キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

今さらつけ麺て!

日記の時勢がごちゃごちゃなってすいません。
土曜日のお話です。

メタルDJイベント「Metal Shock」が始まる30分前、アメリカ村へと到着した。
3時間半の長丁場なので、前回は途中で空腹感に襲われた。
今回は腹ごしらえをして、万全の体制で臨んでやろう!

ということで、目についた「つけ麺」のお店へと入った。


お恥ずかしながら、つけ麺を食べるのは、はじめてである。
もはや3年も4年も前にはやり、つけ麺屋もガンガン出始めているにもかかわらず。

食べたことがない理由は、ひとえに流行がニガテだという、僕のしょうもない性格によるものである。
それに、汁のないラーメンなんてねぇ~。
なかなか食べる気にもならなかった。


店に入るや、張り紙に驚かされる。
「太麺なので8分かかります」。
うわっ、麺やのにそない待たす?

ますますテンションが下がりつつも、ご丁寧にカウンターに置かれた「つけ麺の食べ方」を読む。
なるほど、いろいろ作法があるんやね。
8分後に出てきたつけ麺を、作法どおり食べることにした。


【1.何もつけずに麺を数本すすり、小麦の味を楽しむ】
なるほど、麺の味だけを楽しむという行為は、ラーメンでは不可能である。
と思い、麺を3本すすってみる。
おっ、モチモチ感の中にしっかりコシがあるし、後味がめちゃくちゃうまい!
これはマジで、麺だけでも食べられそうなクオリティである。

【2.つけダレに麺をつけて食べる】
熱々のつけダレの底に、メンマやチャーシューなどの具が沈んでいる。
どっぷり麺を沈めて、ズルズルっとかっこむ。
うまっ!
シロウトの僕でも、これが魚からとったものであるということがわかるくらい、魚介の香りが強い。

そして、つけダレは濃厚なので、麺にがっつりからむ。
これなら別に、麺がスープに沈んでいる必要もないわ、と納得。
ただ、麺がやや冷たいめなので、中盤からつけダレがぬるくなるのが残念。

【3.残ったつけダレに、割りスープを入れて飲む】
カウンターのポットに入った、割りスープとやらがある。
つけダレのぬるさが許されないので、熱々の割りスープを、なみなみ入れて一気に飲む。
ん?
ちょっと酸っぱい?

期待した味ではなく、これは残念。
これなら、つけダレをそのまま飲んだほうがおいしいかも。


トータルでの評価、というか率直な感想。
つけ麺最高!
普通の人が3年か4年前に覚えた感動に、今さらながら目覚めてしまった。

あかん、今すぐにでも食べたいくらい。
家の近所か会社の近所に、どっかおいしいつけ麺屋ないかなぁ?


写真を撮ってないのはおろか、お店の名前すら覚えてないあたりに、入店前の期待の薄さを感じてくださいませ。