キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

2018年回顧

毎年恒例、1年の回顧録
本来は年末にやるべきことやねんけどね~、いっつも年またいでまうね~。
ええ加減やめてもいいかな?とも思ったけれども、たまに読み返すこともあるんで、今回もやります。


自分のための備忘録で、ただ長いだけなので、読み飛ばすことを強くオススメします。

 


【1月】
正月は甥っ子と、キックボードでブックオフへ。
片道30分の運動は、なまった体の慣らしに最適。
以降、正月の恒例行事となる。


徒歩くんと京都・伏見で新年会。
伏見で酒を飲むのははじめて。
酒造がたくさんある町で飲む生酒は最高!


○その他のイベント
・なし

 


【2月】
あつし君に誘われ、毎年恒例・野沢温泉へ1泊旅行。
2日目は睡魔に勝てずに寝込み、目覚めてはひとり商店街をウロつき、大勢で押しかけているのにひとり旅気分を味わう。


ピースケさん・あつし君と3人で、久しぶりに会合。
はじめての「座裏」で貝専門店に舌鼓を打ち、はじめてのHUBの雰囲気に恍惚としたり。


かつて東京・葛西に住んでいたころの飲み仲間、J-craftさんと枚方で飲み。
久々の再開をなつかしむというより、いろいろ壮絶な人生やら、お遍路やスコッチなど意外な共通の話題に盛り上がる。


○その他のイベント
・会社のキャンプ仲間と西中島で新年会。

 


【3月】
あつし君と京橋で飲み。
珍しく仕事についての話を熱く語る。
このとき寄った「山ちゃん」が、後に行きつけのお店となる。


少し遅れて厄払い。
かつて毎年初詣に通っていた「石清水八幡宮」にひとりで参ると、人もほとんどおらずゆっくり境内を徘徊でき、いろんな発見があった。


○その他のイベント
・燻製ガンを購入。意外に本格的な燻製が作れることに感動しつつ、わずか3回で飽きる。
・「ゆるキャン△」にハマる。
・会社のキャンプ仲間のおうちで飲み。

 


【4月】
8年ぶりに西葛西へ。
なつかしさも感じられず、仲間もつかまらず、ただただ空虚な夜を過ごす。


ゴンタファミリー・作三ファミリーと地元で花見。
西葛西に行った翌日、東京から朝移動で参加という強行スケジュール。
980円で買ったミニBBQコンロが大活躍する。


あつし君らとまこっちゃんと、地元で花見。
すっかり桜の花も落ち、花見客もいないなか、そのシュールさを楽しみながら楽しく過ごす。


キックボードを持参して春登山。
途中に山めしを作り、下山はキックボードと意外に有意義なひとり登山を楽しむ。


○その他のイベント
・あつし君と大阪駅前ビルで、平日なのにハシゴ酒。
・会社のキャンプ仲間とホワイティで飲み。
・ピースケさん・あつし君と福島で飲み。

 


【5月】
キックボードで東京→茨城!
いつも以上にグルメを楽しみ、伝説バンドに遭遇し、素敵な出会いを楽しむ。
また1歩、旅の楽しみ方が変わった気がした。


○その他のイベント
・西中島で、他部署の人を含めた飲み。
・ピースケさん・あつし君と福島で飲み。

 


【6月】
志々島・粟島にミニ遍路旅。
両墓制の埋め墓・海ボタル・ブイアートなど、異文化を存分に満喫。


ジムニーにレカロシートを装備。
悩まされていた腰痛が露骨に緩和され、当初の予算を大幅にオーバーしたもののいい買い物をした。


PC用の椅子をゲーミングチェアに。
こちらも腰痛対策としてひと役立つ。


○その他のイベント
・西中島で、他部署の人を含めた飲み。
・ピースケさん・あつし君と福島で飲み。
・大地震
・ゴンタと地元で2人飲み。
・徒歩くんと都島で飲み。

 


