キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

異境体験!野沢温泉~中編~

直線距離の長いゲレンデに大満足した、先日の日記の続き。


【温泉】
4時間ほど滑走し、すっかり満足してから、ゲレンデを降りる。
そこから夕食までは、各自フリータイム。
ずっと集団生活するのかと思いきや、意外に自由度が高い。

しかし、いくら1人行動が得意とはいえ、下調べもしていないこの場をウロつくには不安がある。
ちょうどそのとき、「温泉行こう!」と声をかけてくれたしもっちに誘われ、温泉めぐりをすることに。

野沢温泉には13箇所の外湯があり、何と無料で入れる。
いずれも源泉かけ流しのうえ、湯種も違うというのが驚きだ。

時間的に、やはり温泉を求める人が多く、宿の近くはどこもいっぱい。
少しずつ郊外に外れて入ったのが、「十王堂之湯」。

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入口に入るや、すぐに湯船があらわれる。
脱衣所は湯船の壁際にある。
洗い場も、湯船の脇に申し訳なさ程度にあるのみで、シャンプーや石鹸は備え付けていない。

「ここは、野沢温泉でもひときわお湯が熱いよ」
という、しもっちの事前情報どおり、熱い!
熱さというか、痛みにすら感じる。
これ、ホンマに入れるの?

桶を使ってひたすらかけ湯を続け、体を熱さに慣らすのが入るコツらしい。
10分ほど続け、いざ入浴。

あっつ!
やはり熱い。
が、一度入ってしまうと、そこそこ長くいられる。

湯上がりは、当然ぽかぽか。
熱いお湯に入ると冷めるのも早いものだが、ぜんぜん湯冷めしないあたり、泉質のよさを感じる。


【バー】
湯上がり後、夕食まで時間があるので、バーへ入る。
するとそこには、同じメンバーが2人いたので合流。
どうやらこのバー、皆さんおなじみのようだ。

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ちなみに、店員さんは外人さん。
入ってくるお客さんも、次々と外人さん。
温泉地といういかにも日本なこの地に、小さな外国があるというのが不思議である。

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【夕食】
夕食は「居酒屋 つくしんぼ」へ。
地方によくある大衆居酒屋といういでたちで、メニューは海のない県ながら、魚介が充実している。
そして、いずれも新鮮でうまい!

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ついついお酒も進んでしまうが、ここでは飽くまで夕食をとるのが目的で、飲むのは宿に帰ってからが本番。
ということで、1時間そこらでお店を出る。
店側からしたら、何ていい客だろうか。

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さてさて、ここから本格的なアフタースキーがはじまる。
つづく。

異境体験!野沢温泉~前編~

午前3時起きなんて、いつぶりだろうか。
そもそも、ちゃんと起きれるのだろうか。
そんな不安もあったが、それ以上に期待感が強く、仮眠するべく午後11時に布団に入ったのに、眠れやしない。

ちょっと前の話であるが、あつし君に誘われ、野沢温泉へスキーへ行ってきた。
土曜の早朝出発とのことで、このような早い時間に起きなければいけなかった。


【集合】
結局2時間足らずの仮眠となったまま、午前4時にメンバーと合流して出発。
車内で寝てしまうのでは、と思っていたが、やはり脳内が興奮してしまい、眠気が起こらない。

ちなみに、メンバーは関西だけでなく、中部・関東から集まる。
母体は確か、あつし君の大学時代の友だちだったか。
そこから、おのおのの友人が集まり、10名以上の大所帯が集結することとなった。
半数以上が初対面ということもあり、正直不安がある。


【温泉街】
現地へ到着したのが、午前10時半。
土産屋が並ぶ温泉街らしい雰囲気と、硫黄のようなにおいがほんのり漂う。

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宿のロビーに荷物を預け、スキーウェアに着替えてからは、まず温泉街で昼食。
昼だというのに、ほとんどの人がビールを注文するあたり、アウェー感は払拭される。

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【ゲレンデ】
お腹を満たしてからは、いよいよゲレンデへ。
宿から数分歩いたところに、上り坂の「あるく歩道」がゲレンデまで延びているあたりが斬新である。
さらにゴンドラを乗り継ぎ、いよいよ滑走。

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長い!
1本のコースが、とにかく長い。
ちょっと滑ったらすぐリフト・・・というのがスキーの大きな難点だが、そのストレスがない。
ここまで距離の長いゲレンデは、はじめてではないだろうか。

