キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

がっつりマッサージ

大阪駅前ビルを徘徊することが、月に一度の恒例行事となっている。
というのは、月に一度、堂島で髪を切りに行くためである。

せっかく都会に出るのに、とんぼ帰りではもったいない。
それに、前職では会社帰りによく徘徊していた場所なので愛着がある。
何より、1人で徘徊していても、そこそこ楽しめるという独特の空間が心地よい。


そんな大阪駅前ビルであるが、最近特に目につくのが、マッサージ屋さん。
もともと何軒かは店舗があったが、昔とは比べ物にならないくらい、増えているのだ。

しかも、驚くべきは相場。
世間全般でそうなっているのかな?
昔は「10分1,000円」という単位が相場であったが、ほとんどの店舗で、その半額なのである。

昔台湾に行ってマッサージ屋さん行ったとき、「日本の相場の半分やん、安っ!」と思ったが、これなら台湾に行く必要もない。
せっかくなので、60分2,980円コースを提供しているお店へ入ってみた。


はうっ!
ベッドにうつ伏せに寝かされてからは、体中のツボというツボを刺激される。
体に何箇所も隠されているボタンを、いともたやすく見つけられている感覚で、実に的確にツボをおされる。

「強くも弱くもできますよ~」といわれるが、部位によっては、もっと強くてもよかったり、痛いから弱くしてほしかったり。
そんなん、逐一伝えるのは面倒なので、成すがまま任せることにした。
そもそも、どのくらいの痛みがOKでNGなのか、シロウトが判断できない。
そのへんは、完全にプロ任せにするほうが吉だろう。


かくして、60分終了。
マッサージされている途中は、気持ちよかったり、痛かったり。
痛いのも、「この痛みの先に快方がっ!」という気持ちがあるので、そう苦ではない。

けど・・・
終わったからといって、コリがとれたという気分にならない。
むしろ、潜在的なコリが浮き彫りにされて、今まで以上にコリを強調された気がする。

マッサージ後ではなく、マッサージ中の時間を楽しむものなのかな?
いやいや、台湾でやってもらったマッサージは、ホンマに次の日ラクになったはず。


などなど考えながらも、きっとまた来月も行くんやろなぁ~、と自分の性格を熟知していたりする。
次は、足ツボを試してみようかしら。