キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

香川・ミニ遍路と伊吹島の旅 ~その5~

香川の旅、ようやく最終回。

 


最終日もゆっくり眠ることはせず、午前6時半に起床。
せっかく遠出してきたのだ、時間の許す限り、ガンガンとミニ遍路を巡りたい。

 


まずは車で30分、「母神山ミニ四国霊場」へ。
Webでも複数のサイトがヒットしたので、さぞかし有名なところなのだろう。
という予測は大きく外れ、途中からまったく手入れされていない。
昨日までのミニ遍路はすべて整備されていたので、すっかり油断していた。
完全に「道」であることを放棄した、藪で閉ざされた道なき道を無理やり切り開いて進むが、しまいに心が折れて途中で結願を断念。
1分で10歩進めるかどうか、という道だったこともあり、気がつけばほぼ午前中を費やした。

 

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そしていったん昼食。
もちろん、うどん屋だ。
国道から離れた少し山手に店を構える「三好うどん」へ。

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いかにも女性ウケしそうなカフェ、のような店構えで、店員さんもみんな若い。
それでいて、うどんの味は絶品!
大阪なんかにあったら、間違いなく連日行列だろう。

 

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そして最後のミニ遍路「貴峰山八十八ヶ所」へ。
登山コースの途中に、山の中腹を巡れるように設けられている。
といっても、スタート地点までは林道を車で登って行ける。
思ったほどアップダウンも厳しいわけではなく、純粋に森林浴が楽しめる道が続く。
道もしっかり整備されており、とてもよいミニ遍路である。

 

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といったところで、旅は終了。
やはりミニ遍路の部分を中途半端に省略してしまうと、いまいち締まりのない文章になってしまうな。


ちなみに帰りは渋滞にも見舞われ、ノンストップで4時間ほど運転することとなった。
ただでさえ長距離運転に慣れていないのに、がっつり腰に負担のくる座席に座りっぱなしというのは、相当キツかった。
あと、思っていた以上に高速道路の料金が高くついたし、ガソリンもけっこう食った。


まだ周りきれていないミニ遍路もあるが、車で行くのはもうやめておこう。

香川・ミニ遍路と伊吹島の旅 ~その4~

伊吹島から観音寺に戻った、つづき。

 


ホテルに車を取りに帰り、ミニ遍路めぐり開始。
「密蔵寺ミニ四国八十八カ所」は、広場をぐるっと囲むように石仏が並べられている。
台風21号の影響か、転倒している石仏がいくつかあり、それらを立て直しながら巡る。

 

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次のお遍路を行く前に小腹が空いたので、目についたうどん屋へ。
「かな山うどん」という、焼肉屋も併設している節操のなさげなお店。
こういうお店はあまり期待が・・・という偏見は、食べてみて吹っ飛ぶ。
昨日食べたチェーン店より、はるかにうまい!
ふらっと入ったお店が十分うまいというのが、さぬきうどんのすごいところである。

 

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午後5時、時間的に微妙だがもう1件「藤目城跡ミニ四国八十八ケ所」へ。
城跡の広場に、先ほどと同じく石仏が並べられている。
1つずつ参っているうちに、あたりがどんどん暗くなる。
人のいない山奥、神社の境内、城跡、まわりは石仏だらけ、という状況で闇が近づく・・・
さまざまな恐怖に襲われ、逃げ出したい気持ちを必死にこらえながら、何とか真っ暗闇になる寸前に結願。
いや本当に怖かった!

 

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といった感じで、ホテルに到着したのは午後7時。
そこからお風呂に入って夕食を買いに行って、という校庭が発生する。
もっとゆとりを持った旅をするつもりだったのに、何だかドタバタが続いてしまっている。
これが自分の性分なのだろうな。

 


次こそ完結したいな。
つづく。

香川・ミニ遍路と伊吹島の旅 ~その3~

伊吹島に立ち寄り、「トイレの家」を後にした続き。

 

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「泉蔵院」というお寺へ寄り、ミニ遍路スタート。
ミニ遍路のことは別のところで書くとして。
島を見下ろせるこのお寺には墓地も併設されている。
墓地はお寺の敷地内と、すぐ外側にも設けられている。
この島でも塩飽諸島で見られた「両墓制」の文化があったらしく、前者が詣り墓、後者が埋め墓だという。
お寺の敷地内に死体を直接埋めることが許されなかったため、このような分け方をされているとか。

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そこからは坂を下り、渡船のあった真浦港とは逆にある北浦港へ。
時計回りに歩くと、ひたすら工場が続く。
この島の名物である「いりこ」の加工工場である。
6~8月にフル稼働するらしいが、時期が違うためどこも静かである。
それでもあちこちから、いりこの香りが漂ってくる。

 

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真浦港に戻ってからは、さらに西側へ。
「伊吹クリーンセンター」なる施設を左折すると、細い下り坂が続く。
この場所は地図にも記されておらず、道もほとんど整備されていない。

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海岸へ降りると、目の前には大きなイスが置かれている。
イスといっても人が座れるようなレベルではなく、高さだけで3~4メートルはあるシロモノだ。
先ほどの「トイレの家」みたいに、いつか芸術祭でもあったときに作られたものだろう。
それにしても、こんなふうに放置しているなんて、実にもったいない。