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メンバーのペースは、これまた早い。
集団で行くと、コースの途中途中で止まって小休止することが常であるが、そのスパンも長ければ、小休止も少ない。
大学時代に慣らしていたからよかったものの、初心者レベルであったら、間違いなくついて行けなかっただろう。

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雪質は、ちょっと重めあり。
特に時間が経つにつれ、ターンがしにくくなり、スピードも出なくなる。
今年は寒波が訪れたとはいえ、2月下旬からは暖かくなっていたので、仕方がない。

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つづく。

廃墟サミット【2次会以降】

日記の続き。

へべれけに酔った3人が向かったのは、カラオケ。
もちろん、歌いながらも飲む。

ちなみに、個人的にカラオケは久しぶり。
昨年の忘年会で無理やり歌ったことを除けば、軽く半年以上はブランクある。
で、ビックリするほど声が出ない。
特に高音は、歌わなければ出なくなると聞いたことはあったが、まさにそのとおりとなってしまった。

おのおの好きな歌っていると、妙に採点モードのパラメータが気になる。
「しゃくり、って何?」
「こぶし、って?」

それを探るべく、いつしか演歌合戦に。
結局よくわからなかったが、メタル調に歌うと「しゃくり」が伸びる、ということだけはわかった。


がっつり歌い、午後6時に無事解散。
明日は平日だし、まっすぐ家に帰ろう。

と冷静に判断できればよかったのだが。
なぜかまっすぐ帰ろうとは思えず、気がつけば都島の行きつけのお店へ。
日曜の夜だというのに繁盛していて、隣同士のお客さんと仲良くなり。
スッと帰ろうと思っていたのに、すっかり帰りは遅くなり。


なお、2日後に体調を崩したのは、決してこの夜遊びのせいではない。
「ウイルス性胃腸炎」という病名から、1次会にさんざん食べたモノを連想することが、妥当だろう。

食べ放題はいけませんね、やはりそれなりの金額を払って、安全に食べなければね。

廃墟サミット【1次会・かき小屋フィーバー】

ようやく1次会のお話。
駅前でピースケさんと合流し、廃墟三人衆が揃う。
向かった先は、天満の裏のさらに裏にある、「かき小屋フィーバー」。
店舗をビニールで仕切った店造りは、裏天満ならでは。

お店の名のとおり、ここのメインは牡蠣(かき)。
席につくや、生がき・焼きがき・蒸しがき・かきフライが用意される。

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もっといえば、かきを食べ放題でいただける。
コースは2種類あるのだが、今回は生がきと焼きがきが食べ放題の3,980円。
さらに飲み放題をつけ、1,500円プラス。
昼のコースとしては高いが、モノがモノだけに、決して高いものではない。
それだけ、がっつり食べればいいのだ。

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1,500円もしてプラスチックのコップというのが味気ないながらも、久しぶりの再開にビールで乾杯!
テーブルにはしょうゆ・レモン汁・ポン酢・チリソースが並べられており、味付けは自由に楽しめる。
しまった、これだったらタバスコやスコッチなどを持ち込めばよかった。

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はじめに到着した料理はペロリと完食。
ということで、次から次へと注文を追加する。
焼きがきは身がプリップリで食べごたえアリ。
生がきは身が小さいながらも、味は申し分なし。
強いて言えば、途中で口が飽きてしまうので、フライも食べ放題にしてほしいところ。

さて、3人の会話は、おもに近況報告など。
本来なら廃墟の話で盛り上がるのだが、なかなかアタックする時間がとれないので残念である。
とはいえ、次回の仮日程は決まった。
行き先は、別途ブラッシュアップが必要である。


すっかり腹もふくれたところで、店を出る。
時間はまだ午後3時半、そのまま帰るのも惜しく、まだまだ繁華街に居座るのであった。

もうちょっと、つづく。

廃墟サミット【0次会・珈酒処 あるら~じ】

昨日の日記の続き。

落語の終わったのが、午前11時半。
まだ飲み会まで2時間もある。
といったところで、飲みのメンバーである1人・あつし君と合流。
軽く飲もうということになった。

まずは「ビール1杯目100円」と書かれた串カツ屋さんへ。
ふらっと入った割に店は満席、もしかすると有名店か?
と思ったが、カツはお腹にたまってしまうので、土手焼きだけを頼む。
なお、ビール100円はお会計1,000円以上が対象とのことで、結局ハイボールも注文する。

