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キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

モテモテ

キックボード

意外や意外、今日はやたらとモテた。
容姿やスタイルによるもの、では当然なくって、キックボードの旅について、やたら聞かれた。

ひとり旅においては14年、キックボードの旅に限定すると5年くらいか。
自分の中で、長期間使ってローテクな乗り物で長旅することが、ごくフツーのこととなっている。
なので、そのことについて話しかけられることが、意外で仕方がない。

中には、ふだんほとんど話さない人が、向こうか話しかけてくれたり。
好奇心いっぱいに満ちた顔を見ると、どしゃぶりの中走ったあの地獄のような時間が、報われる気がする。


ある人からは、不服を呈する声も。
たいしたエピソードないやんとか、走った証拠ないやんとか。
もちろん、その言葉に悪意がいっさいないからこそ、受け入れられるのだが。

エピソードについては、けっこう前々から感づいていることである。
誰もが知っている観光地をめぐっているわけでもなければ、著名人に会うわけてもない。
ただひたすら、黙々とキックボードをけっているだけなのだ。

特に僕が好きなのは、住宅地の地味な雰囲気とか。
そんなもの、魅力を言葉にできるわけでもないし、伝わるわけがない。
完全なるひとりよがりなのだ。


何はともあれ、ほんの1日でもモテたという経験は、えもいわれぬ満足感でいっぱいである。
唯一の不服を言うなれば、話しかけられた人の100パーセントが、男性ということだろうか。