キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

暖冬実感!野沢温泉 ~その3~

スキーを終え、食事も終わったつづき。

 


部屋に戻るや、すぐさま飲み会が始まる。
テーブルには、まぁ並ぶ並ぶ、日本酒たち。
しかもほとんどが大吟醸酒で、普通にお店で1杯ずついただいても、5,000円はとられて不思議でないシロモノである。

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ビールから徐々にペースアップしていこうかな、と思っていたが、いきなりみんな日本酒を飲み始めたものだから、そのペースにのまれて日本酒ばかりいただく。
この会では途中でイッキ大会が始まるのが常であるが、主な仕掛け人であるあつし君は不在、もう1人の仕掛け人IT君(仮称)は子守りで参加が遅れ、しっぽりとした飲み会に。
さすがにイッキできる年齢でもなく、イッキが始まれば迷わず外へ逃げる気だったので、これは本当に助かった。


で、僕としてはがっつり輪に入りきれずだが、かといって完全孤立していたわけでなく。
ほどよい距離を保っていた・・・のかな?
正直なところ、寝不足がたたってグッタリとしていた。


それでも輪に入っては離脱を繰り返し、いよいよ午後11時にダウン。
何でみんな、そんなに元気なん?

 


翌日は午前7時半に起き、朝食をいただいてからは自由時間。
朝風呂に入る気満々だった僕は、誰となく「風呂行こ~」と声をかけ、A先生(仮称)とIMさん(仮称)と3人で外湯へ。
相変わらずアホほど熱いお湯に四苦八苦しながら、30分ほど楽しむ。


そこからは、さらに3人で行動。
今まで行ったことなかった「麻釜(おがま)」という源泉と、「湯沢神社」へ足を運ぶ。
麻釜近くにあるお土産屋は、接客するおかあさん達が社交的で楽しく、お茶をいただきながらゆったりとしたひとときを過ごす。

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さらには、宿近くのお土産屋を物色。
前回ゆっくりじっくり見たつもりだが、いくら見ても飽きないのは、その圧倒的な商品点数によるものだろう。

 


何だかんだで午前11時半、宿を出て、昼食はからあげに定評のある食堂へ。
しっかりしたボリュームのからあげ定食をいただいてからは、ひたすら帰路。
長時間の運転だというのに、終始元気に話しながら運転する青ちゃんにはただただ脱帽である。
結局、家に着いたのは午後8時半。

 

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「あっという間だったね」と口にするメンバーが複数いたが、個人的にはあっという間ともとれるし、長い時間にもとれる、不思議な時間感覚に襲われた。
やはり朝が早すぎることによる、非日常的な時間を過ごしたためだろう。

 


また来年も、という気持ちも当然あるのだが、正直なところ早起きと長時間移動が、年齢的にもキツく感じてきた。
来年以降参加するなら、このあたり解決できないものか考えたい。

暖冬実感!野沢温泉 ~その2~

例年よりスローペースでゲレンデに到着した、野沢温泉のつづき。

 


いつもは一団となって滑るのだが、今回は4グループくらいに別れて滑ることになった。
雪質はやや滑りが悪く、やはり暖冬の影響を感じずにはいられない。
そして何より、暑い!
あらかじめ薄着をしてきたが、少しすべると軽く汗ばむほど暑くなる。

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しかし、これが頂上へ近づくにつれ一変。
強風も相まって、急激に寒くなる。
せめてフェイスガードぐらい、かさばるものでもないのに持参するべきだったなぁ~、とここにきて後悔する。


頂上に着いたころには、思いっきり濃霧。
これも下界との温度差によるものか。
まぁ、個人的にはスピード出して走るタイプではないので、あまり影響はないのだが。

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個人的な滑りの感想としては、例年以上に滑れていないことを感じる。
かつて、自分なりの「理想の滑り」があり、それを目指していた。
が、その気持ちが年々薄れており、今年にいたってはもう、「滑ればいいや」という感覚になっていた。

 

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最後のひと滑りのときに、上級コースへ差しかかった。
うまく滑る自身がまったくないので、めちゃくちゃスローで滑る。
すると、目の前でスキーヤーが転倒し、板とストックを置き去りに、ズルッズルと体ごと滑り落ちていく。
しまいにはそのままコースアウトと、マンガのような光景を目の当たりにする。
こちらも大変であるが、これはフォローしなければと、板とストックを拾い上げ、その人のところまで届ける。


相手は恰幅のよい外人さん。
新雪に足をとられてもがいており、大丈夫か声をかけるも「OK! Thank you!」と何事もないような口ぶりをする。
手を差し伸べようにも、僕も新雪まで行くと二次災害になりかねないし、ゲレンデの下では他のメンバーも待っている。
とりあえずメンバーの元へ行くも、相変わらず外人さんがもがいている。


