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キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

平井八十八ヶ所霊場めぐり

先週土曜日のミニ遍路散策の日記。
まずは、1つめの「平井八十八ヶ所霊場」。


比較的人通りの少ない道をバイクで2時間、さらに人通りのない田園地帯を走ると、やがて目的の「大師寺」へ到着する。
道から境内が大きく見えるわけではないが、「平井八十八ヶ所霊場」という看板・のぼり・脊柱があるので、まず見落とすことはない。
また、ちょうど同じ時間に、ノルディック・ウォーキングをしている50人ほどの集団ともはち合わせする。

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ウォーキング服で身を固めている集団のなか、ひとり白いTシャツに輪袈裟をまとった衣装は、やはり目立ってしまう。

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入り口付近にある境内の地図を撮影してから、1番のお地蔵さんの前へ。
ここでは、ウォーキング集団さんがガイドの説明を聞いているため、遠慮なく盗み聞きをする。

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どうやら、このお寺にあるお地蔵さんの多くが、「丹波の佐吉輝信」という石工さんの作品だとか。
幕末に活躍された方で、その作品がたいそう貴重だそうだ。
確かに、お地蔵さんは立体感があり、シロウト目にも形状の細かさはわかる。


集団が奥へ進んでから、改めて1番を参る。
少し歩いたところに本堂があり、2~4番が並ぶ。
ちなみに4番まではローソク立てが置いてあるため、持参したローソクを供える。

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以降は、お地蔵さんの前に竹筒でできたお賽銭入れと、造花が置かれている。
また、ほとんどが木製の支柱と屋根で覆われている。
たまに、岩の間に祀られたものもある。

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お地蔵さん同士の距離は、とても短い。
だいたい、10~20歩進めば次に到着する。

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ただ、順路がとても立体的である。
短いながら急な坂を、何度も登り降りする必要があるのだ。
特に20~26番あたりは、しっかり順路を意識しないと、順番を飛ばしてしまいそうになる。

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しっかり、順路をあらわす標識があるので、ありがたい。
また、全体的によく整備されているため、歩きやすい。


境内でいちばん標高の高い45番に着いたころ、気温は涼しいのに汗ばんでいた。
やはり、こまめな昇降がいい運動になる。
また、お地蔵さん1つずつ、しゃがんで合掌礼拝しているので、これもきいているのかも知れない。
実質、八十八回はスクワット運動しなければならないためである。

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その後、基本は下りとなるため、ペースがあがる。
とはいえ、相変わらずこまめな昇降はあり、さらに汗が吹き出してくる。

無事88番を巡り満願を達成したのは、出発して1時間20分後。
絶えずウォーキング集団の方々の声が聞こえてきていて、孤独感を覚えなくてよかったのは、思わぬ幸運である。
たぶん合掌礼拝なしだとこの半分以下の時間でまわれるので、ドライブやツーリングのついでに寄るには、なかなかいい場所だと思う。