格安の温泉宿でリフレッシュした、つづき。
そしていよいよ最終回。
【宝満寺 新四国八十八箇所】
少し南下して寄ったのは「宝満寺」。
大きなお寺で、境内にはいくつものお堂があり、まわりにたくさんのお墓が建つ。
お堂の1つ「大師堂」が1番になっており、お堂の裏手あたりから山道になる。
本尊は石仏であったり岩であったりするのだが、ほとんどが円柱に掘られたもの。
道は絶えずアップダウンが続いている。
途中、何人もの高齢者さんとすれ違い、どうやら早朝の散歩道として活用されているようだ。
途中で奇岩なんかもあり、通常のトレッキングとしても十分楽しめる。
【中華そば 楠本屋】
ミニ遍路が終わってからはひたすら2時間かけて北上し、海南市。
ちょうど昼食どきだったので、「中華そば 楠本屋」へ。
道すがらなので入ったが、ここはかつてキックボード旅のときに寄ったところだ。
和歌山ラーメンは久しぶりだが、うまい。
やはり和歌山に来たらコレである。
【湯浅屋鮮魚店黒門市場】
お腹を満たした後にまず寄ったのは、「湯浅屋鮮魚店黒門市場」。
残念ながらアーケードは骨組みのみが残っており、お店もほとんどやっていない模様。
すっかり商店街としての昨日を果たしていない。
まあこれはこれで、味があっていい。
【七曲市場】
和歌山市の市街地近くにある「七曲市場」を散策。
十字に交差したアーケードだが、めちゃくちゃ薄暗い。
残念ながら日曜はお休みらしく、お店がほぼ閉まっている。
ここは映画のロケ地なのか?
まるで昨日廃墟になったばかりの商店街といった味わいがあり、当然現役の商店街である。
今までいろんなレトロ商店街を巡ってきたが、ここまで味のある場所ははじめてである。
ぜひとも、今度は店が営業しているときに訪問したい。
ドラクエ3のような世界観を味わえそうだ。
【総括】
改めて文字に起こしてみると、めちゃくちゃ充実したドライブだった!
「旅に出よう!」と思いついた当初はもっとゆる~くキマグレになるのかなと思ったが、ミニ遍路だのレトロ商店街だの自分の引き出しを開けてみたら、たくさんの宝物が見つかったのだ。
今回調べたけれど行けなかった場所はまだあるので、ぜひともどこかの機会に第二弾をしたい。
また、今回は下道を優先的に走ったが、次回は自動車道とか高速を活用して時間を優先したい。
文中にはあまり書けていないが、やはり車を運転している時間が思っていたより長く、若干気持ち的にあせったときが多かった。
次回は紀伊半島の西側をメインに巡りたいな。
次行けるのは、いつになるかな。