日生諸島、別荘地だらけの「鴻島（こうじま）」散策のつづき。
【学校】
それにしても、なかなか人とすれ違わない。
車が2台ほど横切ったくらいで、歩行者は皆無。
疲れて道の真ん中で寝転んで休憩しても、何の羞恥心もおこらない。
唯一人がいたのは、学校がある一角。
学校といっても、グランドには空気が抜けきったサッカーボールが3つほどあり、時計は止まっている。
おそらく、廃校ではないだろうか。
学校のすぐ横の家に住んでいる人に聞けばよかったが、何となく失礼な気もした。
【神社】
離島をまわるときは、島のすべての道を意地でも歩きたくなるが、こうアップダウンが激しいと、疲れが勝る。
3時間ほどしたところで、もう宿へ帰りたくなる。
で、宿までの道がわからず、迷う。
定期船乗り場まで戻ると、ようやく思い出せたが。
はじめに宿に案内されていなければ、どうなっていたことやら、ぞっとする。
宿へ帰る途中、この島の唯一の観光地、鴻島神社へ立ち寄る。
小さな神社で、賽銭箱もガラガラもない、いたってシンプルなもの。
それでも、決して朽ちるでもなく、しっかり守られている痕跡があるのは、何とも感慨がある。
【夕食】
午後5時に宿へ戻り、ゆっくり風呂につかってから、夕食をいただく。
これがまた、豪勢というか。
平目を主体としたお造りの盛り合わせ、かき酢、さわら酢、名前忘れた魚の煮付け、ボイルかに、かきフライ、焼き穴子、カニ汁・・・
1つ1つが、鮮度が抜群で、めちゃくちゃうまい！
が、あまりにも量が多すぎる。
やや大食漢ぎみな僕ですら、かなりの量を残してしまった。
あまりの満腹感と、お酒がまわってきたこともあり、午後10時という早い時間に就寝。
・・・以上、1日目。
2日目は、次回。
次は短めの見込みなので、おヒマならまた読みにきてくださいませ！
