キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

キノユルミ

最近ものっすごく不快な言葉がある。
ニュースでよく取り上げられる「気の緩み」というものだ。
何だろう、この不快感は。


外出時はマスクをするのが当たり前になり、店舗に入るときに消毒することも当たり前になっている。
もうこれがスタンダードになってみんな守っている時点で、「気の緩み」など発生していない。


飲食店で食事することが悪い?
いやいや、政府が午後8時までオッケー!という方針を出し、それに従っているだけだ。
お店はお店で、政府方針に沿ったコロナ対策をしている。
もっといえば、午後8時までならイベントも映画鑑賞もオッケー!と政府がしっかり宣言しているのだ。


あと、逆に「気の引き締め」ってどういうこと?
家から出るなってこと?
午後8時まで何でもオッケー!と方針を出している時点で、もう破綻してるよね?
去年の春の緊急事態宣言とは本当に政府方針が違うのに、そこわかってないのでは?


こんな感じで、みんな政府方針に沿って、それに協力して対応している。
それに対して「気の緩み」って、失礼すぎません?
何なら、「2か月だけガマンやで~」と期限を切っておいて、2か月後に「ごめん、もうちょいガマンして、いつまでかは教えへん」と平然と裏切っておいて、どの口が言うてるん?
期限を裏切りながら、見えない期限の中で「気を引き締めておけ!」って、無茶苦茶やん。

 


・・・という感じがするのだ。
どの国よりもコロナには真摯に向き合っている国民に、失言だけは本当にもうやめてほしい。