キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

同窓忘年会2017

飲み会の楽しみに優劣をつけるのは、いささか無礼なことかも知れない。
しかし先週の3連戦のうち、最後がいちばん楽しみなものであった。
何といっても、心を開放できる地元の同級生なのだから。

日曜日は午後3時半に東寝屋川へ。
同級生の作三家へ、ゴンタ一家とともに向かう。

部屋に到着するや、早速乾杯!
つまみや鍋をいただきながら、ひたすら飲む。
家族ぐるみの再開は久しぶりだし、男3人も夏以来なので、話は尽きない。


なお、今回もビールとスコッチを持参。
実家暮らしなので自分の家にみんなを呼べない、せめてもの罪滅ぼしである。

ビールは、最近あまり世界のビールを買い集めていないので備蓄がない。
なので事前に量販店を物色。
いつも種類を多く揃えるが、種類よりも同じものを3~4本ずつ買ったほうが全員に届くので、あえて厳選した。
その中で個人的に特によかったのは、「ドゥシャス・ド・ブルゴーニュ」の720mマグナムボトル。
マグナムボトルはおおぜいの仲間といるときでないと、なかなか飲めないからだ。

また、スコッチはいつもの「タリスカー」の他、「ジュラ・オリジン」を買ってきた。
後者は前々から気になっていたもので、はじめて買う。
気になっていた理由は、ラベルのデザイン。
全体的に曲線で形作られた瓶のフォルムに、古代エジプト文字のようなマークが独特な雰囲気を醸しているのだ。

久しぶりに飲んだ「ドゥシャス・ド・ブルゴーニュ」は、ほどよい酸味に複雑なフルーティーフレーバーが口の中に広がる。
はじめての「ジュラ・オリジン」は、ハチミツのような香りが特徴的ながら、ほどよくスモーキーさもあり、ハイボールにしたときのバランスが絶妙。


あと、今回ゴンタが「Nintendo Switch」を持参していた。
今まで、このメンバーでは初代ファミコンを遊ぶのが常だったので、とんでもない進化である。
ゲーム名は覚えていないが、画質がきれいとかいうレベルでなく、実写映像がゲームで流れるなんて!
大人と子どもが垣根なく楽しめるゲームシステムも、さすがは任天堂である。
すっかりテレビゲームの概念が変わってしまったことを、まざまざと感じさせられる。

とはいっても、最後はファミコンで楽しんだ。
大人でもムキになって楽しめるゲームバランスは秀逸だし、ドットならではのデフォルメが楽しさを実現している。
ゲームの楽しさって、必ずしもスペックに左右されるわけでないことを再確認できる。


最後は午後10時にお開き。
日本酒まで飲んだにもかかわらず記憶も飛ばさず、珍しくほどよい酔い方ができた。

次は雪山で、といきたいところだが、あいにく受験生もいるので気軽には計画たてられない。
少なくとも、花見はしたいな。
となればキャンプもしたいし、和歌山の保養所、みんながよければ離島の古民家、などなどやりたいことはキリがない。

来年も楽しみである。

ホルモン忘年会

先週は忘年会が3件と、何年かぶりに飲み会が重なった。
うち1回目は先日書いた会社の忘年会で、2回目は同じく会社の人らとであるが、ほとんど仕事と直結しないメンバー。
今年になってお誘いいただいた、ボウリングのメンバーの一部である。


金曜は定時で仕事を切り上げ、メンバー計7名が合流したのち、西中島へ移動。
お店はホルモン屋さん。
食べ飲み放題で4,200円という値段設定は良心的でありがたい。


ちなみに前回、同じようなメンバーで飲みに行ったときは、僕が途中で黙り込んでしまった。
ちょうど体調が悪く、変な酒のまわり方をしたためだ。
さすがに今回はそんな粗相は起こすまいと、必死になって会話に参加した。


それにしても、みんな場の盛り上げがうまい。
部署は3つにまたがっているし、互いにそんなに面識深いわけではないのだが、一丸となって楽しむことができる。
もう1つの忘年会が翌日に控えているのでお酒は控えよう、と思っていたのに、ついついペースがあがる。

 


しこたま飲んだところで1次会が終了。
2次会はタクシーで移動し、十三のバーへ。
ダーツやビリヤードなどがある、大きなお店だ。


久しぶりにダーツをしたが、散々な結果。
ちょっと前に人からダーツを教えてもらったこともあり、少しは自身があったのだが。
学んだ後に体が覚えるまで練習しないと、やはり身につかないものだ。


