昨日の日記で、キャンプをしようかとしている方はグランピングを強く勧めた。
それは本音である。
これ以上キャンプ場に人が集まって欲しくないというのも、本音である。
でも、本来言いたかったことは、実はそこではない。
「キャンプの初期費用20万円」
これ!
何これ?
いくつかのサイトを検索したが、たいがい20万円と書かれている。
ひどいところは、30万円とか50万円とか書いているところもある。
いらんっ!
いーらーんっ!
初期費用という意味では、2万円でええんちゃう?
いやマジで。
とりあえずコーナン行こっ。
コーナンなければどこのホームセンターでもいい。
ホームセンターのプライベートブランドで最低限揃えたら、2万円でお釣り来るから。
「ホームセンターの5,000円のテントなんて、大丈夫?」
大丈夫!
だーいじょーぶ!
うちのテントそれ使ってて、20代のころは3連休以上の休みがあれば、自転車に積んで野宿しまくっていた。
一般家庭の一生分以上の数やっているけれど、まだまだ現役だ。
「寝袋は小さくで暖かいやつがいいから数万円の」
いらん!
雪山登る気か?
2,000円の寝袋2つ重ねて、上着着て寝よう!
もしくは毛布か布団持って行こう、どうせ車移動とかでしょ?
とにかく、最近のキャンプの常識は狂気の沙汰として言うしかない。
20年ほど前のキャンプブーム時は、「少しずつ揃える」が基本であったし、それは考えが古いのではなく合理的なのである。
キャンプグッズは本当にピンキリで、例えば同じ広さのテントでも、5倍や10倍は当たり前のように開きがある。
でも、その効果に5倍も10倍もない。
寝袋のくだりにも書いたが、荷物を背負って雪山に登る必要なんてないのだ。
僻地に行くため、携帯するために作られたものを、安全極まりないキャンプ場というフィールドに使うのだから、そんな高いものはいらんのですよ。
キャンプ用品にこだわらなくても、家にあるものを流用しても全然いいのだ。
まずは必要最小限だけ買って、少しずつ揃えていく。
それこそキャンプの醍醐味ではないかと思う。
というのは、飽くまで僕のいち意見なので。
みんなグランピング行ってね、グランピング!
キャンプ場よりお気楽やし快適やで~!
もうキャンプはピークやし、今から始めるとかやめとき!