キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

白鳥でスキー初め(2日目)

スキー2日目。
ちょっと書きそびれてたことも踏まえて。


【しらとり温泉】
1日目の書き忘れ。
コテージへチェックインし、買い出しがひととおり済んだところで、近くの「しらとり温泉」へ。

お湯のぬめり感がとても気持ちよく、やや大きめの露天風呂では、きれいに整備され雪が積もった庭園と、満天の星空が眺められる。
一気に疲れがとれる、といえば過言であるが、そういう錯覚をじゅうぶんに味わえる。


【2日目・朝】
ここから2日目。
午前9時に起きると、すでに半数以上が目を覚ましており、朝食の準備をしている。
午前3時まで宴会していたと言っていたのに、何その元気は?

ちなみに2日目は、朝から滑る予定であった。
が、当然この時間から朝食となると、とうてい間に合いっこない。
バタバタと朝食→片付け→チェックアウトと経て、ようやく出発。


【しらおスキー場】
そこからは、ゲレンデ探し。
行こうとしていたゲレンデが、ことごとく満車だったり、廃業だったり。
昨日ガラ空きだった「スノーウェーブパーク」ですら、満車状態なのだ。

途方に暮れつつ、ようやくたどり着いたのが、「しらおスキー場」。
時間はすでに午後1時。
午後券の2,000円を買うよりも、帰宅する人に声をかけ1日券を1,000円で買い取る、という策に出た。
異様な光景にも見えたが、どうやらけっこう常套(じょうとう)手段のようだ。

ゲレンデは、昨日ほどでもないが、単純なコース。
うれしいのが、やや急坂になった中・上級者向けのコースと、その坂を迂回するような林道コースが続くということ。
レベルにあわせて滑りつつ、はぐれにくいというのは何ともありがたい。
皆が急坂を攻めるのを見計らい、僕は林道コースをゆったりと滑った。

難点をいえば、リフトがいずれも遅く、かつペアリフトであること。
このゲレンデだけ空いている理由が、わからなくもない。

最後は「時間ない」といいながらも、なぜかコースで座り込んで、雪合戦大会が勃発する。


【カフェ クラーク・ケント
帰りは、物産店前の大きな駐車場にたたずむ、小さな銀色の建物へ。
厳密には建物ではなく、電車の車両のような、バスのような乗り物を、店舗として改装したものである。

皆がこぞってホットドックを注文するので、便乗していただくことにした。
大量生産できないらしく、しばらく待たされたものの、ひと口たべてびっくり!
ホットドックって、こんなにおいしいものなん?
何よりパンのしっとりもっちりした感触と、パンだけでも食べられそうな味。
ここまで本格的なものが出されるとは、想像もしていなかった。

店舗で食べていると、ピーチティーをサービスでいただいた。
さらに、はじめは頑固に見えた店主も、「これ作りすぎたから」と、ホットドックを1つサービスしてくれた。
これはもう、次回から必ず立ち寄るお店となることであろう。


そんなこんなで、長い長い2日間は終了した。
本当に、企画してくれたあつし君には感謝!
そして、みんなで楽しもうと一丸になって、事実楽しい時間を作っていた参加者の各位に、感謝!

本来そんなにスキー自体が好きというわけではない僕が、ゲレンデに行くことを好むのは、ゲレンデ以外でも楽しめるからである。
まさしく、アウトドアの醍醐味の一部なのである。