【7月】
ゴンタファミリー・作三ファミリーと加太に1泊旅行。
釣りをし、素潜りをし、別荘で酒を飲み、実にさわやかな夏を楽しむ。


会社のキャンプ仲間と、峰山高原キャンプ場でデイキャンプ
しかし当日は、まさかの台風直撃。
貸し切りのフリーサイトで、過去最強クラスのスーパーソニック凧揚げを楽しむ。


○その他のイベント
・豪雨。

 


【8月】
キックボードで秋田→青森!
夏なのに寒さに四苦八苦しつつ、特にグルメの楽しめる旅に。


○その他のイベント
・地元の神社の夏祭りでひとり飲み。以降ちょっと「祭り飲み」にハマる。
・腕時計を立て続けに3本購入。

 


【9月】
ゴンタ・作三らと地元の中華料理屋で飲み。
インパクトだけが強いお店かと思いきゃ、意外に味もしっかりしており、値段も安い。


会社のキャンプ仲間と、ひるがの高原キャンプ場で2泊キャンプ。
うすうす気になっていた白川郷にも訪問でき、旅行も楽しむ。
バドミントン中に左足を負傷、年が明けても完治せず。


○その他のイベント
・会社のキャンプ仲間のおうちで飲み。
・大型台風。

 


【10月】
徒歩くんと祇園飲み。
酒造直営店ならではの日本酒の種類の妙と、日本酒に合いすぎる肴に舌鼓。


地元で開始されている寄席を観覧。
プロではなく社会人団体によるものだが、内容は本格的だし噺家との距離も近く、落語の楽しさを改めて実感する。


会社のキャンプ仲間と、能勢で1泊キャンプ。
ロケーションこそイマイチながら、まったりとした時間を堪能する。


○その他のイベント
・有給を使って能登へ温泉めぐり。
・ひとりダムめぐりツーリング。
・ピースケさん・あつし君らと天王寺飲み。

 


【11月】
兵庫と京都へ、ミニ遍路を巡って2泊ツーリング。
思っていた以上にたくさんのミニ遍路が見つかり、丹波グルメも堪能し、すっかり満足。


比叡山延暦寺へ日帰りドライブ。
山奥だというのに、想像以上に広大な敷地に唖然としつつ、紅葉を楽しむ。


ゴンタ・作三らと、大森リゾートキャンプ場で1泊キャンプ
紅葉まみれのサイトでおなかいっぱい秋を満喫。
川でカジカを捕まえるという奇跡も起こす。


○その他のイベント
・兵庫にミニ遍路ツーリング。
・会社の人に服装をダメ出しされ、

 


【12月】
会社のキャンプ仲間と、ハイマート佐仲で1泊キャンプ。
2日目は雪もちらつき、寒さに耐えながらの冬キャンプを経験する。


徒歩くんと都島で忘年会。
2人で話すというより、まわりの人らとつながって盛り上がる。


GORIと東北へ、年末恒例グダグダ旅行。
レトロ商店街という新たなアクティビティを発掘しつつ、南米人だらけのスーパーで日本にいながら異国を感じる。


○その他のイベント
・西中島で、他部署の人を含めた飲み。

 


【総括】
今年は例年よりイベントが少なかった・・・というのが年を通して感じていたことだったが、こうして改めて振り返ると、なかなか充実していたではないか。
特に会社の人らとの交流が多くなったことが、印象に大きい。


左足のケガで、秋のアクティビティが制限されたのは痛かった。
ストレッチしておけば防げた、なんてのは結果論であって、あれは不可避なアクシデントであった。
不慮な事故というのも十分起こりおることだし、そうなったときにその環境でできること・楽しめることを考えなければいけない。
そんな教訓にもなったかな、とプラスに考えたい。


例年書いているとおり、今年はもっと「新しい」ものを体験していきたい!
回顧録を書きながら、ワクワクできるように。

商店街に思う

昨年末のGORIとのグズグズ旅で、レトロ商店街にハマりかけている。
しかし改めて考えたときに、あることに気がついた。


そもそも、「商店街」そのものがレトロじゃない?