僕以外の2人のメンバーが、外人さんの元へ行って声をかける。
その流暢な英語に、もう劣等感しか感じられない。
結局、外人さんは「大丈夫だ」というスタンスを変えず、2人がレスキューを呼ぼうかと提案しても「大丈夫だ」としか返さないので、そのままスルーすることにした。
最終的にどうなったのか、そこまで面倒は見られない。

 


下山し、宿についたのが午後5時。
風呂に入ってから、すぐに夕食。
夕食でビールに手を出さないのは、部屋にしこたまお酒を用意しているからである。

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つづく。

暖冬実感!野沢温泉 ~その1~

午前2時15分起床、というのは「早起き」といっていいのだろうか。
少なくとも寝ずに徹夜するという選択肢は、僕の体質ではありえない。
おそらく眠れないだろうけれど、早めに寝床につこう。


そろそろ眠ろうかとしていた午後10時半、突然かかってきた電話は、このイベントの幹事であるあつし君から。
聞こえてくる声は、いつになく力のない声。
後ろで聞こえる車のハザード音から、ただごとでない様子がうかがえる。


車が故障した。


え~、マジか!
半年前から宿の手配をして、全国に散らばる参加者への連絡をしていたので、そりゃあ落胆しても当然だ。
こちらも、何と声をかけていいやらわからない。
出発して間もなくで、交通量の少ない時間だったので大きな事故につながらなかったことが、救いとしか言いようがない。


かくして、幹事不在のままイベントは続行されることになった。

 


予定どおり起床し、車でA先生(仮)を拾って、午前4時まで高速を飛ばす。
ただでさえ高速道路の走行に慣れていないうえ、睡眠時間が短いので、手からの汗が止まらない。


伊吹PAで久しぶりに会うアオちゃん(仮)に合流、そこからアオちゃんの車に乗って、今回の目的地である野沢温泉へ。

 


午前11時前に到着し、その光景に愕然。
いつも雪が積もっているはずの温泉地が、まさかの雪なし。
まるで別の場所に来たみたい、というのは言い過ぎだが、そんな感覚に襲われる。

 


宿に荷物を入れてからは、とりあえず乾杯!
しばらくして近くの食堂へ行き、そこでも乾杯!
まぁ、みんなお酒が好きだこと。

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昼食後は宿に戻り、少しダラっとしてからゲレンデへ。
何だか例年以上に行動が遅く感じるのは、メンバーの高齢によるものか?
結局滑りはじめたのは、午後1時半を過ぎてから。

 

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つづく。

意外スキル

今日は会社で研修を受けた。
会社での話なので、内容は残念ながら書くことはできないのだが・・・


オレすげえ!
できるやん!


と実感したのが、アドリブを踏まえた営業トーク
いや、別に営業の人間でもないし、営業関連の研修ではない。
けれど、アドリブでもっともらしい会話を強いられる場面があり、そこで自分が思っている以上に話がポンポン飛び出す自分に驚いた。


ええ、あれですな。
社会人1年目の経験が、未だに生きているようだ。
先日日記でも書いた地獄のような毎日を、たった10か月ながらも経験した。
1秒でも早く忘れたいと思っていた忌まわしい過去だと思っていたが、意外としっかり生きている。


別に「苦労はいつか報われる」とかクサいセリフを吐きたいわけではない。
ただ単純に、思わぬスキルに気がついてビックリしただけだ。
こういうスキルがうまく活かせる仕事をやっても、面白いだろうな~。
今の職場では、まず無理やしな~。

中掃除

先週末の話になるのだが、日曜日は部屋を片付けていた。


部屋は2つあり、1つはふだんからPC触ったり寝ているメインの部屋。
もう1つは、ほぼ倉庫がわりになっている部屋。
今回掃除したのは、後者だ。
後者は昨年末に大掃除もできていなかったので、思い切って1日かけて片付けようとした。


特に今回重点的に整理したのは、アウトドアグッズ。
アウトドアをはじめて20年、コツコツと集めた小物は多い多い。
それでも何となく分類し、何となくの場所を決めて管理していたが、突発的に準備するときにどうしても困ることがある。


ということで、ホームセンターで透明のコンテナを買ってきて、分類ごとに収納することにした。
はじめは、まずグッズを引っ張り出す作業。
この時点で部屋は足の踏み場もない状態となり、心が折れる
そこからコツコツと分類していく。
もちろんアウトドアグッズ以外にも整理しないといけなくて、ノスタルジックに浸りがちなトラップもわんさかあるなか、何とか自分と戦う。

 


そんなこんなで丸一日。
といっても途中で昼寝やら何やらあったので、実質3~4時間かな?


