いい具合に仕事が落ち着きつつあった、先週金曜日の夜。
ちょうど打ち上げしたい気分というとき、徒歩くんと約束があった。
場所は久しぶりの、都島「旬魚菜 天」。
飲み仲間もお店も、打ち上げにしては申し分がない。
午後6時半の待ち合わせより少し早めの電車で向かい、先にお店に入ろうかと考えていたところ、後ろから徒歩くんに声をかけられた。
どうやら同じ電車だったようだ。
お店につくや、相変わらず愛想のよいマスターの出迎え。
テーブル席にご年配のお客さんがいたためか、いつもより若干テンション抑えめな気がしたが。
そのぶん、徒歩くんとじっくりと話すことがあった。
ちなみに徒歩くんと会ったのは今月2回目。
こんな短いスパンで会うなんて、はじめて?
それでも話題が尽きることないというのはうれしい。
料理は相変わらず、絶品!
1品ずつに創意工夫が感じられるし、食材本来の味が120%生きている。
何だろう、確かにおいしい料理を出すお店ってたくさん知っているが、この店の味だけは別格なのだ。
きっと僕が以前テレビでファッションのことを見てお手上げになったように、料理もさまざまな要素が折り重なって、本当に極めた人にしかわからない領域があるのだろう。
前回徒歩くんに渡し忘れていたお土産を出すと、何と徒歩くんからも何か包んだモノが出てきた。
ほ、豊盃!
それは僕が日本酒の中でも特に愛してやまない「豊盃」という日本酒だ。
しかも「ん」という、現地ですら飲んだことのない銘柄!
こんなモノをいただけるなんて、実にありがたい限りだ。
お店のご意向で店内でも飲ませてもらったが、期待どおりうまい!
つづく。