キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

房総半島・林道めぐり

ゆっくり寝ようと思っていた今朝、午前7時に部屋のドアを激しく叩く音で目が覚めた。
確認はしていないが、おそらく誰かが部屋間違えたのだろう。
何だかここ、住みやすいのか住みにくいのか、判断しかねる。

なんだかんだでダラダラして、午前9時過ぎより外へ。
まだ日中の気温が比較的高めのうちに、ツーリングしておこうかと。
向かったのは千葉の南側を位置する、房総半島。
地図によると、林道がいくらかあるので、まわれるだけまわることにした。

1発目は、金谷元名林道、6.4キロ。
比較的道が広く、大きなワダチもなく、走りやすい。
途中、やたら整備されきった平地に、雑草がボーボーに生えているゾーンを発見。
あとから調べると、どうやら採石場跡らしい。
こういう、ちょっとした遺跡チックなものを見つけられるのも、林道道楽の醍醐味である。

後半からは、採石場跡らしく、地面の至るところが、岩場。
一見平坦ながら、微妙にタイヤの足をとる形状が、特徴的。


2発目、およびそれ以降は、いくつかの林道が続く。
ハイキングコースでもある山中林道を超え、大山林道へ。
ここで、林道ツーリストの集団に遭遇。
合計で20人ほどいたか、けっこうなスピードで続々とやってくる。
林道のルールとかはよく知らないが、大自然が残る道を、集団で走るという行為は、少し肯定しがたい。
ましてレース場やないねんから、速度くらいは落としてほしい。

続いて君鴨林道では、野生の鹿に遭遇。
僕が行こうとしている方向に逃げるもんだから、まるで僕が追いかけているような形になる。
ごめんよ、あなたの聖地を、こんなマシンで乗り込んで。
ちなみにその後、野生ザルの団体様にも遭遇。
野生動物を見られるのも、林道道楽の醍醐味である。

さらに横尾林道、高山林道を引き続き走り、とりあえず連続的な林道は終了。
少し舗装路を進み、三間林道へ。
ここは登山口まで続く道で、途中行き止まり。
登山だけのために、トンネルを何本も作って、えらくバブリーに思える林道である。


で、岐路とは方向が違うが、はじめて関東ツーリングで行った、「白井の湯」という温泉へ。
相変わらず、保温効果のきわめて強いラムネ湯で、ご満悦。
ただ、露天風呂で子どもに水鉄砲を持たせたバカ親に遭遇し、最後の最後でイライラした。
そしてそれに注意できない自分にも、イライラした。
だって、怖そうだったもん、その親が。

なんだかんだで、帰宅は11時過ぎ。
厳密に計ってないが、300キロは走ったと思う。
これだけバイク乗ったのは、大阪から東京来た以来かな?
やっぱバイクは、楽しい!
で、マイマシンBW'Sが、きっちりオフロード向けであることを確認できたことが、何よりの収穫である。