キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

少年サッカーと日向ぼっこ

サッカー観戦に特別な興味はなく、子どももいない僕にとっては、まったくもって縁のないもの。
「少年サッカー観戦」
思いがけず、その機会が舞い降りたのは、昼食をとっているときだった。

大学時代の仲間・ハッションから、突然の連絡があった。
僕の地元に来ている、とのこと。
近所にあるグラウンドで、娘のサッカーを見ているらしい。
ちょうど、昼食後の予定がまったくなかったので、向かうこととなった。


ハッションとはたまに飲みに行くが、お互いシラフで会うのは、大学以来ではないだろうか?
どうせならお酒でも飲みたいな、と打診するも、ハッションは運転を控えているので無理。

グラウンドの観覧席でおち合ってから、オッサン2人が寒空の下体を振りわせながら、サッカーを眺める。

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目の前にある少年サッカーの光景は、僕らが小学校時代にやっていたサッカーとは、まったく異なるものである。
僕らのころのサッカーといえば、1つのボールにみんなで殺到し、ボールが足元にあればとりあえず前に蹴る、という雑なものであった。
一方、目の前ではフェイントかけたり、相手に体ぶつけたり、フォーメーションを組んだりと、プロと似た動きをしている。

といっても、もちろん技能は小学生で、かんたんにボールを取られたり、シュートのチャンスをかんたんに潰したり。
これならいっそ、昔のような雑多なサッカーのほうが、点を取れるのではないだろうか?

飽くまでシロウト意見だが。


何だかんだで、サッカーを観戦したり、施設館内のロビーで雑談したりと、3時間半ほど過ごした。
こういう、アポなしで昼から人と会うというのも、この歳になっては貴重な体験であった。