あとはシンプルに、トランプでババ抜き。
特に何を賭けるでもなかったが、酒の場ということもあってか、妙に楽しい。

 


長い時間過ごしたつもりだったが、お開きになったのは午後11時と早め。
終始楽しむことに専念できたのが何より。
来年以降も、こうして会社で「仕事以外の楽しみ」が続くことを願いたいものだ。

LAST "Loose"

昨夜は会社の忘年会。
今週は飲み会が続くので飲むまい、と心に決めていたはずが、気づけばアホほどビールを飲んでいた。
理由は思いつく限り複数あるが、どうも「飲み放題」という言葉に体が反応してしまうことが大きな要因であろう。
ほんまイカンな。


開始時間が早かったため、午後10時前という早い時間に解散。
平日だしまっすぐ家に帰るぞ、と心に決めていたはずが、気づけば地元のバー「Loose」へ向かっていた。
酔っていたので判断が鈍ったのは1つの要因だ。
しかしそれより、どうしても行きたくなった原因もある。


ここ1~2年でようやく常連ヅラできるようになった「Loose」だが、何と今月25日で閉店するという。
そのことを知ったのはほんの数日前、Facebookでその情報を見て、衝撃を受けた。
もう行けないのか、という気持ちが心のなかでモンモンとしはじめ、「最後にもう1回行こう!」という結論に至ったのだ。

 


閉店前とはいえ、やはり平日のためか、お客さんはまばら。
スコッチの瓶もすっかり種類が減っているものの、大好きなタリスカーが健在だったのはよかった。
どうも、閉店という雰囲気は感じられず、あと数日で閉めるということが信じられない。


カウンターの向こうから、気さくに話しかけてくれるマスター。
最近になってキックボード旅のことを知ってくれて、行くたびに賞賛してくれる。
その他、僕のプライベートのこともいろいろ覚えてくれていて、お店に行くというよりマスターに会いに行っているような感覚だった。


これが、終わってしまうのか。
いつもどおり飲んでいながらも、やはりセンチな気持ちはわき出てくる。


もっと居たいなという気持ちはあるが、キリがないし、明日も仕事だ。
1時間そこらでお店を後にした。

 


最後に寄れて、本当によかった。
うす暗めの照明、独特なにおい、カウンターにあるお酒の数々。
もう見ることのない景色、あえて写真には撮らず、きっちり目に焼き付けた。

いっしょうけんめい2W

今月の前半は、いろいろと弱っていた。
日曜出勤で体力を消耗してからというもの、長期的に体調を崩した。
おそらく風邪っぽいものをひいたのだろうが、それが明らかに「バッドトリップ」。
体力だけでなく、精神的にも病むものだった。
1週間ほど前に書いた弱気なブログも、それが一因である。


ま、それはもう過去のこと。
今はすっかり元気になった。
けれど予想どおり、体調不良時に「やりたい」と思っていたことが、今は1ミリも先に進んでいない。


これはイカン。


今年も残り2週間。
2週間のうちにやるべきことを決めて、しっかりやり切らないといけない。
いっつもこんなん書いて中途半端に終わるけれど、年の最後くらいは有言実行しなければ。
よし、絶対やるぞ!


明日からなっ!

愛しの聖地・総合スーパー

総合スーパーという場所が好きである。
イオンモールのような大型店舗ではなく、もう一歩規模の小さなところ。
家の近所でいえば、イズミヤとか平和堂とか、そんなところだ。


庶民的というのだろうか。
置いているものが全体的に、生活に密着したものであり、値段もだいたいはお手ごろである。
さすがに服はそれなりのこだわりがあるので買わないが、下着類なんかはしょっちゅう安売りしているので、よく買うし。


ちょっとひねくれた感性になるが、さびれ具合もいい。
最近は大型ショッピングモールがあちこちにできている影響で、正直なところ総合スーパーはあまり栄えていない。
地方なんか行くと、フロアの半分くらい空き店舗だったり、フロアに従業員が1~2人しかいなかったり。
昔はもっと栄えていたはずなのになあ、と遠い目をしながら全盛期を勝手に想像してみたり。
あとゲームコーナーへ行くと、昔遊んだレトロなゲームが未だにあったりするのも、たまらない。


