お恥ずかしながら、ライターなどという職業をしている。
「お恥ずかしながら」というのは、最近つくづく思う。
謙虚とか、そんなんではなく本気で。
こんな自身なさげでは、プロとしてイカン!
と、最近いろいろ、日本語にまつわる文献を読み漁っている。
特に、論文やらエッセイやらを書くための本である。
ううむ、深い。
文法とか、細かな書き方の工夫くらいなら、そこそこ見につけている自信はある。
が、文章全体を大きくとらえ、序盤・中盤・終盤でどういう話の展開をさせるかとか。
読み手を納得させるための根拠を、どういったところから仕入れるとか、どのくらい盛り込むとか。
読めば読むほど、ますます自信を喪失してしまいそうになる。
「毎日、文章の勉強のために日記書いてますっ」と僕自身たまに言うこともあるが、どこがやねんと思ってくる。
ただ書きたいことを羅列しているだけ。
自分のできる範囲のことをただやっているだけでは、とても「勉強」とはいえない。
せめて、上記にあげたような、文章全体の流れをしっかり組んだうえで書く、とかしないと。
なんて頭で反省していながら、けっきょく今回もこのように、何も考えずに書き進めている。
やっぱりね、毎日の日記に、そんなに時間をかけていられない。
こんなダラダラ文でも、書くと20分や30分かかっているからね。
日記とは別の媒体で、何か修行できる題材でもあればいいのだけれどね。
エッセイの公募とかでも、狙ってみるか。