キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

リライト

今朝、駅へ向かう途中に、歩きたばこをしている人を2人同時に見た。
1人は、改札前でポイ捨てし、たばこを踏んだが消火せず。

なつかしっ!
というのが、意外にも第一の感想。

ほんの2年ほど前までなら、けっこうひんぱんに見ていた光景である気がする。
ビジネス街の、人が密集する交差点で、堂々とたばこ吸うてたりね。
それが最近、歩きたばこという行為自体を見ることが、ごく少ない。

まわりでも、たばこを吸う人が減っている気がする。
副長も、いつの間にか辞めてるし。
「娯楽を絶つのはアカンやろ」と豪語していたボスですら、禁煙中だし。

喫煙者は、ずいぶんマナーがよくなった。
携帯灰皿は、持っていて当然という人が多い。
分煙場所では、ほとんどの人がちゃんと分煙している。
冒頭に述べたような、歩きたばこしたりポイ捨てする人は、学生以外ではなかなか見かけない。

2年。
昔っから、まるで“国の文化”かと思えるくらいひどかった日本の喫煙事情が、たった2年で変わった。
携帯やパソコンというデジタルなものではなく、喫煙というアナログなものが。
喜ぶべき変化であるはずなのに、変化というものの力に、少し背筋が寒くなった。


そしてこの日記の、本文とタイトルに隠れたベタリズムに、背筋を寒くするがよい。

ときどき、自分のホームページを見る。
で、昔作ったコンテンツを見ては、表現力の稚拙さに絶望する。

今日も時間があったので、ホームページのもっとも核心部であるはずの、「ママチャリ日本一周」の日記を見た。
当然ながら、絶望した。
これじゃあ、体験者である自分以外には、伝わらんやろう。

試しに、1日目の日記を書き直してみた。
不思議なもので、10年前のことなのに、書いているうちに昔の情景を細かく思い出す。
仕上がった文章は、少なくとも以前よりも、ぐっと臨場感がでた。
ようやく、人に見せられるレベルのものになった、といった感じ。
まだアップしてないけど。


というわけで、春先までに「ママチャリ日本一周」コンテンツを、リニューアルしようかと。
最近、仕事でまともな文章書かせてもらってないし、プライベートでも何か目標持って動くことがない。
直接的には1銭にもならん作業だが、ダラダラ毎日過ごすよりは、何らかの財産になるだろう。

おヒマな方、リニューアルしたら見てください。
企業の方、スポンサーなってください。