キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

キックボード旅の今後、今のきもち ~その1~

キックボードでケガをして、医療関係者はじめ家族・友人に多くの迷惑をかけてしまった。
それを受けて頭の中でよぎったことが、「キックボード旅の引退」ということ。
そう考えた理由は、人に迷惑をかけたこと以外にいくつかある。

 


まず、転倒時にまったく受け身がとれなかったという反射神経の衰え。
旅の最中などでは、何度も転倒しかけて未然に防いだこともあるし、転倒したこともたくさんある。
ただ今まではそこにしっかり反応できていたからこそ、大事に至らなかった。
今回の記憶は未だに明確でないが、少なくとも数年前なら何かしら受け身はとれて、ここまで大事に至らなかったはずだ。


実は今回だけでなく、1~2年前にも受け身がとれず転倒し、「なぜ体をひねれなかったんだろ」と衰えを感じていた記憶はある。

 


次に、体力の衰え。
キックボード旅をはじめたころは、基本1日80キロを走っていた。
なので日によっては、85キロや90キロも走っていた。
しかし最近は、基本1日60キロにしている。
寄り道を意識的に増やしているとかいうのもあるが、単純にムリができなくなった。
ここ数年、どれだけ長くても1日70キロが最長のはず。

 


あと、肉体的な衰え。
1週間を走ると当然ガタがくるのだが、最近は1週間を待たず旅の途中でガタがくる。
具体的には、ヒザと腰に痛みを覚えるのだ。
まさに前回、1年前の旅では4日目くらいから大変だった。
朝目覚めたときから、腰が辛くて起き上がるのもひと苦労であった。


特に腰は、一度いわしてしまうと一生モノになってしまう。

 


このようなこともあり、「あまり長くはできないな」ということは、去年から考えていたのだ。
いやホンマに。
どこかで何かしらの区切りが必要ではないかな、というのは考えていた。

 


ここまで書くと「引退」となりそうなものだが、吹っ切れないものがある。

 


ちょっと長くなったので、それは次回に。