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さらに海岸を進むと、廃工場がある。
ここも、いりこ工場だったのだろうか。
すっかり風化し、誰も手入れされていない建造物と光景に、えも言われぬ哀愁を感じる。

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終日島を散策しようかとも思っていたが、お遍路もひととおりまわれたし、13:30の渡船で観音寺へと戻る。

 


なんか小出しですいません。
つづく。

香川・ミニ遍路と伊吹島の旅 ~その2~

昨夜はひとりで飲み過ぎ、午前6時起きは正直キツい。
せっかくの旅行なのに、なぜこんなムリやり起きなければいけないのかと自問しつつも、離島へ向かう渡船は便数が少ないので仕方がない。


ホテルから歩いてすぐ、観音寺駅前のバスロータリーでコミュニティーバスを待つ。
しかし、どこに立っていればいいのかわからない。
とりあえずベンチ前に立っていれば大丈夫だろう。


やがて、時間どおりにコミュニティーバスがやって来る。
が、目の前を素通り。
待て待て!
慌てて走り、信号待ちしているバスのドアを叩き乗せてもらう。


「あんなところ立ってても止まらんよ、三越前にバス停の看板あったでしょ?そこに立っといてもらわな」
えっ、なんで説教?
そもそも三越なんてあった?
あなたは毎日通ってて知ってるんやろうけれど、よそ者がわかるわけないやん。
てゆうか、あの時間帯は他のバスも来ないし、ロータリーに人が立ってたら、プロなら察しろよ。


朝っぱらから不機嫌になったが、渡船乗り場に到着したころすっかり気分はリフレッシュ。
渡船を見るだけで、テンションはグッと上がる。

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渡船に揺られて20分、伊吹島へ到着。
まず目を引くのが、渡船場前に並んでいる原チャリの数。
この島は坂が多く、島民の移動手段の種類が原チャリらしい。

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げんに島内を歩いていても、すれ違う人はほぼみんなが原チャリに乗っている。
歩いている人より原チャリに乗っている人のほうが圧倒的に多いとは、何とシュールなものか。
高齢者ですら、けっこうなスピードで往来するのだからすごい。

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まずは島の中心へ向かって歩く。
道は狭いうえに入り組んでおり、坂の勾配もきつい。
典型的な離島の住宅地である。
手元に島の観光地図があるが、迷ってしまう。


はじめに立ち寄ったのが「トイレの家」。
廃校の校庭に作られた芸術作品で、瀬戸内国際芸術祭2013というイベント時のものだそうな。
一応ちゃんと、トイレとして使える。
壁や天井のすき間から光が差し込むのが美しい、とのことだが、あいにく空はくもり。
それよりも、「トイレの家」のまわりに猫のフンが大量にあることがおかしく感じた。

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つづく。

香川・ミニ遍路と伊吹島の旅 ~その1~

以前から「連休あったらどこ行こう?」と予定を組んでおり、最も有力だったのが香川。
というのも、香川には「ミニ遍路」が異様に多いのだ。
さすがはお遍路の本場である。


いろいろ掘り下げて情報収集しているうちに、気がつけば11月の3連休。
そのままの流れで、香川でミニ遍路めぐりをすることとなった。


プランとして決めたのは、次のとおり。
・2日目に伊吹島で島遍路
・それ以外は香川県内でミニ遍路をひたすら巡る


ミニ遍路をどういう順に巡るとも決めておらず、なかば行き当たりばったりである。
各ミニ遍路の場所は電車でたどり着くには困難なので、車で行くことにした。

 


午前7時過ぎに出発。
慣れない高速道路の運転に四苦八苦し、とりあえずの目的である善通寺出口には実に4時間もかかった。
到着してまずうどん屋を探し、いちばん近くにあった「こがね製麺所」へ。

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う~む。
うまいのだが、感動がいまいち。
もしかして、大阪での讃岐うどんクオリティが高いため?
それとも、この店がチェーン店だからか?

 


ちょっと期待はずれを感じつつ、「香色山ミニ八十八カ所」へ。
近くには本四国の霊場である善通寺がすぐあり、催事の音も聞こえてくる。
ミニ遍路のことは別途詳細を書くが、しっかり手入れがされており坂の勾配もそんなになく快適だった。

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せっかくなので、善通寺を廻ってみる。
ミニ遍路をするときはお遍路さんの恰好をしており、そのままの装備で寄ったため、写真を撮られたり声かけられたり、普通のお遍路さんと間違わられる。
お寺の敷地は広く、こんなお寺を88箇所も巡る本四国遍路ってすごいなあと感じる。

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催事は舞台でダンスが行われたり、たくさんの露店が出ていたり。
その中でも骨董品市のような箇所が、見ていて楽しかった。
どうも昔から、古いモノが好きなのだ。

 

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すっかり満足してからは場所を移動し、「爺神山ミニ八十八箇所」へ。
こちらは小高い山にあり、先ほどより距離が長い。
先ほどの「香色山ミニ八十八カ所」のときにすれ違ったカップルと偶然出会ったり、お遍路が終わった後に駐車場で地元の方にミニ遍路のこといろいろ教えてもらったりと、ちょっとした人との触れ合いも楽しめた。

