キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

さらば母校よ、我が長小

僕が6年間通った母校、長宝寺小学校。
それが今年の3月をもって、廃校となる。
建物は残るそうだが、小中一貫校ができたりするので、学校としての魂は抜かれてしまう。


学校がなくなる前に、一度でもいいから校舎に入りたい!
という気持ちを常々持っていたのだが、2月に学校の開放があるというこを知った。
そして今日、久しぶりに母校を訪問することとなった。

 


午前10時の10分ほど前に、母校へ到着。
ちょっと早すぎたかなと思っていたら、すでに敷地内に20人ほどの集団がいて、担当の人の説明を受けていた。
みんな早!


まず下駄箱に入った段階で、もうなつかしい。
廊下で記名をして、いよいよ校舎訪問。


なつかしい!
歯磨きの練習をさせられた廊下の水道、上靴のまま入ってゲンコツを喰らいまくったトイレ、つき指をした渡り廊下の窓のサッシ、掃除時間に必ず隠れていたほうき置き場・・・
歩くごとに、眠っていた小学校時代の思い出が次々に蘇ってくる。
校舎の造りも、こんなんだったなあと改めて思い出したり。


そういえばよく、この小学校の校舎内の夢を見る。
潜在的に、この空間というのは記憶に根付いているのだろう。

 


一応見学は校舎のみだったのだが、せっかくなのでグラウンドや校舎まわりも歩いてみた。
グラウンドの遊具は、ほとんど新設されていた。
しかし遊具よりも、昔は廃タイヤや廃材がグラウンドのいたるところにあったのに、それがまったくなくなっているのがさびしかった。
あれはあれで、いろんな楽しみを創作できてよかったのに。


あと中庭は完全に取り壊され、仮設校舎が建っていた。
小中一貫校がまだ建っていないので、それまでのツナギとなる校舎らしい。
中庭がないだけでやけに殺風景に感じるし、しばらく児童が通うというのにこんな殺風景な小学校はかわいそうだな、と思う。

 


まあ、何だかんだでいろんな感情が交錯した。
いろいろすぎて、うまく文章にできないな。


見学後も記名をするのだが、そのときに「申し込みしたのめっちゃ早かったですね、ぶっちぎりで1番でしたよ」と言われたのは、めちゃくちゃ恥ずかしかった。

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