連れ出してくれるようなお誘いは大歓迎なので、他力本願ではありますがよろしくお願いします。

テレワーク、その後

改めて確認すると、テレワークが始まってから、もう4か月半も経っている。
途中から週2とか週3で出勤するというハイブリッドになってはいるが、それでもそんなに経った?と驚くばかり。
今後この働き方にシフトするのか、コロナが終われば元に戻るのかわからないが、現段階でのテレワークにまつわる思いを記録しておきたい。

 


【散歩】
テレワーク初日から、朝昼晩に散歩をしようと決めていた。
驚くことに、今もなおその習慣は守っている。
さすがに雨の日と、梅雨明けの猛暑日の昼は外出していないが、それ以外は歩いている。


毎回道を変えては新鮮さを、というのも継続中。
ただ正直なところ、どうしても飽きはきてしまっている。
季節の移り変わりだとか、建物の改装の様子など、細かな変化を無理やり楽しもうと精一杯の努力はしているけど。


そういえば、当初はキックボードや自転車も取り入れようとしていたっけ?
自転車は何度か乗ったっきりなんで、久しぶりにやってみればいいかも。

 


【昼食】
昼食は、家でおそばを食べている。
これはもう、ず~っと続いている。
そばは温度やトッピングなどでいろんなバリエーションを楽しめるが、一貫してもりそばだ。


当初はそばの種類をいろいろ試したが、一巡して今はお気に入りの1種類のみ。
何だろう、全然飽きない。
かつて会社にセルフうどん屋があって、毎日うどんを食べていたときは「うどんは飽きないな」と思っていたが、どうやら麺類であればどれも飽きないようだ。
そばなので健康にはいいと思いつつ、偏食にならんかな?とやや心配していたり。

 


【仕事】
テレワークになった当初はめちゃくちゃ忙しかったので、会社で仕事しているのとほぼ変わりを感じなかった。
しかしそれが落ち着いて閑散期を迎えたときは、地獄だった。
いかんせん仕事が動いていないので、他の人に電話する機会がない。
特に昼過ぎの孤独感は、えげつないものがある。


あとはまぁ、誘惑ですね。
やろうと思えば、ナンボでも遊ぶことはできる。
でも、一度サボるとエスカレートするという自分の性格を知っているだけに、そこはけっこうマジメに自粛をした。

 


まぁ、そんな感じでややマンネリを感じがち。
何かしらの変化を考えていかんとね。