キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

SIDE-B

たまたま見つけて、度肝を抜いた。
デジカメ本体や写真を扱う大手サイトに、見たことのある名前が。
かつて会社にいた人が、写真展を開くというトピックである。

本人が写真好きなのは知っているし、写真展をよく出展しているのも知っている。
が、こんな大手サイトに堂々と紹介されているとは。

今はこれを生業にしているのか、わからない。
少なくとも、数年前までは「副職」としてやっていたのだ。


この「副職」というものに、昔からあこがれを抱いている。
「副職」というと、おおげさか。
ギャランティの有無問わず、本職とは別に活躍の場がある、というか。

今の職場は、このような「副職」で活躍している人が、まあまあいる。
あこがれがあるからこそ、その人らの写真展やらライブやら、一度は見るようにしている。


今の自分に足りないのは、この「副職」ではないかと思う。
昔はこの「副職」にあこがれては、それを追いかけていたはずだ。

もっとも顕著なのが、ひとり旅。
今でこそ年2回となってしまった旅も、昔は3日以上の休みがあれば、基本はどこかしら行っていた。

そしてもう1つが、ホームページの制作。
旅の内容を盛り込むのはもちろん、新しいコンテンツを考えたり、何度もリニューアルを試みたり。
いちばん熱をあげているころは、それこそ会社で徹夜や休日出勤などがあったりもして、今以上に自分の時間がなかったはず。
にもかかわらず、限られた時間の中で、集中して没頭していた。


そう考えたら、歳だから好奇心が薄れたとか、時間がないとか、ぜんぜん言い訳にならない。
やりたいことがまだいくつかあるはずなので、まずは着手して、軌道に乗るまでは踏ん張らなければいけない。
それができたら、心にはびこっているモヤが、少しは晴れるかも知れない。