キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

もつもつ忘年会

一時期は、本当によく出入りしていた場所。
そこへ久しぶりに足を運ぶには、少なからず緊張する。
というか、玄関が開くまで、本当にこの部屋だったのかと、ビクビクしたほど。


前日、がっつりサムギョプサルを食べて胃がもたれながらも、日曜日はあつし家へ。
もともと廃墟仲間との忘年会だったが、スケジュールの兼ね合いで破談となり、何だかんだで別のメンバーでの会となった。
いつもは車かバイクで向かうのだが、お酒を飲むので電車で移動。
前者なら30分ほどで行けるのに、1時間以上かかるというところに、まだまだ大阪の電車網の甘さを感じる。

駅から距離があるので、わざわざキックボードを持参し、15分ほど走る。
重いリュックを背負わずに走るキックボードは、快適である。
というか、旅以外でキックボードを使うって、ほとんどしたことがない。


さておき、あつし家へ到着。
奥さんと、友人2名、そして初対面である、あつしベイビーと顔を合わせる。

少し談笑してから、鍋の用意。
奥さんは子どもの面倒があるので、男どもが各自役割をもって動く。

このへんが、みんな自主的だというのがすごい。
キャンプなどアウトドアのシーンで見かける光景だが、これを家の中で実現できるとは。
おのおの、包丁の使い方だとか、料理の基礎ができているということも驚き。
いかんせん、男が家庭科を学ぶ以前の世代なもので。


鍋は、めちゃくちゃうまい!
あつし家では、必ずめちゃくちゃうまい料理が食べられることが、魅力の1つである。
もう、箸が止まらず、ひたすら食う飲む。

途中で、他の料理も出てくる。
いずれも、ハズレなし。
というか、お店だったら料理だけで4,000円は下らないだろう。


みんなと話した内容は、まぁなかなか現実的なものというか。
偶然にも、人生の分岐点に立っているというか、修羅場というか、そういった人が複数人いては、ディープな話になったり。
それを、おのおの親身になって相談に乗れるというのも、すごいなと思ったり。
それぞれ違う人生を歩みながらも、それぞれ自分の信念を持って生きているんだな、ということもわかったり。

最後のほうは、ゲストが全員酔って寝込むという惨状になりつつも、夕方にはお開き。
昼から、おいしいものを食べて、がっつり飲めるということが、ただただしあわせでならない。
ふだんがんばっているからこそ、余計に楽しく、おいしく感じるんだろうな。


鍋にニンニクを入れすぎて、その後2日くらい口臭がえらいことになっていたことは、言いますまい。
何せ、ニンニク係は僕だったのだから。