キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

かわうそ祭り・天

たまたまSNSで見た文言に、少し驚いた。
プレミアムフライデー」。
すっかりそんな単語を忘れていた。
まだやってんの?
運営に税金も費やされているらしいし、失敗なら失敗で素直に取り下げてほしいものだ。


さておき。
6月の最終金曜日“プレミアムフライデー”は、久しぶりに都島のお店「天」へと足を運んだ。
一緒に行った徒歩くんと会うのも久しぶりだ。
わざわざ席の予約をしたのだが、悪天候の影響だろうか、店内は午後7時半の段階で僕らだけ。


料理は相変わらずうまい!
1品ずつ紹介するとキリがない、というか創作モノもあって商品名がわからなかったりする。
というのは、料理をすべてマスターにお任せしているからだ。
今回は比較的肉モノが多かったためか、満腹になるのが早かった。


はじめはビールを飲み進めていたが、途中から日本酒に変更。
これもお任せで、出てきたものは次のとおり。
・獺祭 早田 純米大吟醸 磨き二割三分
・獺祭 遠心分離 磨き二割三分  
・獺祭 磨き三割九分


獺祭まつり!
実は獺祭を飲むのははじめてで、ちょっとした仕事の関係で、ちょっと飲みたかったころである。


うまい!
米を45~50%くらい磨いた日本酒は過去に何度か飲んだことはあるが、磨いたぶんだけ雑味がなくなりスッキリするが、パンチがなくなるという印象だった。
しかし23%も磨いていながら、ふくよかな味が残る。
これは酵母の味かな?


ちなみにこれはマスターがイベントか何かでたまたま入手したもので、お店のメニューのものではないとのこと。
けっこう高いモノなんでお会計が気になっていたが、意外と良心的に提供してくれていた。


お会計の間際くらいで隣のお客さんと少し仲良く話したが、もうちょっと早い段階に話せたらよかったなあ。

 


お店を出てから終電まで少し時間があったので、2軒目にバーへ。
最近できたお店らしく、残念ながら2人の好きなスコッチは少ない。
ここでは隣に座っていたお兄さんとも仲良くなり、短い時間ながら楽しいひとときを過ごせた。

 


次回は京都かな?
徒歩くんと巡るお店はハズレがないので、楽しみである。

 

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旅人ピンチ!

いちばんの心の拠り所は、何と言っても年に2度のキックボード旅。
GWと夏季休暇は1週間ほどまとめて休みがとれるので、本当に助かっているし、そこだけが原動力でいろんなことをガマンできていたりする。


しかしながら、今年の夏季休暇はピンチだ!


仕事の都合上、いつ休みがとれるのかわからない。
これだけでもう、計画の立てようがない。
計画というのは具体的に、宿の確保だ。


この時期になると、けっこう宿が埋まってくるし、実際だいぶ埋まっている。
増して、今回は青森をまわりたいのだが、青森は宿が少ないので、ますます押さえづらい。


一応、休みは仕事のメンバーで相談して決めることになっているのだが、みんなのんきに構えていて、まったく取り合ってくれない。
中には、宿が取りづらい事情を説明しても、
「そんなん他のことしたらいいんちゃうの?」
なんて絶望的な返事をされたり。
いやいや、仮にキックボード旅せずとも、何かしら施設押さえたりとかは必要やろ?
1週間も家に引きこもれというのか?


なんてことで、ちょろっと愚痴をこぼしつつも、本当に危機感を覚えている。
直前まで休みが決まらないとなれば、何をすればいいのだろうか?
社会人になって、長期休暇はほとんど旅で費やしてきたので、それ以外での過ごし方がわからないでいる。


ううむ、どうにかならないものだろうか。

室内レーサー

車のシートに続き、家のパソコン用チェアも新調してしまった。
「DXRACER ゲーミングチェア」。

 

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見た目がもう、男心くすぐりすぎやろ!
車に取り付けたレカロより、レカロっぽい。


