ダムは堪能できないものの、バイクに乗ること自体に喜びを感じた、つづき。
天ヶ瀬ダムを後にして少し入ると、宇治の繁華街にさしかかる。
実はここに、以前から行きたかったお店があるのだ。
その名も「222(トリプルツー)」。
関西の人なら、一度はテレビで見たことがあるのではないだろうか?
店内にはいわゆる「わけあり商品」が並び、しかも全商品が値札の半額なのだ。
例えばコーヒーのエスプレッソマシン、おまけのポーションが賞味期限切れというだけで破格で販売されていたりする。
胸を躍らせて入店すると、あるわあるわ、食料品から家具、家電、生活雑貨など、幅広いジャンルの商品が点在している。
食料品はトマトジュースが1缶30円とか激安なのだが、よくよく見ると賞味期限切れ。
それ以外にも、食料品は賞味期限切れコーナーがあり、かなり格安で販売されている。
で、テレビでは必ず紹介されるエスプレッソマシンも鎮座。
家電で言えば液晶テレビが500円と狂気のような値段なのだが、観察していると店員さんが来て「液晶バッキバキなんで部品取り用です」と教えてくれて肩を落とす。
それからも店内の商品をくまなく見るのだが、何かいまひとつ欲しいものがない。
「訳あり商品」というくくりだからなのか、商品の種類は多いものの、自分の生活と直結するものが少ないような感じ。
これならむしろ、リサイクルショップのほうが中古であっても欲しいものが見つかりやすい。
※あくまで個人の感想で、人によっては必要なものが破格であるかも知れません。
反動だろうか、その後は家に向かう途中のリサイクルショップやハードオフ、ブックオフをはしごしてしまった。
まぁ、いずれにおいても何も買わなかったので、もしかしたら「ついで買い」ができないほど手元に必要なものが備わっているか、物欲がないのだろう。
軽~くバイクで散歩くらいに考えていたが、店舗散策の時間もあるけど正味7時間のツーリングとなった。
意味なく悶々としていた気持ちが、少し晴れた気がする。
やはり景色を変えるってことは大切だなぁ、と痛感した。
バイクも車もあるんだし、予定のない週末はもっと積極的に外出せなアカンなあ。