イオンをはじめとする大型ショッピングモールが乱立し、近年では個人店が次々と潰れていっている。
よほど規模の大きな商店街でない限り、そこに太刀打ちできるわけはない。
必然的に、商店街にあるお店は潰れて行き、商店街自体がさびれてしまう。


そう考えると、わざわざ「レトロ商店街」を検索して来訪せずとも、都心を離れたらいくらでもレトロ商店街には出会えるはずだ。
そうか、別に気合を入れて遠出せずとも、日帰りでテキトーな町に行けばいいだけなのか。
でもひとりでブラつくと、それはそれでただ哀愁が立ち込めるだけだ。
誰か、同じ趣向の人いないかなあ。

 


また遠い将来、大型ショッピングモールもいずれは廃れて過去の産物となるのかな?
かつての「ピエリ守山」のように、広大な敷地に3店舗しか営業していないシュールな光景を、見回ってみたいものだ。

ジゴクの一週目

長期休暇というのは実にありがたいものだが、その後の1週間というのは本当に長くしんどい。
今週も例外なく、すっかり疲れてしまった。
運良く定時退社で帰れたので体力的にはマシなのだが、精神的にはもうぐったり。
休みの日にあれほどクリアになった心が、なぜこうもくすんで汚れてしまうのだろうか。


それでも何とか日常の生活リズムを取り戻した、と思った矢先に3連休である。
ますます生活リズムが崩れてしまう。
やや贅沢な悩みではあるが。


3連休は真ん中に予定があるが、その前後は療養につとめよう。
外出しても、インフルとか病原体いっぱいやしね。
ミニ遍路のWebサイト作り、今のうちに進めなければ。

今年こそ!ミニ遍路

最近になってようやく、昨年のミニ遍路旅を、Webサイト用の記事にまとめている。
今回仕立てるものと、まだアップしていないものをあわせると10個はあるかな?
現在Webサイトには10個のトピックをアップしているので、ぼちぼちの数となる。
さらに、今までの島遍路や知多半島遍路なども制作すると、ようやくWebサイトとしてよい形となる。


ということで、今年こそミニ遍路のWebサイトを本格稼働しよう!
って、去年もおとどしも書いてたけれど、さすがに本当に動きたいな。
デザインに凝りだすと無駄に時間を浪費するんで、まずは数をたくさんアップしよう。

年末・東海終末ツアー2018 ~その4~

不思議な南米体験をした、つづき。

 


【豚みそ丼】
「道の駅 瀬戸しなの」の食堂で昼食。
瀬戸のご当地グルメがたくさん並ぶなか、「豚みそ丼」をいただく。
瀬戸豚のしっかりジューシーな肉厚に、赤みその甘辛さが絶妙にマッチしていてうまい!
そこそこのボリュームがあるのに650円は安い。

 


【レトロ商店街:宮前地下街】
道の駅の近く、瀬戸駅そばに足を運ぶ。
いくつかの商店街があるのだが、商店街専用の駐車場が無料で設置されているというのがありがたい。


まずは「宮前地下街」へ。
名前の割には思いっきり地上にあることはさておき、20軒ほど連なった店舗は見た目がもうレトロ。
ほとんどシャッターが下りているのが残念だが、1軒のうなぎ屋だけ行列ができている。
午後2時を過ぎて行列があるというからには、相当うまいのだろう。
ちゃんと下調べしておいて、ここで昼食とったらよかったと後悔。

 

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【レトロ商店街:銀座通り商店街】
宮前地下街からすぐ、垂直方向に延びているのが「銀座通り商店街」。
ここはレトロというより、シャッターが目立つ感じ。
年末なので閉店している可能性もある。
1軒、すでに閉店しているようだが昔ながらの写真屋さんの家屋がある。

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印象的なのが、商店街の至るところで見られる「藤井聡太」の名前。
どうやら藤井聡太の出身地らしい。