これは腰によい!
以前使っていたチェアは座面が広く、体が自由になるので足を組んだりあぐらをかいていたが、それを許してくれない。
たぶん、それだけで効果は抜群だ。


あとは腰が延びる。
腰にある小さなクッションが、後ろからグイッと腰を押してくれるからだ。


総合的にいえば、レカロのときと同じで、ホールド感のよさがすごい。
パソコンで作業しているときは、リクライニングを立てておけば本当に腰が曲がらない。
最近ひどい腰痛の原因が以前のチェアだったとすれば、週に3回の鍼灸通いもなくなるわけで、長い目で見れば経済的な出費となる。


もうちょっと長いこと使わないとはっきりしたことはいえないが、少なくともこんなに早く効果が出るとは思わなかった。
健康にまつわることに関しては、出費を惜しむべきではないなと強く感じる。

 

くそっくらえ!地震予言

地震があった後って、必ずと言っていいほど予知や予言の類の情報が出てくる。
何だろう、この後出しジャンケン
それが本当なら、ちゃんと地震が来る前に主張して、犠牲者を少しでも減らすよう呼びかければいいのに。
後から言うて「オレ知ってたで」と悦に浸って、カッコいいんか?


という前置きをしておいて・・・
実は地震の2日前に、地震の夢を見た。


いや、信じなくていいよ。
夢って時点で証明のしようがないし、ブログに宣言もしていないし。


強いていえばブラウザのキャッシュに、翌日検索した「地震 夢」という履歴は残っているが・・・
他のいかがわしい履歴をさらけ出すわけにもいけないので、あまり人にはお見せできないでいる。

 


さておき。
仮にこれが「予知夢」の類だとしましょう。
だとすれば、実はとても恐ろしいのである。


なぜかといえば、僕が見た夢では、場所が「職場」にいるときであった。
一方、先日の地震は「駅」である。
つまり、まだ夢が的中していないということになる。


そんなことを考え、先週は仕事をしながら人一倍ビクビクしていた。
まあ過去形を使っているが、来週もまた同じようにビクビクしていることであろう。


「はい、余震これで終わりっ!」って宣言でもない限り、なかなか心が休まりませんね。


※この日記を書いている最中にも、震度3の余震がありました。
 本当にこわい・・・

交野リニューアル・サシノミ

今になって白状すると、飲みに行く前は少し緊張というか、やや臆病な気持ちになっていた。
前日、会社の飲み会ではじけ切れなかったことが引き金だろう。

 


土曜日は、地元の友人・ゴンタと飲みに行った。
本来なら作三とあわせて3人で飲む予定だったが、作三が急遽仕事で来られなくなった。
2人っきりで飲むなんて、久しぶりである。


地元の居酒屋「ふる里」に、午後5時に集合。
なおこの居酒屋は、昔っからずっと地元にあるものであるが、つい先日オーナーが変わったらしい。
それに伴い、がっつりメニューも変わったということだったので、前からぜひとも行きたかったのである。


かつて生中1杯600円という強気すぎる値段設定も、安心価格になっているのがよい。
そして何より、食事メニューがめちゃくちゃ多い!
交野だというのに、お造りをはじめとした魚介が揃っていることが奇跡である。
「昔ながらの地元の居酒屋」という内装をそのままに、こんなメニューを揃えられたのでは、たまったものではない。
全体的に少~し高めな気もしなくはないが、十分満足のいく値段設定である。


男2人の会話は、意外にも途切れることなく続いた。
よかった、決して僕がふさぎ込んでしまっているわけではない。
それを確認できただけでも、この飲み会は貴重なものだ。
もちろん、それ以上にゴンタとのぶっちゃけトークは面白かったわけだが。
自分が完全に腹を割りまくっているなぁ、と感じる。
なるほど、会社の人たちに対しては、やはり何かしらの壁みたいなものを、自分の中で作ってしまっているのだろう。

 


ひととおり注文したごはんを食べ終えてからは、交野市駅前に移動。
かつて僕がよく通っていたバー「Loose」の跡地にできた、「GAKU 洋風酒場」。
跡地といっても、こちらも居抜きでできたお店で、オーナー自体は変わらず。
オーナーというかマスターが、キッチンではなく「裏方」として週末のみ働いているのだ。


バー時代とはメニューがぜんぜん異なるが、基本的にはお酒のアテとなるメニューぞろい。
いわゆる一品モノが多いという印象だ。
残念ながら初老の2人はおなかいっぱいだったので、ちまちまとしか食べられなかったが。


