キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

二十四のオリーブ醤油旅行~前編~

はじめてのときは、中学校の旅行。
2回めは、歩いて一周の旅。
近いようで遠い、瀬戸内に浮かぶ島、小豆(しょうど)島。
紅葉狩りも兼ねて、久しぶりに2泊3日で、訪問してきた。


マルキン醤油記念館】
午前8時半に家を出て、小豆島に到着したのは午後1時前。
移動に半日もかかってしまうあたり、やはり遠い場所であると言わざるをえない。

福田港からバスで30分、草壁港のターミナルでレンタサイクルを借りて、向かった先は「マルキン醤油記念館」。
工場に近づくや、醤油のいい香りがただよう。

館内は、醤油の作り方や仕込み道具などを展示している。
大きな木の樽を使っていることから、前々からよく行く、日本酒の工場見学と同じに見えてくる。
とびきり興味をひくものはないが、まあまあ寄って損はしないかな、といったところ。

入場料210円はかかるものの、小さな醤油をお土産にもらえるがありがたい。
また、敷地内のみやげ物屋で食べられる「しょうゆソフト」が、すばらしく絶妙な塩加減で、めちゃくちゃうまい!
ゲテモノ系はニガテだが、ぜんっぜんゲテモノではない。


二十四の瞳映画村】
そこから30分ほど自転車を走らせ、「二十四の瞳映画村」へ。
小豆島の代表的な観光スポットということもあり、辺ぴな場所にありながらも、訪問者が多い。

小学校だけでなく、昔の民家や商店などを模した景色があり、けっこうノスタルジックに浸れて楽しい。
あと、要所要所の建物を、ことごとく実際の商店に変えているあたり、あざとい。
ただ、場内が意外にせまいというのが残念なところ。
ここまで来た労力と割が合わない・・・と思うのは、アップダウンのある道を自転車でヒーヒーいいながら来たからかも知れない。


【お宿】
映画村へ行く前、観光案内所に寄っていた。
というのは、1日目のお宿を予約していなかったためだ。

ただ残念なのは、観光案内所といっても、電話とかで調べてくれず、自分で電話するという方式であること。
3連休の初日ということもあり、電話してもムリなところばかり。
5軒めにして、ようやく空室あり。

ということで、夕方たどり着いたのは、草壁より坂を上って山に囲まれた場所にあるペンション。
お造り・煮魚・ステーキと、料理はバリエーションがあって、なかなか。
ただ、飛び込みで入ったため何ともいえないのだが、歯ブラシや寝巻きなど、アメニティがないっていうのが痛い。
あと、手作りだという建物は見た目きれいなのだが、寝ているときにスキマ風が常に入ってくるので、寒かった。


そんな1日目、終わり。
続く。