午前3時起きなんて、いつぶりだろうか。
そもそも、ちゃんと起きれるのだろうか。
そんな不安もあったが、それ以上に期待感が強く、仮眠するべく午後11時に布団に入ったのに、眠れやしない。
ちょっと前の話であるが、あつし君に誘われ、野沢温泉へスキーへ行ってきた。
土曜の早朝出発とのことで、このような早い時間に起きなければいけなかった。
【集合】
結局2時間足らずの仮眠となったまま、午前4時にメンバーと合流して出発。
車内で寝てしまうのでは、と思っていたが、やはり脳内が興奮してしまい、眠気が起こらない。
ちなみに、メンバーは関西だけでなく、中部・関東から集まる。
母体は確か、あつし君の大学時代の友だちだったか。
そこから、おのおのの友人が集まり、10名以上の大所帯が集結することとなった。
半数以上が初対面ということもあり、正直不安がある。
【温泉街】
現地へ到着したのが、午前10時半。
土産屋が並ぶ温泉街らしい雰囲気と、硫黄のようなにおいがほんのり漂う。
宿のロビーに荷物を預け、スキーウェアに着替えてからは、まず温泉街で昼食。
昼だというのに、ほとんどの人がビールを注文するあたり、アウェー感は払拭される。
【ゲレンデ】
お腹を満たしてからは、いよいよゲレンデへ。
宿から数分歩いたところに、上り坂の「あるく歩道」がゲレンデまで延びているあたりが斬新である。
さらにゴンドラを乗り継ぎ、いよいよ滑走。
長い!
1本のコースが、とにかく長い。
ちょっと滑ったらすぐリフト・・・というのがスキーの大きな難点だが、そのストレスがない。
ここまで距離の長いゲレンデは、はじめてではないだろうか。
メンバーのペースは、これまた早い。
集団で行くと、コースの途中途中で止まって小休止することが常であるが、そのスパンも長ければ、小休止も少ない。
大学時代に慣らしていたからよかったものの、初心者レベルであったら、間違いなくついて行けなかっただろう。
雪質は、ちょっと重めあり。
特に時間が経つにつれ、ターンがしにくくなり、スピードも出なくなる。
今年は寒波が訪れたとはいえ、2月下旬からは暖かくなっていたので、仕方がない。
つづく。