キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

平和島電撃祭

競馬も競輪もなし。
当然、誰と会うとの約束もなし。

さぁ~何をしようかしらと思い、気がつけば競艇場へ。
競艇は一度行って面白みがわからなかったので敬遠していたのだが、最近なんとなく競艇まんがを見はじめ、少し興味を持ったのだ。


というわけで、「平和島競艇場」へ行きました。
施設は、なんともこぎれい。
場所によって分煙しているという、賭場ではじめてみる光景も。
客はおっさん率高いけど、レース中のヤジやどよめきが少ないため、競馬や競輪ほどガラ悪くない。

かつて「尼崎競艇」へ行ったことあるが、雰囲気がそのまま。
ひょっとして、競艇場ってあんまし場所による変化はないのかな?


8レースが終わったところで、イベントがあるとの知らせを聞き、急いで足を運んだ。
というのも、出演者が、電撃ネットワーク
体を張った笑いの老舗である。

個人的には大好きなので、最前列のどまんなかで見た。
にもかかわらず、右のおっちゃんはドライアイスを頭にのっけられ、左のおっちゃんは牛乳をぶっかけられたのに、僕にはいじりナシ。
たぶん、写真を撮ろうと右手にデジカメ・左手に携帯持ってたから、ぬらしてはいけないという配慮かな?

それでも、パフォーマンスは最高に面白かった!
今日の負け分は、これの鑑賞料と思えば、高くない。
あっ、“負け”ってバラしてもうた。

でも、今までの競馬・競輪に比べれば、ものすごく回収率は高かった。
競馬なら多くて18頭、競輪なら9車に対し、競艇はわずか6艇。
なるほど、この予想のしやすさと、カンで買っても大穴にぶちあたりやすい、とっつきやすさが人気の秘密だな。
と思いつつも、やはりレースの流れが全然わからず、予想のしどころが見つからなかったので、ハマることはないだろう。


夜、寮の近所で盆踊りがあった。
やぐらを囲って、高齢者がまわりを踊り、夜店では子どもが楽しみ、会場の境界付近では中学生がたむろする、スタンダードな盆踊りである。
やぐらの太鼓をたたく姿と、まわりで踊る方々を見ながら、ひたすらボーっと時間を過ごした。

なんかね、見飽きないのよ。
でも、踊ってる人に当然、若い人がいない。
50年後、今の若者は果たしてやぐらを囲って踊れるのだろうか?

途中、やたらビールが飲みたくなった。
悪魔の僕が「飲んだらええがな」とささやき、天使の僕が「飲んじゃいなさいよ」とささやく。
40分の葛藤ののち、けっきょく飲んじゃいました。

1人酒禁止のルールを、破ってしまいました。
が、あの雰囲気・あの場でガマンすることが、いかにアホらしいことか。
いやいや、言い訳やなくてね。
まぁ休みの日は、雰囲気さえあれば飲んでもええかな、と思った。


それにしても、「アラレちゃん音頭」は何十年踊られ続けられてんねん!