キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

金杯で乾杯?2020

ヒマを持て余したお正月後半、どうしても外出欲が抑えきれず、向かった先は京都競馬場
昨年も同じ時期に向かっており、すっかり恒例行事になりそうだ。
ちなみにこの日が中央競馬のレース初めでもあり、1年を占うレースといっても過言ではない。
いや過言か。


午前9時過ぎ、駅から競馬場へ向かう客はめちゃくちゃ多い。
みんな、よっぽど家でヒマしてたのだろう。

f:id:kickboy:20200112000543j:plain


レースも1レース目から、ファンファーレにあわせて手拍子や拍手が鳴る。
普段の競馬場では、1レース目からこんなこと起こりっこない。
みんな、よっぽど正月家で元気をためていたんだな。

f:id:kickboy:20200112000554j:plain

f:id:kickboy:20200112000557j:plain


客はレースが進むにつれ、どんどん増える。
投票機には行列ができ、投票締め切り5分前までに並ばないと間に合わなくなりそうになる。
ここまで投票機に並んだのははじめてかもしれない。
それだけ人が多いんだろうとも思いつつ、そういえば機械ではなく人による投票窓口が一切なくなっていることに気がつく。


朝方は比較的気温が高い。
競馬場といえば、冬場に体を震わせながら無料のお茶をすすっていた高校時代を思い出すのが常なので、やはり暖冬なんだなと痛感する。
と思いきや、時間が経つにつれ寒くなるという逆転現象がおこる。
これはこれで、苦痛でたまらない。


基本いつもすべてのレースを買うのだが、今回は予想しづらいレースはパスすることに。
やはり、ヤマカンで買っても楽しくない。
そのぶん、後のレースをゆっくり予想する時間ができてよい。


レースの結果は、全10レース中3レース的中。
マイナス3,850円と、なかなかよい成績だ。
去年は5,000円負けたし。
中でも、メインレースである京都金杯を的中したことが今回大きな収穫。
競馬にどハマりしていたころから、なぜか的中することができなかったレースだったので。

f:id:kickboy:20200112000624j:plain

f:id:kickboy:20200112000626j:plain


あと、すべてのレースが終わってから、帰路の人混みを避けるべく、しばらく競馬場に居座った。
夕映えの競馬場は、つい先ほどまでとは正反対でもの静か。
退廃的というのだろうか、独特の雰囲気が絶妙に心地よく、しばらくスタンドに座ってたたずんだ。
離島で海を眺めているときのような、不思議な落ち着きを感じた。

f:id:kickboy:20200112000635j:plain


たまに来る競馬場は、やっぱり楽しいな。