キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

月に想う

ちょっとナルシスティックなタイトルをつけてしまったな。
「月」について、ちょっと思うこと。

 


昨夜は十五夜ということで、ネットやニュースでそこそこ月が取り上げられていた。
ガラにもなく、昨夜は会社帰りに月を見ながら、幻想的というのか感慨深いというのか、何とも形容しがたい独特な気分になった。


そういえば、近年は何かと月が注目されがちやな、と感じる。
とりわけ明るく見える「スーパームーン」とか、ひと月に2回満月を迎える「ブルームーン」とか。
あと、金星だか土星だかが月に最接近する、なんてイベントも最近あったし。
こういうイベントがあるときは、躍起になって月を眺めては、月の存在を味わって楽しむ。


でもね。
少なくとも月に一度は、満月を迎えるわけだ。
天気にもよるが、月に12回は月のいちばんいい状態を楽しむことができる。
満月でなくても、前後1~2日はシロウト目に満月とあまり変わらないので、月を楽しむチャンスはけっこうある。
にもかかわらず、月を楽しむ機会が年に1~2回っていうのが、あまりにもったいない気がする。


これだけ日本人の心がグラッグらに揺らす力のある月を、もっと楽しむイベントが増えないものだろうか。