キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

四條畷満喫!飯盛山登山 ~その3~

意外にハードだった飯盛山登山が終わった、つづき。

 


向かった先は、線路を越えて駅前の商店街を抜けたところ。
そこにあるのは、1軒の酒屋「喜久屋酒店」である。
そう、角打ちだ!
事前に四條畷界隈をネットで検索していたところ、ここの角打ちに気がついたのだ。
今回わざわざ四條畷を標的にしたのは、そのためである。


がしかし!
酒店の隣にある角打ちの入口のドアが閉まっており、入っていいものかわからない。
一応看板は出ているのだが、そもそも営業しているのかどうか。
都心部の角打ちなら営業時間も明確で入りやすいのだが、営業時間の情報がまったくなく、入る勇気が出ない。
酒店側から入って「角打ちやってます?」と聞くのもテだが、その勇気も出ない。
そのくらい、町外れのローカルなお店なのである。


時間が早いのかな?
お店に到着したのが午後3時前だったので、午後3時を過ぎるとオープンするのでは?
ということでいったん駅前の商店街を適当にブラつき、再訪。


すると、お店の玄関が開いている。
しかし遠目では、中がわからない。
近づいて見てみると、立って飲んでいる人影はないが、何やら声はする。


ええい、ここまで来て帰れるか!
思い切って入口をのぞくと、奥に会ったテーブルに4人の年配者がいた。
「まいど、いらっしゃい!」
と声をかけてくれてひと安心、どうやら営業中らしい。
ちなみに、声をかけてくれたのはお客さんだったことは、後になり気がついた。


カウンターは4~5人ほど立てるくらい小さく、奥に4人がけのテーブルがある。
メニューは、カウンターに掲げられた「玉子焼き」「ソーセージと玉子の炒め物」の2品のみ。
ドリンクメニューは玄関先にあった看板に書いていたので、大瓶を注文。
キリン・アサヒ・サッポロの3種類が選べるということで、サッポロをいただく。

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おお、見事なアットホーム感。
テーブルでは終始、店員さんを巻き込んで内輪話に花を咲かせている。
お店ありきで仲良くなったというよりは、もともと同級生なのかな?と思えるくらいの仲良さだ。
カウンターの中も常に店員さんがいるわけでなく、何か注文が入ったときに寄る程度。
これこれ、これこそ本物の角打ちだ。

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結局、大瓶2本と玉子焼きをいただき、1時間くらい居座ったかな?
お会計はジャスト1,000円!
安すぎる・・・


「ややこしい店やけど、また来てな」と、最後は愛想よく店主さんが声をかけてくれた。
こんな楽しいお店だったら、そりゃあまた来たい。
若干場違いなのかな、と気を遣ったりしていたが、その心配がまったくなかったんだという安心感もある。

 


それから、もうちょっとつづく。