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【レトロ商店街:末広町商店街】
銀座通り商店街より大通りを渡ると、「末広町商店街」がある。
入り口すぐに、レトロなパチンコ屋と劇場(おそらくポルノ)が鎮座。
そこから先は比較的にぎわっているものの、要所でレトロな店舗跡が点在する。

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商店街の終着地近くの垂直に「スエヒロ横丁」という飲食店が延びる。
といっても、わすが3店舗しかない。
天井が低く薄暗い感じは、かつて幼少のころ自宅の近くにあった商店街を思い出す。

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商店街を抜け、近隣の町並みもレトロなのでなかなか見ていて楽しい。

 


【マッサージと串カツ】
これで旅程はすべて終了。
最後はわざわざうちの地元まで送ってくれたのだが、移動時間がとにかく長く、何度か眠ってしまった。
眠ったことも反省だが、今回は移動時間が長すぎたことも反省。
1泊2日という限られた時間を楽しむには、もう少し近場を散策しなければいけない。


さておき。
うちの地元に着き、まず向かったのがマッサージ屋。
2人でマッサージ屋に行くのも、最近では恒例となりつつある。


スッキリした後は夕食。
交野でご自慢の場所を紹介するよう言われたが、すでに時刻は午後9時。
結局は消去法で、交野市駅前の串カツ屋へ。
油っこさが胃にもたれ、あまり食が進まない。
2日間の疲れと、ずっと話をしていたこともあり、会話もまばら。

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そんなこんなで、今回も無事旅は終了!
昨年は日帰りを余儀なくされたが、こうして宿泊旅に戻ったことは、個人的にうれしい限りだ。
果たして、いつまで続けられるのだろうか。

年末・東海終末ツアー2018 ~その3~

1日目の日程をおなかいっぱい堪能したつづき。

 


【温泉宿】
夕方は名古屋よりさらに東、愛知県蒲郡市まで移動して三谷温泉にある温泉ホテルへ。
チェックインするなりスイーツと抹茶のおもてなしをいただくのは、ふだん安宿ばかり使っている僕は恐縮するばかり。
部屋は男2人には広すぎる2部屋と、窓際の廊下がある。
何ともいえない妙な静寂さが、どうも落ち着かない。

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温泉は大浴場と露天風呂に分かれている。
大浴場はなかなか広く、泉質もよく湯上がりもぽかぽかが止まらない。


料理は「みかわ牛すき焼き鍋」をメインに、魚介・天ぷら・カニなど種類も量も多い。
さらに筑前煮やポテトサラダなど取り放題のお惣菜もあり、大食漢であっても十分満足ができる。

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そして部屋に戻り、酒を飲みながら語り合い。
せっかく2部屋もあるというのに、なぜか縁側の廊下に居座る。
まあ9割方がシモネタであることは、わざわざ書かなくてもよいことであろう。
過去の旅行では早めに就寝していたが、気がつけば午後11時半と遅くなってしまった。

 


竹島
2日目。
朝風呂に入り、がっつり朝食をいただいて午前9時にチェックアウト。
まず向かったのが、宿の近くにある竹島という小さな離島。
前日の夕方、2人して何となく気になったので寄ってみた。

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島へは歩いて橋を渡るのだが、冷たい風が吹き抜けて寒い!
なんとか寒さをしのぎ島へ上陸し、そのまま階段を上ると神社がある。
八百富神社というのがメインなのだが、他にも4つほど別の神社も併設されている。

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島を突っ切って右手に散策路があるのだが、ここはあえて何の標識もない左手へ歩く。
途中で何度も引き返そうとするGORIを無理やり説得して先に進んだのは、ふだん離島巡りに慣れきって恐怖心が麻痺している僕の異常な感覚によるものだ。
道が塞がることもなく、岩をよじ登るような難所もなく、無事島の入り口まで帰ることができた。

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【異国スポット:保見団地】
道を北上させ、豊田市の北側に位置する保見団地へ。
ここは、出稼ぎの南米人が多く住むという場所。
団地に近づいたときから、歩道にいる人が南米人だらけというのがもう違和感だらけ。


団地に入り向かったのは、スーパー「fox town」。
エレベーターに乗るなり、南米人がポルトガル語で熱烈に談笑。
2Fに到着するや、壁の張り紙ががっつりポルトガル語
ここは本当に日本か?

