キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

かばかり後厄払いとキック予行運動 ~その1~

行かなくては!と思っていながら、なかなか行けずじまいだった厄払い。
暖かい時期となり予定もなかったので、土曜にようやく重い腰をあげることにした。


行き先は3年連続で石清水八幡宮
交通手段は、何を血迷ったか家からキックボード。
まぁ、GW目前なので足慣らしも兼ねたかったわけであるが。
約13kmという距離も、慣らしにはちょうどよいだろうし。

 


というわけで、キックボードに乗って颯爽と走る。
しんどい!
10分そこらで、早くも心が折れる


あれっ、こんなにしんどかったっけ?
旅の初日なんて、はじめの30分や1時間は爽快な気持ちやのに。


さらには、途中からふくらはぎに疲労感を覚える。
これは老化ではなく、冬場のインフルエンザでそぎ落とされた筋力のせいだ、と自分に言い聞かせる。
だって、どんだけキックボードで走っても、ここ数年はふくらはぎの疲労なんて走っている最中に感じなかったんだもん。

 


府道を颯爽と走り、途中からは住宅地を抜ける。
住宅地に入ってからは上り坂が続き、なかなかしんどい!
休憩したくも感じたが、なぜか一気に走り抜けるという気分だったので、ひたすら走る。


住宅地を越えれば、竹やぶが続く。
その先には、石清水八幡宮のケーブルを登ってすぐの場所へたどり着く。
幼いころからここにお参りは来ていたが、こんな道があったとは!

 


さていよいよお参り、といったところでつづく。
いつも中途半端ですいません。

続・きになるひと

先日紹介した、会社帰りにいる外人さん。
意外にも、今日も同じ場所にいた。
前回のブログで宣言したとおり、今日は逃げることなく、ちゃんとダンボールに書かれた文章を読んでみた。


以下、原文ママとまではいかないまでも、覚える限りの情報。
ウルグアイからやってきた
・世界をまわりながら、本を書いている
・金が尽きた
・カンパしてほしい


う、ウルグアイ・・・
どこやねんっ!
サッカーとかで名前は聞いたことあるかなぁ~、でも具体的に場所もわからんし、どんな産業があってどんな歴史があるとか、サッパリわからん。
でも、それが日本人の同情をくすぐるにはちょうどいい。
何かうまいなぁ~。


本を書いてると言いつつ、本は販売していない。
いや、販売せずとも、せめて本を書いているという証拠くらいは置いておけばいいのでは?
てゆうか、世界的にも出版業界なんて苦しいだろうしWebに移行しているだろうご時世に、本ですか?


極め付きは、足元。
スタバのアイスコーヒーの空ケース、いくつあんのっ?
めちゃくちゃ金の余裕あるやんっ!


などなど、相変わらず素直になれない心の狭い僕自身に気がつく。
旅人ということではなく、そういうプレイを楽しんでいるだけの人なので、別に敵視する理由なんてないんだけれどね。


とりあえず目が合いそうになったタイミングで他の人がカンパをしていたので、そのスキにダッシュで逃げてもうた!

きになるひと

会社帰り、ビルから駅への渡り廊下に、気になる人がいた。
外国人で、何やら文字を書いたダンボールをかかげて直立不動でいる。
近づいて足を止めるには、あまりにも気がひける。
とはいえ、気になりすぎるので素通りもできない。


とりあえず文字の読める距離まで近づき、歩を止めることなく横目で確認してみた。
「世界中を旅をしていて、お金が尽きました。」
といったタイトルだけ確認でき、その他ダラダラと書かれた言葉はさすがに確認できず。

 


ううむ、複雑。


個人的に、困った旅人がいれば全力で手助けしたくなる。
なぜなら、若かりしころさんざん貧乏旅をして、たくさんの人に助けてもらったからだ。


一方、やはりどうしても「うさんくさい」という感情が消えない。
なぜ外国人やのに、こんな流暢な日本語をダンボールに書けるの?
なぜ梅田とか繁華街ではなく、こんなビジネスマンしか往来しない地味な道に立つの?
なぜ近くに行ってもニオイがなく清潔でいられるの?

 


もっといえば、実はこれとまったく同じことをしている人を、まったく同じ場所で、1年ほど前にも見た。
間違いなく本人だろう。
なぜ1年も大阪に居座ってられるの?
なぜ1年もおって、働いてお金を作ろうとしないの?