そして何より、「家族」を感じられる。
客層を見渡すと、家族で訪問している人が多い。
ここまで家族率の高い場所って、近ごろでは総合スーパーに勝るものはないのでは?
たまにひとりで訪問しても、やはり幼少期に家族で来たときの思い出が、必ず頭をよぎる。


そんなわけで、やることがない休日なんかは、よく近所の総合スーパーをフラつくことが多い。
地元の仲間よ、どこかニヤつきながら総合スーパーをさまよっている僕を見ても、声をかけずそっとしておいていただきたい。

冬キャンプ in 笠置

台風のどまんなかで開催したキャンプから2か月。
今回もありがたいことに同じメンバーに誘われ、キャンプを開催した。
といっても、今回は日帰りのデイキャンプである。


メンバーは6名。
車のキャパ的に、本来なら僕も車を出さないといけない。
しかし「酒飲みたい!」という僕の希望を聞いてもらい、僕だけ電車で移動することとなった。

 


午前10時前にJR笠置駅へ到着。
待ち合わせまでは50分近くある。
もう1つ後の電車で来ればいいと思ってしまうが、電車が1時間に1本しかないため仕方がない。
コンビニのない小さな集落ながら、ブラブラしていると意外に時間がつぶせる。


やがて時間どおりにメンバーが到着して合流。
すぐさま準備作業を行う。

 

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四方を囲めるタープ、いわゆるシェルターを建てると、中はめちゃくちゃ暖かい。
シェルター内にはテーブルやいす、ソファーまでが次々と運ばれ、いつしか快適なリビングと早変わり。
相変わらず、ラグジュアリーなキャンプである。
炭火を使ったBBQをしないというだけで、すでに僕のキャンプ観とはまったく異なるものである。


鉄板で肉を焼き、アヒージョを温める。
冬だというのに、ビールも進む進む。
シェルター内は、まったりとした時間が流れる。

 

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おなかが落ち着いたところで、シェルターから出て円陣ソフトバレー
ちなみにボールは、僕が大学時代に購入して以来、ずっと押入れにしまっておいたもの。
20年経っても普通に使えることにビックリだし、ボールもようやく日の目を見てうれしいだろう。


たまに風に流されることはあれど意外にラリーは続くき、みんな一丸となり楽しめる。
ただ、体力と集中力はあまり長く続かないのが玉にキズ。
それでも、ラリーが50回続いたのは奇跡といえるだろう。

 

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再びシェルターに戻ってからは、あらかじめ仕込んでおいた鍋をいただく。
弱火でコトコト煮込んでいたので、特に野菜のダシが絶妙によく出ていて、うまい。

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さらにまったりとした時間を過ごすも、午後4時前には片付け。
片付けが終わったころ、日は一気に落ちて寒さも強くなる。
日中の時間の短さは、やはり冬という季節のデメリットである。

 


そこから歩いて10分、「わかさぎ温泉」へ。
お湯がヌルヌルで、お湯の温度はそう高くないが、すぐ温まる。
間違いなく良質なお湯である。

 


そんなこんなで、実に楽しい1日を過ごすことができた。
この時期でもアウトドアを楽しめるというのは、ありがたくてたまらない。


さすがにこれ以上寒くなると開催は難しいので、次回は春先かな?
ひとつ楽しみが増えて、うれしい限りである。

最近のWebサイトに思うこと

最近のWebサイトのトレンドなのだろうか。
異様に縦長で、えんえんスクロールしないといけない。
また、会社や商品の「コンセプト」は上記のように気合入っているのに、いちばん見たい「商品情報」がどこにあるかわからず、サイトによっては別途オンラインショップに飛ばないと見られない。

見にくくない?

たぶんスマホとかタブレットの利用者に向けた構成なんだろうけれど、PCでは見にくくてたまらない。
ちょっと昔は、見た目よりも情報の探しやすさが優先されていたはずなのに。

・ページの縦は3画面くらいまで
・3クリック以内に目的のページを見つけられる構成
・左上→右上→左下→右下と「Z式」の視点誘導を意識する

とか、僕がWebサイトを勉強しているころは、こんなルールがあったはず。
見る側として、これ以上理にかなったルールはないだろうと思っていたんだけれど。
そもそもWebサイトって、数ある情報から目的のものを検索できるってのが目的じゃなかったっけ?

この縦長ページが今後主流になるなら、僕みたいなシロウトがWebサイトを作ることができなくなる。
長年コツコツとやってきたのに、それだけはやめていただきたいところである。