最近、怖い夢を見る。
シーンはまちまちだが、基本的に内容は同じ。
確か30代のころに一度見たことがあり、それが最近になりよく見るようになった。
最近見たのは、こうだ。
修学旅行のような感じで、団体旅行に来ている。
昔ながらの合宿場みたいな古い宿で、広い部屋で雑魚寝をするタイプ。
夕方になり、おのおの大浴場に向かう。
僕はひとりで向かうわけだが、風呂の前にトイレへ。
するとなぜだか、浴槽とトイレがいっしょになっている。
あまり違和感なくおしっこをしようとするが、出ない。
出ない。
あれ?
お風呂におしっこしたらアカンやん!
それに気がつくが、まわりの人は誰も止めようとしない。
おかしい。
おかしい。
あっ!
夢やなこれは!
頭を振り、必死になって夢から覚めようとする。
夢から覚めると、案の定寝床にいる。
念のため顔を叩き、現実であることを確認してからトイレへ向かう。
あれ?
出ない。
出ない。
なんで?
まさか!
・・・という感じで、ようやく本当に夢から覚め、トイレへと向かう。
つまり二重で夢を見ているということだ。
一枚目の夢から覚めたときは、本当に現実だと思うので怖い。
だって、この歳になってのオネショは恥ずかしいし、平日で出勤日だったらシャワーを浴びる時間なんて取れるかどうか。
まだ家ならいいが、キャンプなんかでやってしまうと、寝袋やテントも下手すれば処分だ。
それが自分のでなく人のやつだったら・・・
そんなところで、年々弱くなる膀胱(ぼうこう)の機能を何とかしなければいけない。
これ以上この悪夢に襲われたくない。
目覚めたとき、ホンマ怖いからね。
ホンマ怖いし、「ホンマに目覚めてるやろな?」という不安もひどいし。