キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

メタカラ!

カラオケを主とした遊びを、そういえば最近していない。ふと、先日ひとりカラオケをしながら気がついた。

人とカラオケ行っても、選曲が選曲だけに、どうしてもアウェイ感を覚えずにはいられない。
そんな気持ちが、おのずとカラオケから遠ざかっているのではないだろうか。

そんなことを思っていた矢先、タイミングよくカラオケのお誘いをいただいた。
二つ返事でOKを出し、土曜日はミナミへ。


まーくん、GENちゃん、初対面のお二方の5名は、いずれも「ガーゴイル」というメタルバンドのライブで会った仲。
言わずもがなであるが、みんなメタル好き。

集合するや、一路シダックスへ。
最近ジャンカラしか行ってなかったが、部屋の広さにまず感動。
ジャンカラって、グループで行くと身動きとれないくらいぎゅうぎゅうな部屋に案内されることが、しばしばだからである。


さておき。
選曲は、みんな和洋問わずのメタル、およびヴィジュアル系
「メタカラ」と呼称している集まりながら、別にそればかりしかダメという厳密なルールはない。
が、そればかりが流れるのは、一同の好みが合致しているから。

お恥ずかしながら、みんながリクエストした曲の中で、知っているものは半分以下。
逆に、それはそれで非常に勉強になる。
わざわざCD屋で知らないバンドを視聴して探すより、こうした機会でアーティストを知ることは、とても効率がよい。


2名の方が初対面なので、いくらカラオケに慣れているとはいえ、緊張する。
おのずと、歌い慣れている曲ばかりを選んでしまう。

慣れたころに、今まで歌ったことのない、AlduousとDAZZLE VISIONをリクエスト。
前者は、最近CDを入手したてだったので、ところどころで詰まる。
後者は、ふだんでも出さないデス声を無理やり出したので、ノドがつぶれる。

よりによって女性ヴォーカルでシャウトしても、すんなり受け入れてくれることが、しあわせでたまらない。
他の場で歌うとひかれるような曲を、一心不乱に歌い続けた。


4時間の熱唱ののち、ALUCARDという居酒屋へ。
「ドラキュラ」をコンセプトにしたお店らしく、お店の至るところにあるドクロの置物や棺桶型テーブルが、メタル好きメンバーに見事にマッチ。

反面、料理は普通。
いや、普通以上。
メインのトマト鍋をはじめ、サラダたっぷり乗せたオードブルやら、揚げ物やら。
まぁトマトの赤さをドラキュラの好物に見立てているのかも知れないが、個人的にはもっとグロテスクな感じがよかった。


そんなこんなで、充実した時間を過ごした。
次回はいつ開催になるかわからないが、その日までにまた予習にはげむとしよう。