キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ふらり隣町角打ち

昨夜はクラフトビールを飲んだんで、今日はお酒はやめておこう。
帰路の電車に乗りながらそう思っていたが、薄々と寄り道したい欲求が湧き出してきた。
そして気がつけば、隣町の四條畷の駅を降りていた。


本当にキマグレである。
自分でも、なぜ今この街を歩いているんだろう、と首をかしげるほど。
特に病んでいるってわけでもなく、仕事やプライベートで追い詰められているわけでもない。
しいて原因を捻出するなら、GWで誰とも話をしなかった反動で、にぎやかな場所に行きたいのかもしれない。


そして寄った先は、住宅地内にある酒屋さん。
そう、角打ちである。
かつて飯盛山登山の後に寄ったお店。

 


入り口に入るのは、他人の家の玄関をくぐるくらいの勇気がいる。
が、さすがに一度くぐっているので、以前ほどの躊躇(ちゅうちょ)はなかった。


中に入るなり、おじさんが2人奥のテーブルに座っている。
えっ、角打ちやってへん?
と思いきや、おじさんのうち1人が「いらっしゃ~い」とゆっくりやってくる。
もう、店員さんが誰だかわからないというあたり、最高にゆるい。


瓶ビールといっしょに注文したのは、卵焼き。
注文してから作ってくれて、そこそこの大きさなのに200円。
何よりしっかりダシが効いていて、本当においしい!
というのは、以前にも同じこと書いたかな?


特に誰と話すでもなく、アテをつまみつつビールをちびちび飲む。
何か、いいなあ。
具体的に何がどういいのか、未だに文書化できずにいる。
それでも何だか妙に落ち着くのである。

 


そんなこんなで、昨日のクラフトビールバーとは真逆な雰囲気を堪能した。
たまにはこんな平日もいいな。
クセになったら太るんで、気をつけないとだけど。