いつもビールばかり飲んでいる僕であるが、今日は思い切って赤ワインを飲んでみた。
ううむ、意外にイケル。
昔に安ワインを夜な夜な飲んではゲーゲー言うてたトラウマか、基本的にワインは飲めないと思っていたのだけれど。
決して飲みすぎるわけでもなく、会話を交わしながらゆっくりと味わうことができた。


久しぶりに再開したマスターとも少し会話しつつも、ゴンタとの会話はさらにヒートアップ。
僕が他では絶対話さないようなことまでもガンガンぶつけられるので、本当に楽しい!
どんなテーマだったかなんて、もちろんここには書きますまいが。


最後のほうでは、サバゲーしたいなという話が出てきた。
そういえばあつし君とも、前回会ったときに同じような話があったはず。
これはまた近々、開催したいところである。

 


そんなこんなで、結局は午後12時前くらいまで飲んでいたのかな?
過ぎていたかな?
2人だというのに、めちゃくちゃ長時間話せてもう、感慨無量である。
具体案までは出なかったものの、海で遊ぶプランとキャンプをするプランもあがっているので、さらにまた楽しめるのがたまらない!

大地震の日

最大震度6弱という、大阪ではとんでもない地震が起きました。 当然ながら僕も被害者といえば被害者なのであるが、特にケガもなく無事でした。 意外にも多くの方から心配の連絡をいただき、ありがたい限りです。 特に、最近まったく連絡していなかった人からもいただき、本当に心がぽかぽか温まりました。

そんな今日という1日。

【07:30】 今週に限って早番。 いつもより早めに起き、けだるさをこらえながらも会社へ向かう。

【08:00】 京橋駅へ到着し、環状線へ乗り換えるためプラットフォームを変更。 間もなく電車がやって来て、ドアが開いたそのときだった。

衝撃ー。 下からプラットフォームが大きなハンマーで殴られたかのような、縦への強い衝撃が走る。 あたりは騒然。 その後、横揺れが起きる。 大きな地震である。

怖い! あまりに単純な感情がまず走った。 とはいえ、どうしたらいいかわからない。 とっさに姿勢を低くし頭をかがめたが。 だがそれは、むしろ火事のときの所作である。 冷静に考えたら、屋根つきの古いプラットフォームから真っ先に立ち去ることが正解。 それができないほど狼狽してしまった。

揺れて少ししてから、まわりで携帯が緊急速報を知らせる。 とっさに「遅いわ!」とつっこんでいた人を見て、この人は冷静でいいなと感じた。

【08:05】 ゆれがおさまった後にまず考えたのが、「早く電車乗せてくれ」ということ。 日本人の悪い習性だ。 本当に、しばらくは仕事に遅れることが気がかりだったし、仕事に行くこと前提の思考しかなかった。

後ろで過呼吸を起こす女性が、さらにあたりに緊張感を走らせる。 あたりが騒然となってきたころ、ようやく「駅から出てください」と駅員から声がかかる。 そこで改めて、はっとした。 会社に遅れるとか、そんな状況ではない。

【08:15】 足早に駅を離れてからは、比較的建物から離れた広場を陣取る。 ここで怖いのは余震である。 なぜ建物で避難できるのだろう、と遠方の人に首をかしげながら、「あの建物が崩れたらこっちに走ろう」とかシミュレーションを繰り返す。

寒い! よりによって、今日は長袖を着ずにTシャツで出てきた。 家→電車→会社という空間で過ごすことと今の季節を考えたら、それが妥当と判断できたのだ。 それでもやはり余震が怖く、建物には近づけない。

【08:45】 寒さに観念し、建物へと入る。 ただし、揺れたらすぐに飛び出せるドア付近。 まだ肌寒さは残るものの、ひとまずカラダ的なものは安心だ。 何もせずなんてことはできず、かばんから本を取り出してひたすら読む。

【09:30】 尿意をもよおしたので、建物の上の階にあるトイレへ。 上の階に行くほど、空調がしっかりしている。 えらいもので、このころになると余震への警戒が薄れる。 トイレを済ませてからは、特に人の少ない5Fへ行き、営業前の飲食店前にある椅子に座る。 再び読書に没頭。

【11:00】 会社の社内インフラにアクセスするも、特に「帰宅してよし」との命令もなく、むしろ他の人に「気をつけて出社してください」というメッセージがあり、やはりまだここで待機が必要なのかと落胆する。 震度6弱ですよ・・・

仮に今すぐ電車が動いても、勤務は昼食明けとなる。 と判断し、ランチをいただくことに。 30分ほど歩き回り、ネットを駆使して見つけた担々麺やさんは、ゴマのまろやかさが濃厚でうまい!

