キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

井の中のブタ

会社帰りに声をかけてくれたのは、同じ部署で、Web関連の仕事をしている人である。
「その後、できました?」
とは、僕が彼に手間なくWebページを作れないか、と以前相談していたことに対する、問いかけであった。

答えは、残念ながら「ノー」。
かつて、離島めぐりをWebページとして作りたかったのだが、まったくもって着手できていないのだ。

着手できていない大きな原因は、文章。
まったく文章ができていない。
というのは、時間的なものではなく、技術的なもの。
僕の文章能力に、おおいに問題があるのだ。


いやいや、ライターやってるとか言うてますやん!
と指摘されても、言い返す言葉がない。

最近、自分の文章をスキルアップするべく、文章うまくなろう系の書籍を、いくつか読みあさっている。
そして読めば読むほど、自信を失っているのである。


文章というものを、ぜんっぜんわかっていない。
現在、いわゆるテクニカルライターという特殊なライティング技法は習得できているとしても、文章ってそんなもんではない。
もっと細かいテクニックがいっぱいあり、文章を書くための情報収集など、プロセスがたくさんある。
そんなところが、まったくもってできていないのである。

ただちょっと、人より文章を多めに書いているだけ。
それも、ホームページだのmixiだの、文章内容にうまいもヘタもないフィールドで。
それを何年も続けられている、というだけで、自意識過剰になってしまっていたのだ。


というところで、自信喪失しながらも、ちょろちょろと文章のお勉強中である。
Webページのためというよりは、将来的な自分のため。
仕事の幅を広げるとかいう意味合いもあるが、まずは「誰よりも絶対的に文章がうまい」と、自他ともに胸を張って主張できるようになりたい。