あんまり変わってへん!
というのが、部屋の見た目の印象である。


しかし不要なものをたくさん処分できたし、分類したことで今後荷物を取り出しやすくなったはず。
効果は後からついてくるはず、たぶん。


あと毎回なのだが、部屋を片付ける理由として、「どこに何があるかを把握する」ことがあると感じる。
何だかんだで自分が所持しているアイテムはたくさんあるが、とっさに欲しいモノが見つからないことが多々ある。
せっかく所持しているのに、必要なときに見つからず使えなかったら、まさしく宝の持ち腐れだ。
そうならないためにも、定期的に片付けは必要なんだなぁ、とつくづく感じた。

 


そう自覚できたとて、おそらく定期的にはやらないんだろうなぁ。

そのだけいばと初投票 ~その3~

賭場グルメを堪能した、つづき。

 

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今回、はじめての試みをしてみた。
スマホを使って、ネット投票をしたのだ。
使ったサービスは「楽天競馬」。


以下、使ってみた感想。
ネット投票そのもののメリットは他のサイトで見ていただくとして、主観的なことを書いてみようと思う。

 


まずは何より、わざわざ投票所に行かなくていいことが便利。
特に前回、JRAで投票所で締め切りギリギリまで並んで何度もヒヤヒヤした経験があったが、そのヒヤヒヤから開放されたことがうれしい。
それこそ、時間ギリッギリまで予想できる。
また、場所を選ばず投票ができるので、気晴らしに場内を散策したり、食事をしながら投票できることが便利だ。


あと、オッズの確認がしやすい。
予想がまとまってからはオッズを確認しながら賭ける金額を調整したりするのだが、リアルタイムで確認できるのはいい。
競馬場ではモニタに映し出されはするのだが、めまぐるしく画面が切り替わるので、自分が見たい情報を見るのに時間がかかるのでありがたい。
また、予想と金額を入力した時点で、それが的中したときの金額がリアルタイムで算出されるので、これまた便利だ。


さらに、出馬表に前走5走のデータが掲載されている。
少なくとも僕の予想スタイルからすれば、これさえあれば新聞はいらない。
専門誌なら500円するんで、これは大きなメリットである。

 


欠点といえば、スマホならではのことだが、目が疲れる。
昔っからスマホを長時間見たときの眼精疲労がひどいのだが、それが今なお引きずっているくらいである。


また、当然のことながらバッテリーの消耗が激しい。
最近購入したスマホのバッテリーですら、最終レースまで持つか怪しくなったほど。
事前にモバイルバッテリーを持参したから問題なかったが、忘れていたら一大事だっただろう。
逆に、予想中ってそれくらい情報を凝視し続けているんだなということに気がついた。

 


まぁ、そんなところ。
本当は結果とか感想とかも書きたいところだが、さすがに引っ張りすぎな気がしたので自粛。
やはり賭場の雰囲気は大好きなので、久しぶりにどこか遠征してみたいな。

そのだけいばと初投票 ~その2~

地方競馬なのにあまりにきれいな建物に愕然とした園田競馬場の、つづき。

 

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レースは基本的に、ゴール板の目の前で見ることにした。
JRAだと重賞がないときでもゴール板前には人がたくさんいるものだが、ここでは人がほとんど来ない。
全体的に客が少ないとか、そういうことではない。
いざレースが始まってわかったが、ゴール板の前にいると、レース全体が見渡せないのだ。


というのも、客席とコースがあまりにも近い。
なので、馬が前を走るときは当然よく見えるのだが、離れているときに俯瞰して見づらいのだ。
さらにレースを実況するビジョンもゴール板から離れていて、見えづらい。


逆をいうなら、馬の臨場感がえげつない!
ムチを叩く音が、まぁJRAでも聞こえるが、それより大きな音が聞こえるのだ。
また、距離が近いぶんスピードを感じられる。

 

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昼食は、何軒かハシゴした。
最近は賭場でのお店めぐりも、賭場での楽しみとしている。
ここ園田でも、10店舗ほど開店しているというのがありがたい。


食中毒明けなのであまりビールも量は飲めず、食事もたくさんは食べられないのは残念。
それでも個性的なお店を見つけては、品定めをして食す。


「一八 まぐろ専門店」では、まぐろ鉄火丼をいただく。
量こそ少なめながら、まぐろは確かにうまい!
500円という値段も、決して割高には思わない。

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「明石屋」は天ぷら専門店で、タコ天をいただく。
ドボ漬けされたソースはやや塩辛いが、たこがプリップリで食べごたえあり!
150円というお手頃な値段設定がうれしい。

 

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もうちょっとだけ、つづく。