まぁ、ダンボールの文章を全部読んでいないので何ともいえないし、もしかしたら「カンパで世界一周」みたいなジャンルの旅をしているのかもしれない。
けど、何だろう?
さんざん旅で人に助けられた僕が言うのもあれだけど・・・
不特定多数の人に、自ら同情を乞うて旅するってどうなん?
何かこう、旅人としてちょっと違うなって思ってしまう。

 


自分の中のモヤモヤを消すためにも、とりあえず明日いたらじっくりダンボールの文字を読んでみようか。
で、目が合ったらダッシュで逃げよう。

放出レトロ商店街

おおさか東線が開通して1か月。
「開通した暁には、会社帰りに新駅に寄り道を」と考えていたが、まだ実現できていない。
というのも、電車から見る限り、新駅まわりが栄えていないのだ。
駅の建築が決まってから開拓したのではなく、開拓しきった場所に駅を建設したためだろう。
それでも何かしら寄り道をと考えた末、先週は学研都市線との乗り換え駅である放出(はなてん)駅を放浪することにした。


ちなみに、学研都市線には何十年も乗っているが、この放出駅に下車したのはものの数回。
散策したこともなく、どんな街なのかもまったく知らない。

 


改札を出ると、道が左右に分かれる。
左は確か工場とかしかないはずなので、右へと折れる。
階段を降りると、ビルのすき間に細い細い商店街「みゆき通り」が見える。


これだ!
昨年末より目覚めた“商店街嗜好”のアンテナが反応すると同時に、もはや自然と足がそちらへ向かう。

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 薄暗い!
見上げると、アーチ状に屋根が設けられており、天井と店舗の間はトタンで遮られている。
まさしく昔ながらの商店街にありがちな造りだ。


車1台がやっと通れるほどの道には、店舗が点々とある。
いちばん印象的なのが、ぶち抜きの店舗が駐輪場となっており、その隅で瀬戸物や雑貨を棚に並べた、もはや何屋やねん!と言いなくなる店舗。
もちろんけなしているわけではなく、こういうオンリーワンというか、少なくとも全国どのAEONモールでも存在しないこういう店舗こそ、商店街の醍醐味である。


奥へ進むと、和菓子屋やら喫茶店やらメガネ屋やらが並ぶ。
残念なのが、シャッターを降ろした店が多いということ。
ただ意外にも、新しいめの居酒屋なんかがあり、この商店街が決して死んでいるわけではないことがわかる。

 


ものの数分で商店街は終わったので、少し戻って、商店街から横に延びた「放出栄町南通」も散策。
がしかし、こここそシャッター率が高い!
残念ながらも、奥まで行くと角に1軒、生ビール380円・日替わりメニューありの、おそらくアタリだろうなあという居酒屋がある。
いつもならぶらりと寄るところだが、先週は体調不良で薬も飲んでいたので、泣く泣く寄ることができず。

 

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という感じで、一見ハズレに見えながらも、僕の中ではまあまあアタリであった。
商店街散策はさすがにもうごちそうさまであるが、点在していた居酒屋にはいつか行ってみたいなと思う。

野クル・ハイマート佐仲1泊キャンプ ~その2~

ようやくキャンプの段取りが済んだ、つづき。

 


昼食は出来合いのもので、助六とおだんご。
後者は昼食らしくはないが、今回「花見キャンプ」という名目だったので、それに合わせたものだ。
がしかし!
驚くことに、桜がまったく咲いていない!
大阪ではほぼ満開だったのに、ここではほとんどがつぼみだ。
陣取った場所の近くにあった桜の木には、咲いているものが3つほどしかない。
文字通り、「花よりだんご」を楽しむこととなった。

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そこからは、基本ダラダラと過ごす。
相変わらず社内のゴシップだったり、身内の思わぬ報告だったり、ただただ沈黙が続いたり。
自然に身を置き「何もしない」時間っていいな、とつくづく痛感する。


アクティビティは、バドミントンとラジコン。
後者は、ひとりよがりになるかなぁと思いきや、意外にみんなハマってくれた。
前回の同窓会花見のときしかり、ラジコンのポテンシャルってすごいなと感じる。