 

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午後4時過ぎ、ミニ遍路をもう1軒寄れなくもない時間だが、初日だし無理はしないでおこうと諦める。
予定はしていなかったが、近くに温泉があるそうなので寄ってみることに。
「たかせ天然温泉」、色やにおいはないが、露天もありじゅうぶんゆっくりできた。

 

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とまあそんな感じで1日目は終了。
ミニ遍路だけに専念するのではなく、お寺散策だの温泉だのキマグレに寄り道できたことが楽しく感じた。

 


つづく。

ヨッパライ、カッコワルイ

3連休の話を書きたいところだが、残業続きでまとめる気力がない。
という理由より、会社帰りにちょっとイヤなことがあったので、書く気分になれないのが先か。

 


帰りの電車でのこと。
電車を1本乗り過ごした。
次の電車をそのまま待つより、いったんひと駅遠くの駅へ移動したほうが、座れる可能性が高まる。
ということで駅を移動し、電車待ちをしているときのこと。


「ええとこ立ってるなあ」
見ず知らずのおっさんが、隣にやって来た。
キセルなんかしやがって」
お、おう。
ルール的にはよろしくないけど、キセルではないやろ。
「切符見せてみいや」
ICカードやし、見せても「ここで降りるつもり」って言い分ありまっせ。
てゆうか、何で他人のアンタに見せなあかんの?


って、ここまではいいとして。


「殴ったろか」
「ブザイクやのお」
「かかってこいや」
と、あからさまに挑発してくる。


う~ん、僕より体も小さいし、ふたまわりくらいジジイやし、ごめんやけど僕のほうがオトコマエやし(笑)。


「どうした、ほんま殴るぞ」
いや、殴ったら警察呼びますよ。
「おっ、ええんか、アンタつかまるよ、フフフ」
いやいや、キセルとみなされても罰金で済むけど、あんた捕まるで。
あと、ごめんやけど暴力に対しては1ミリも引かないから「まあここは示談で」ということは一切しないよ。


終始笑顔でいなしていたが、さすがに暴言を大声で立て続けに浴びせられると、イライラが募る。
こうなったら徹底的におちょくってやろうか、とも思ったが、残業帰りだしこんなヤツに時間をとられるのは絶対イヤなので、最後は無視し続けた。
その場を立ちのこうとすると
「お前んちまでついて行くぞ」
と後をついて来たが、もうひたすら無視して、何とか立ち退かせた。


まぁ途中から匂いで、かなりの泥酔者であることがわかったから、本気にはしなかったけれど。
ただ、イライラは今も残っている。
こういうときは、その場で怒りを爆発させたほうが正しいのかな?
どうしても冷静になってしまうんよなぁ~。
何か、後味スッキリかつ短時間で切り上げられる方法ってないものだろうか。


おっさん、そのうち痛い目に合ってほしいものだ。

病院を診察

土曜日、地元の病院でのお話。
台風前日の悪天候もあってか、客はまばら。
すぐさま診察は終わり、あとはお会計待ち。


そこで事件が起きた。


受付の向こうが騒がしい。
小さな病院なので、その原因は筒抜けだ。
どうやら、PCの調子が悪くなったらしい。
事務員さん4人が総出で対処し、サポートに電話をかけるも、なかなか解決せず。
しまいにドクターもやって来たが、ドクターも高齢でPCのことがよくわからないらしく、難儀している。


そうこうしているうちに、次々と客がやって来る。
しかしPCが動かないことには、受付がうまくまわらない。
5分ほどしても解決せず、しまいに電話サポートの話すら理解できない状態になっている。


行くしかない。
「見ましょか?」と声をかけ、受付へと入る。
解決にかかった時間、ほんの5秒ほど。


へへん、どんなもんだい。
という自慢をしたいのではなく、いくつか思ったことがある。

 


PCの知識って、こんなに浸透していないものか。
これだけ家庭に普及していながら、5人も6人もいる医療現場で、使える人がいないというのは驚きである。
ちなみに原因は、「ディスプレイの電源がオフになっていた」という単純なもの。

 


サポート、適当すぎるやろ。
「パソコンが急に真っ暗になった」というトラブル発生時の会話から、すぐにディスプレイの電源が気になった。
これは僕のパソコンスキルがどうこうではなく、普通にパソコン使っている人なら、まず怪しむところだろう。
そこをサポートできず、プロとしてどうなんだろう。
まぁ、電話している側が現状をうまく伝えられていなかったのかも知れないが。

 


受付に入ってええのん?
受付には多くの個人情報があり、薬もたくさんある。
一般人を入れてはいけない領域じゃないのかな?
げんに僕がなかなか声をあげれなかったのも、この背景を気にしていたからだ。

 


最後に、運が良かったというか。
パソコンがWindowsではなくLinuxで、しかもキーボードが特殊。
原因が単純だったからよかったものの、何らかの操作が必要になっていれば、でしゃばっただけで恥をかいていただろう。