そういえば、久しく初詣に行っていない。
喪中もろもろで行けなかったのもあるし、母と2人で行くことにお互い抵抗があるのもある。
はたまた、以前まで行っていた神社のサービスが年々悪くなり、嫌気がさしたことも一因である。
という話を昨夜、姉夫婦と話しながら明日何しようかという話題をしていて、「初詣に行こう」ということになった。
甥っ子がいれば場は和むし、あとは神社を変えればよい。
奈良に住んでいる姉夫婦が多少行きたいと思っていた場所、ということで、春日大社へと向かうこととなった。
春日大社とは、奈良公園の中にある、世界遺産にも指定されている神社である。
さすがに人は多いものの、この時期の京都の神社仏閣に比べると、やはり少ないほうだと感じる。
鳥居をくぐって本殿まで、なかなか長い。
「なんでどこの神様も山奥に住みたがんねや」とぼやく老夫婦に苦笑しながらも、縁日の広がる境内を進む。
どの神社よりも違うところは、奈良公園の中ということもあり、多数のシカが堂々と往来していること。
こんなん宣伝文句にしたら、もっと人増えるやろうに。
いつも行ってた神社が山奥にあったものだから、「初詣は寒い」というイメージを持っていたので、暖かいことに違和感を覚える。
まぁ、たまたま今年の気温が高め、ということもあるのだろうが。
初めて来る場所ということもあり、なんか祈祷は恐れ多い気がして、今年はパス。
おみくじを引いて、何年ぶりかの「大吉」を引く。
いやいや、前の神社が大吉出る確率、低すぎたんですよ。
あとは、おみやげを売ってる巫女さんをチラチラと見てた、くらいかな？
いやいや、そんな神聖な場所で、すけべ心ではありませんって。
僕の記憶が正しければ、10年ほど前に見たことのある顔・・・
多分やけどあれ、HNMちゃんやんね？
声かけようともしたが、さすがに次から次へ人が来て忙しそうだったので、結局チラチラ見るくらいしかできなかった。
あまり毎年コロコロ場所返ることはよくないと思うけど、慣れない場所での初詣というのも、新鮮な気分でいいものだ。
今年はこんな感じで、たくさんの「新鮮な気分」を味わってみたいものである。