次に角打ちしようと思っていたが、以前行った名店「稲田酒店」はお休み。
他に何かお店はないかな、とさまよっていると、何やら気になるお店を発見。

ぱっと見は喫茶店なのだが、「オールドボトルウイスキー」という文字がある。
・・・何屋?
とりあえずお酒は飲めそうなので、試しに入ってみることに。

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店に入るや、犬が寄ってくる。
かわいいと思う反面、動物はニガテなので触れず。

内装は、10席にも満たないカウンターにソファーいくつか。
驚くのは、店内にあるウイスキーの瓶。
カウンターの向こう側にはもちろん、カウンター上にまでびっしり並ぶ。

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ウイスキーは、瓶ごとに値札がつけられている。
正直にぷらっと寄った旨を伝えると、比較的お値打ちなものを紹介してくれる。
スコッチのブレンデッドで、安価な割に複雑な味を楽しめる「THE SIX ISLES」。
まるでブランデーのような甘さのある和製ブレンデッド「Ichiros」。

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真っ昼間からウイスキーのストレートをたしなみつつ、他にお客さんがいないので、店員さんともお話をする。
どうもこのお店のオーナーが、かなりのコレクターだそうな。
大量にあるお店の瓶はまだまだ一部で、オーナー自体は600本以上ものウイスキーを所蔵しているとか。
お店は朝9時から深夜2時までと、すばらしく長時間開いているらしい。

お店にはあちこちに張り紙があるのだが、1つずつシャレがきいていて面白い。
ちゃんとしているようで、おちゃらけているような、絶妙なバランス。
こういうお店が家の近くにあれば、足しげく通うのになあ。

ちなみに、ウイスキーとコーヒーをメインに扱っているお店だそうだ。


すっかり時間の止まったひとときを満喫しつつ、ようやく待ち合わせ時間に近づいたので移動。
ようやく1次会がはじまるところだが、続きはまた明日。

廃墟サミット【前哨戦・天満天神繁昌亭】

体調不良も何とか回復。
とりあえず先週末のことを、書き留めておきたい。


先週日曜は、昼から飲みに行く予定があった。
開始が午後1時半で、それまでやることがない。
待ち合わせが天満なので、天満で何か時間が潰せればいいのだが。

というところで思いついたのが、落語。
実はめちゃくちゃ久しぶりで、かれこれ1年以上は見ていない。

天満天神繁昌亭」に到着したのは、開場10分前の午前9時半過ぎ。
すでに30人もの列ができている。
しかも、並んだ直後にどんどん列が延び、早めに着いてよかったと感じる。
落語って、こんなに根強く人気なんだ。

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出演者は4名、うち1名が若手で、残り3名が同期。
開演までの15分は、持ち込んだ本があったので読んではいたが、妙に長く感じる。

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そして開演。
久しぶりの落語に、こちらが緊張してしまう。

あいかわらず、面白い。
特に今回、演者ごとの個性というものを強く感じた。
表情がめちゃくちゃ豊かな人、声の強弱のメリハリがきく人、客との距離感のとり方がうまい人。
落語も、演者さん1人ずつ覚えていくと、また面白みが増すだろうな、と感じた。

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やはりお笑いは、生に限る。
また時間があれば、通ってみたいな。

ナイトメア

書きたいことがあるときに限って、日記が書けない。
そんなもどかしい気持ちよりも、えもいわれぬ苦しみに打ちひしがれていた。

病気です、病気。
おとといの晩から今日の昼まで、寝込んでいた。

月曜日から不調を感じていたが、火曜の夕方、仕事が終わる直前に急激なダルさが襲う。
帰路は体がガタガタ震え、家につくや布団に直行。

熱でうなされるのも大変だが、夢ももっと地獄。
見る夢見る夢が、すべて仕事に追われるというもの。
目が醒めると高熱のしんどさに襲われるし、本当に生きた心地がしなかった。

あいにく、インフルでなかったことが救いだ。
ウイルス性胃腸炎
けっこうよくかかる病気だが、タイミング的に心当たりがあったりもするのだが・・・まぁその話は、おいおい。


健康が大事。
ベタすぎて言葉に出すには恥ずかしすぎるが、本気でそう思った。
とりあえず明日1日、乗り切らなければ!