キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

妙見花見2015

わが町・交野が、桜の名所であることは、まったく知られていない。
ええ、それ以前に交野という地名が、ほとんど知られていないからね。
しかし、この季節に地元を散策すると、本当に桜の多さが目につく。
そんな地元のメリットを生かすべく、やはり地元の仲間であるゴンタ一家・作三一家らと、土曜日は花見をした。

前日まで傘マークのついていた予報は見事に裏切られ、太陽が顔を出す時間帯のほうが多く感じられる、絶好の花見日和。
場所は、交野の中でも特に桜で有名な、「妙見」。

小さな川を挟んだ土手の両側に、これでもかといわんばかりに、桜が並ぶ。
直線距離にして500m、本数は300本もあるというのだから、量も密度も、えげつない。
これほどまでに壮観ながら、穴場スポットとしても名前があがっていないのだから、地元民としてはうれしい限りである。

あらかじめゴンタが場所をとってくれていたのは、会場の中でも、露店にも近くトイレにも近く、何より桜がもっとも密集している一等地。
スーパーで買い込んだお惣菜をあけ、乾杯!
もう、ひと口めから酔いそうなほどの、心地よさ。
昼から飲む酒は格別だが、この花見の雰囲気ってものは、さらに一段上を行く気がする。

今回、ゴンタが何やらとんでもないものを仕込んできた。
ダンボールと、100円均一で買ってきた網とで、おもむろに組んでいくのは、手作りの燻製機。
そう、見るからに工作チックなもので、燻製を作ろうというのだ。
ちなみに名前は、「アマゾン君1号」と名づけられた。

燻製機なんて、買うとけっこういい値段がする。
それを、これだけの材料でできるなんて、なかなか信じられたものではない。
まぁ、今回はチーズ・SPAM・ウィンナーなど、生でも食べられるものなので、ダメもと。

2時間後。
見るからに、しっかり燻製の色がついている。
で、試しにひと口食べ、仰天。
めっちゃうまい!

完っ璧に、燻製ができあがっている。
6Pチーズが、もう市販のスモークチーズを明らかに上回る最高級品に化けているのだ。
他の食材も、ひと口ごとに、スモーキーフレーバーが広がる。
こいつはもう、次回からのアウトドアイベントでは必須のシロモノだ。


そんなこんなで、あとは飲んで飲んで、うっすら記憶を飛ばして飲んで。
いつものパターンである。
ただ今回は、強い酒をあまり飲まなかったので、比較的記憶がしっかりしている。

ゴンタ家で、iPadでBABYMETALを楽しんでいる姿を見られ、小1に「ロリコン」と言われたことも、はっきりとね。