そもそも、静岡へは9月の連休に行く予定であった。
すでに購入していた静岡行きの切符が余っていたため、この3連休で行くことに。
もともと静岡へは、「避暑」が目的だったのに。
そんな旅行の様子を、ダラダラと書きます。
【熱海ランチ】
熱海に到着したのは、午前11時。
さすが日本有数の旅行地、駅前の商店街は人がいっぱい往来している。
混まないうちにと、昼食は比較的空いている、オシャレなカフェみたいなお店。
注文した「3色丼」には、生しらす・釜揚げしらす・桜えびが入っている。
ううむ、新鮮!
上にかかっているシソの葉と、具材の下に敷かれた“青さ”が、微妙なアクセントになっている。
丼で1,000円を超えるのは旅行先でも「高い」と思うのだが、このクオリティなら納得。
【野坂オートマタ美術館】
軽く駅前の商店街を冷やかした後は、伊豆高原へ移動。
名前からして観光地化された避暑地と思いきや、山に囲まれたクソ田舎である。
しかしバスに乗って移動するや、意外に住宅地が立ち並んでいることがわかる。
坂ばかりのこの地に、なぜここまで多くの人が住もうと思うのだろうか。
さて、このあたりは美術館がやたら点在している。
その中の1つ、「野坂オートマタ美術館」へ。
「オートマタ」とは、ざっくり説明すると、オルゴールのついた西洋のからくり人形。
200~300年前に作られた人形たちが、飾られている。
残念ながら、ほとんどの人形は動かすことができない。
しかしながら、人形の横にあるビデオで動きは確認できる。
また、おおよそ日本人の完成では作ることのできない、リアリティの中にデフォルメがほどこされた形状は、見る価値あり。
入館後1時間ほどして、実際にオートマタを動かす実演がある。
人形はすべてで4つ。
これ、ホンマにゼンマイだけで動いてんの?
生きているかのような、顔の表情。
絶妙なバランスを保ったままの、アクロバティックな動き。
今のこの時代においても、こんな精巧なもの作れないのでは?
あまり期待はしていなかったが、すっかり魅了されてしまった。
他の場所でオートマタが見られるのであれば、ぜひとも行ってみたい。
というところで、いったん終わり。
あと2~3回続きます。