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夕方前あたりから、みんなが悶絶しだす。
鼻が苦しいという。
みんなして花粉症とのことで、相当辛そうにしている。
同じく花粉症ホルダーである僕は、数年前から飲んでいる薬のおかげで何ともなし。
・・・だったのは、途中まで。
夕食前あたりから、みんなと同じく急激に苦しさを感じる。
おそらくであるが、これは花粉だけでなく、車が通るたびに舞う砂も影響しているのだろう。

 


苦しみながらも、早めの夕食。
あさりの酒蒸しに、焼き肉と鍋。
酒のアテには最高であるが、どうも酒が進まない。
というのも、おそらく昼からちびちびと酒を飲んでいたからだろう。


いつもならこの後、ゲームの時間となる。
が、全員早起きしたことや花粉でやられているせいで、すっかり満身創痍。
午後9時という早い時間に就寝となった。

 


翌日は午前7時ごろに朝食をいただき、少しダラダラして片付けし、帰りはそばを食べて解散。
とまあ、特にヤマ場もなく過ごせた。
しいて言うなら、初日にほとんど咲いていなかった桜が、2日目には1~2分咲きになっていたことに一同感動していた。


詳細は書けないが、今後しばらくは、このメンバーでのキャンプの頻度が鈍化しそうである。
少し残念であるが、キャンプだけにこだわらず、何かしら違ったアウトドアを楽しめたらいいな。

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野クル・ハイマート佐仲1泊キャンプ ~その1~

絶望的にしんどかった週初めに比べ、今は比較的平然としている。
これもひとえに、安静に徹した賜物・・・ではなく、病院でもらった薬のおかげ。
ここで「治った!」と油断したらすぐぶり返すだろうから、もう少しおとなしく過ごすことにしたい。

 


さて本題。
今週末はお泊りで、会社のアウトドア仲間と、今年初のキャンプをしてきた。


土曜日は、午前6時に起床。
前週も土日とも同じような時間に起きていたので、なかなか目覚めが悪い。
それでも何とか目を覚まし、車で45分走ってYさんと合流し、Yさんの車に乗って「ハイマート佐仲」へ。


現地には、ほぼ受付開始である午前9時に到着したのだが、すでにビックリするほど多くの人!
いわゆるフリーサイト、区画がなく早いもの勝ちなのだが、これほどまでにみんな早いとは。
受付を済ませ場内へ行くと、案の定、もう人がびっしり!
仕方なく、事務所から離れており、近くに人がいない場所を確保。


ちなみに残りのメンバー3人は買い出しをしており、その間にYさんと2人で設営をしなければならない。
大きなテントを建て、荷物を積み込んで、1時間強。
ちょっと疲れたのでひと休憩しよう・・・というタイミングで残りの3人が合流して、再び設置やら搬入と、なかなか休ませてくれない。

 


ようやく準備が整った、というところで、つづく。
いつも中途半端なところで、ごめんなさい。

やみ

えらいこっちゃ、体調を崩したしまった。
週末の日記を書く元気すらない。


日曜から声がガラガラになり、昨日は気管支の苦しさを強く感じる。
今日に至っては頭痛にまで襲われ、仕事中はまわりに心配されるほど見た目がひどかったらしい。
忙しい時期だが、今日は定時に会社を出て、すぐさま病院へ。


地元の行きつけ医に行ったわけだが、こちらの症状を聞ききる前に問診される。
問診結果は早口かつ滑舌悪く説明され、結局何が原因で体調が悪いのかわからない。
「いや、頭も痛いんですけど・・・」
「ええ、それが頭痛を引き起こしてるんですよ!」
と、なぜか質問には半ギレ。
処方された薬にロキソニンが入っていたが、最後に僕が頭痛のくだりを訴えてなければ、処方されてなかったのでは?
煮え切らない気持ちとともに、よくよく思い出せば以前にもこの病院に同じような不快感を覚えたような。
ちょっと本気で、違う病院探さないと。


って、何だか病院の愚痴がメインになっちまったな。
さらっと書くつもりだったこの日記も、何だかんだで長文になってるし。
皮肉にも、結局薬が効いて少し元気になった証拠なのだろう。
とにかく少しでも苦しみを緩和したいんで、おとなしく今日も早く寝るとしよう。