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食料品ブースを歩くと、はじめは日本の商品が並んでいたが、棚によってはがっつり南米系の商品がぎっしり!
値札には基本的に日本語とポルトガル語が併記されているのだが、南米の商品によってはポルトガル語しか書かれていなかったり。
お惣菜コーナーでは、やたらと肉系が多かったり。
海外旅行に来ているのかと錯覚させられてしまう。

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いったん外へ出ると、広場には南米系の子どもたちがたむろしている。
何なんだこの世界観?


3Fは美容室やバーガー屋、スポーツジムなど。
特に入るような雰囲気ではなかったものの、やはり日本とは違った雰囲気を醸していた。

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つづく。
次回、最終回!

年末・東海終末ツアー2018 ~その2~

三重で廃墟1件を巡り、温泉街を後にしたつづき。

 


【トンテキ】
昼食は、国道沿いにあったラーメン屋へ。
界隈のラーメン屋がこぞって「トンテキラーメン」なる看板を出しているので気になって入ってみたら、どうやら「トンテキ」と「ラーメン」は別になっているらしい。
ちなみにトンテキとは四日市市の名物料理で、豚ロース肉を甘辛いソースをからめて焼いたもの。


しかしトンテキはボリュームがあるため、ラーメンとトンテキのコマ切れ丼のセットにした。
いずれも、ふらっと入ったお店の割にはいい味している。

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【レトロ商店街:S商店街】
昼食後は四日市駅で車を止めて歩く。
今回の旅は、2人にとっても僕自身にとっても初の試みとして、「レトロ商店街」を巡ることにした。
その第1弾が、駅からすぐのS商店街だ。


商店街がどこか探していると、駅前だというのに廃墟らしき建物が見える。
廃墟を目指して進み、廃墟に面した通りに足を踏み入れると、思わず愕然となる。
そこにあるのは明らかに商店街であり、商店街でないのだ。
言うならば、「商店街廃墟」といったところか。

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店舗や床・天井に至るまでボロボロながら、お店のネオンは意外にもきれいで、まるでまだ営業しているのかと錯覚してしまう。
それこそが、この商店街の魅力なのだろう。

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極めつきは、商店街の入り口。
「明るい商店街」という看板が、皮肉にも現在の商店街の状況とアンマッチしており、何ともいえない感情にさせてくれる。

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あまり有名になるとすぐ取り壊されそうなので、ここではあえて名前は伏せておく。
でも、廃墟好き・レトロ好きにはオススメの物件である。

 


【レトロ商店街:銀座商店街】
名駅近くに移動し、歩いて数分。
「銀座商店街」という名前からしてレトロな商店街へ。

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ここの特徴は、アーチ型に並ぶ店のネオン。
いかにも昭和に作られた感のある光景だが、意外にも新しいお店が点在しているし、商店街自体が短いので、あまり楽しむことができない。

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【レトロ商店街:寺町通り商店街】
座商店街から、駅から離れるように移動したところに「寺町通り商店街」がある。
扇形の商店街は見た目がきれいで、屋根は最近作られたものだろう。
しかし1店舗ずつはちゃんとレトロ。
食べ歩きができるお惣菜屋さんもあり、普通の商店街散策も楽しめる。

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商店街入り口近くの駄菓子屋さんでは、駄菓子の1品ずつに丁寧に値札が貼られている。
またお会計は、気さくなおばちゃんが5玉そろばんで計算してくれる。
少し多めに購入したら、いくつかおまけまで入れてくれるというのは、商店街ならではである。

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少し休憩しようと喫茶店を見つけるも、店に電気がついていない。
試しにGORIがドアを押すと、普通に開く。
開店はしているものの、どうせ客も来ないだろうと電気を消していたとのことだ。
このゆるさも、この規模の商店街ならではである。

 


つづく。