キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

廃キング遠征 in 岐阜【前編】

趣味の一部だ、といいながらも、実はかれこれ半年ぶり。
ピースケさん・あつし君と3人で、久しぶりの廃墟散策へと望んだ。
場所は、遠征ともいえるだろう、大阪からやや遠めの岐阜。

以下、1日目のことを、廃墟以外も踏まえてダラダラと。


【昼食】
岐阜へ到着して、まずは腹ごしらえ。
あつし君が急遽調べた「ちちや」は、一見やや大きめながらフツーの喫茶店。
しかしお客さんはぎっしり。

ここの名物は、「テリかつ丼」。
ごはんの上にキャベツ・かつを乗せ、その上からデミグラスと思われるソースをかけたもの。

これはうまい!
ソースがやや甘めながら、魚介系のにおいがして、今まで出会ったことのない味。
大盛りを注文すると、本当に「ちょっと多いわ」って思うくらいの大盛りで、サービスの品質ともに最高♪


【廃墟:学校跡】
住宅地を抜け、やや高台に位置する、学校跡。
校庭は、足をとられない程度に生い茂った雑草で埋められている。
そこからのぞく校庭とのコントラストは、見事である。

校舎内は、やや荒らされた跡はあれど、散策するには魅力のある程度。
比較的残留物が少なめであるが、目をひいたのが、大量に散乱していた精力剤。
なんでもネットの情報によると、学校で製造やら販売やら、していたとか。
どんな学校やねん!

個人的には、カセットテープが記憶装置だった時代のパソコンが、お気に入り。


【廃墟:山中の一軒家】
細くやや険しい山道をくぐり抜け、たどりついたのが1軒の民家跡。
ヒワイな表現で申し訳ないが、ここは一部の廃墟マニアでは、「エ□本小屋」と呼ばれる場所らしい。
それ以前に、「なんでこんなとこに一軒家?」という疑問も強いのであるが。

小屋をのぞくと、小屋いっぱいに散らかった、ヒワイな雑誌の切り抜きが目を引く。
ただヒワイな雑誌が捨てられているわけでなく、これら1つずつが、何と刃物できれいに切り取られたもの。
小屋の壁から柱から、びっしり書かれたヒワイな文章も含め、見ていてぞっとする。

とても居心地のよいものではなく、早々に切り上げた。


【キャンプ】
夜はバンガローでキャンプ。
なんの設備もない、大人3人が寝るだけの簡素なもの。
これでも、「廃墟でテント野宿」していたメンツとしては、ぜいたくすぎる場所である。

夕食はBBQ。
メインは、飛騨牛
お肉の専門店で買ったので、安い。
そして、期待どおりにうまい!


何もかも満腹になり、1日目は終了。
雨の予報が見事に外れたことが、何よりうれしい誤算であった。
ただ、それだけに直射日光が暑すぎたけど。