【12:00】 再び駅へ向かうも、依然電車は動かず。 ここで偶然会社の先輩に会い、苦笑を交わしてお別れ。

さすがに本読みばかりでは飽きてきたので、イオン(旧ダイエー)へ。 イオンへ吸収されても、ダイエー独特のB級感は健在。 こんな都会で、下町の商店街ばりの品々は見ていて本当に飽きない。

【13:00】 飽きないとはいえ、買い物をすると会社に持参できないという残念なリスクがあるため、1時間ほどで見るものがなくなる。 今度はKiKi方面へ歩き、ブックオフへ。 お料理雑誌など、ふだん見ないコーナーが意外に面白く、なかなか時間を潰せる。 しばらく見ていると、ようやく会社から「帰ってよし」ととれるお触れが出た。

【14:00】 帰ってよしとなったとて、電車は依然動かず。 迷わず向かったのはカラオケ。 実のところ、昼前からカラオケへは行こうとも考えていたが、カラオケの入っているテナントがいずれも古いビルなので、余震が怖かった。 そういう意味でいえば、この時点ですっかり危機感が薄れてしまっている。 ひさびさのひとりカラオケ、2時間が楽しくてたまらない!

【16:00】 JRは依然止まったままだが、京阪は動いていたので京阪で帰宅。 振替輸送をしないのは、JRのせいか? 京阪の車窓を眺めると、地元に近づくにつれ屋根を修復している人たちをちらほら見かける。 駅を降りて地元を歩いても、屋根瓦が落ちたり一部崩落している古い家屋が目立つ。 なるほど、京橋よりも震源地が近いぶん、被害は大きいようだ。

慌てて家中を見回るも、母親が片付けていたらしく、あまり大きな被害はない。 とはいえ、後から聞いた話、食器棚のグラスがいくつも割れてしまったらしい。 僕の部屋は特に何も潰れてはいないものの、家具の位置やモノの場所が微妙にずれていて、やはり地震の規模をまざまざと感じられる。

・・・といったところで、妙に長い1日だった。 地震直後は本当に怖くて、1時間くらい鳥肌がおさまらなかった。

にしなかナイト

金曜は会社の人らに誘われ、会社帰りに西中島で飲み会。
複数の部署が集まり、男女6名ずつ、計12名というなかなかの大所帯である。
最近はこういったお誘いをいただけるので、本当にありがたい。


お店は、ほとんどが290円という激安店。
メニューはたくさんあるが、これといった目玉はなく、味も残念なもの。
チェーン店でも最近はなかなかないほどの、ハズレ具合である。
よくもまぁ、こんなお店を西中島という居酒屋激戦区に作ったものだ。


さておき。
飲んでいる最中は、だいたい2グループに分かれての話となる。
僕の席まわりには同じ部署の人がおらず。
ではあるものの、だいたい一度は話をしたことがある人たち。
まだまだ共通の話というものはないものの、それなりの盛り上がりがあった。


ただ正直なところ、僕時自信がいまいち輪に入っていけないというか。
まだできあがっていない輪に対して、どういう会話をするべきか、悩んでしまうのだ。
ちょっとした沈黙ができたときなんかに、ポンと会話を放り込めない。
みんなが1つの話題で盛り上がっているときに、その主題のことをまったく知らなかったときに、置いてきぼりにされてしまう。


まだ学生のころとかだったら、こういうときでも話題をがっさり持っていく力はあったはずなのに。
最近本当に、調子がよろしくない。
何か遠慮があるのだろうか?


まあ最終的に楽しかったんだけどね。
どうも社交の場での振る舞いが年々ひどくなっていることを、まざまざと感じてしまった。
逆にこれが修業の場だと思って、切磋琢磨するのもいいかも。


ちなみに解散後は、同じ部署の人と京橋「山ちゃん」で2次会。
京橋は終電まで飲めるので、ありがたい。